本来コーヒー紅茶などをお出しし御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを勝手に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
一平が育子の携帯にメッセージを入れた時には、
まだ育子は電車に乗っている途中だったのです。
電車がホームに着くと、育子はすぐに一平に電話したのでした。
「もしもしー!一平ちゃん!?」
「今、駅に着いたのー!!?」
と育子が言ったのです。そして、
「意外と早かったねえー!?」
と一平が答えると、
「じゃあー!?すぐ行きまーす!!?」
と言って、携帯を切った育子でした。
育子はルンルン気分で、
一平の待っている駅の入り口まで行ったのです。
それからふたりはスーパーに寄り、
買い物を少ししてから、
話をしながら歩いて、一平のマンションへと帰ったのでした。
玄関を上がり振り向き、
「一平ちゃんロックしてねっ!」
と育子が言ったのです。すると一平が、
「ロックしたよ!!」
とすぐに答え、そして、
「これ冷蔵庫へ入れればいいよねえー!??」
と言って、スーパーの袋を持ち上げたのでした。
「うん!」
「ありがとう!!」
「じゃあーわたし。部屋の空気入れ替えるからあー!?」
と育子が言ったのです。
育子は台所の窓を開けたあと、
すぐに2つの部屋に行き、
それぞれの窓を開け空気を入れ替えたのでした。
そして、朝セットした風呂のタイマーを確認しに、
風呂場へと向かったのです。
風呂場から出てきた育子は、
タオルで手を拭きながら、
「一平ちゃん!?」
「お風呂沸いてるから、入れるわよー!?」
「すぐ入るー??!」
と言ったのでした。
すぐに一平が、
「育ちゃんはー!??」
と言うと、
「家計簿付けなきゃならないからあー!?」
「あとにするわー!?」
と育子は答えたのでした。
「そうかあー!?」
「じゃあー!?俺先入るよー!?」
と言うと一平は、
パソコンの部屋に着替えをしに行ったのです。
そして育子も、先に着替えをしに、
テレビの部屋へと向かったのでした。
ふたりはそれぞれ着替えを終えると、
一平は洗い物と着替えの下着を持ち風呂場へと向かい、
ジャージに着替えた育子は、台所のテーブルのイスへと向かったのです。
一平は洗い物を洗濯機に放り込むと、すぐに風呂へと入ったのでした。
育子は家計簿を付けながら、
「やっぱり!わたしのワンルームの分だけもったいないわねっ!!」
と言ったのです。
そしてしばらくして家計簿を付け終えると、それを閉じ、
すぐに引き出しにしまったのでした。
育子はイスを引き立ちあがると、風呂場へと向かったのです。
「一平ちゃん!湯かげんどおー??!」
とドアの前で言うと、
「きょうはいつもの緑のバスクリンと違うんだあー!?」
「どうしたのー?これっ??!」
と一平が言ったのです。
「これねえー!?」
「前にもらったのを持ってきておいたのー!」
「どんな感じー??!」
と育子が言うと一平が、
「うーん?」
「どんな感じって言われてもなあー?!」
と言って、一呼吸おいてから、
「いっしょに入れば、どんな感じかわかるよー!!?」
「育ちゃん!お風呂は入らないのー??!」
と言ったのでした。
育子は、
「わかったわっ!!?」
「じゃあー!?入るー!!」
と言ってから、
「一平ちゃん!まだ出ないで待っててねえー!?」
「すぐ着替え持ってくるから!?」
とうれしそうに言ったのです。
そしてすぐにテレビの部屋に着替えを取りにいった育子でした。
育子の返事を聞いた一平は、
バスタブの中で小さくガッツポーズをし、
「よっしゃあー!!」
と言ったのでした。
育子は新しい下着とパジャマを持ってくると、
それらを脱衣かごに置いたあと、ジャージを脱いだのです。
洗い物を分けると、洗濯機に入れたのでした。
それから洗剤と柔軟材と漂白剤を入れ、スイッチを押したのです。
そしてすぐに風呂場のドアの前にいったのでした。
「一平ちゃん!?」
「今から入るけどー、向こう向いててねっ!!?」
と育子が言うと、
「はーい!!」
と言ったあとすぐドアと逆方向を向き、
「今後ろ向いたから!?」
「いつでもいいよー!!?」
と、ものすごーくうれしそうな返事をした一平でした。
「この続きを読んでやってもいいよ!」
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