本来コーヒー紅茶などをお出しし御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを勝手に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
「育ちゃん!どこ行きたい?!」
「育ちゃんの好きなところへ、行こうよ!??」
と、一平が言うと、
「別に、どこって、行きたい所はないのよねー!?」
「一平ちゃんといるだけで、幸せだから!」
と、育子は言ったのです。
「俺も同じだよ!」
と、一平も言ったのです。(話が進まないじゃん!??)
「そうねえー!??じゃあヨーコ誘っていいかしら?!」
と、育子が言うと、
「もちろんいいけど!?」
「でもなあー?!俺たちカップルで、洋子さんひとりじゃあー!?」
「うーん待てよ!?」
「洋子さんって、どんな男の人がタイプかなあー??!」
と、一平が育子に言うと、
「そうねえー!?がっちりしたスポーツマンタイプかなー?!」
「たぶん!?」
「あとは、神経質でない人かなあー!??」
と、答えたのです。
「それと好きな俳優は、オダギリジョーねっ!」
「タイプだっていつも言ってるもん!!?」
と、育子が言うと、
「スポーツマンタイプで、神経質でない人、っていうのは合ってるけど!?」
「オダギリジョーかあー?!」
「そこんとこがちょっと違うけど!!?」
「洋子さんに、会社の先輩紹介したいけど、どうかなあー??!!」
と、一平が言ったのでした。
「そうねえー!?2対1より2対2のほうがいいものねえー!?」
「ヨーコには、”もしかすると、
いっしょに誘うかもしれないから”って言っておいたけど!?」
「きょう連絡とれるの?!その、会社の先輩って人!?」
と、育子が言うと、
「今から連絡してみるよ!」
「名前は、二宮泰三って言うんだ!!」
と、一平は言ったのです。
「にのみやたいぞう!?」
「昔の武士みたいな名前ね!」
と、少し笑いながら、育子が言ったのでした。
一平は、すぐにパソコンのところまで携帯を取りに行って、電話をしたのです。
「先輩!?一平でーす!」
「いい子紹介しろって言ってたでしょう!?」
「紹介しますよ!いい子!!」
と、一平が言うと、
「今さっき起きたばかりだよー!一平!?。」
「急にそんなこと言われたって、俺にだって、準備ってものがあらー!?」
と、泰三が言ったのでした。
「そんなこと言ったら、チャンス逃しますよ!!?」
と、一平が言うと、
「わかったよー!?」
「で!どこで待ち合わせするんだ??!」
と、泰三が言ったのです。
「どこで?」「あっ!??」
「ちょっと待ってください!」
と一平は言うと、急いで育子のところに走って行ったのでした。
「育ちゃん!ところでどこ行く?!どこで待ち合わせる!??」
と、一平があわてて、携帯のマイクのところを手で押さえ言うと、
「30分したら、また電話しなおすからって言って!!?」
と、平然と育子が答えたのです。
「わかった!」と、一平は言うと、携帯のマイクのところから手を離し、
「先輩!30分したら掛け直しますから!?」
「それまでに、したくしておいてください!」
「じゃあー!?」
と言うと、電話を切ったのでした。
一平は、「フー!!?」と、一息入れると、
「これでOKだ!」と、言ったのです。
「じゃあー!ヨーコに電話いれるから!?」
と、育子は言うと、携帯から電話したのでした。
「ヨーコ!わたし!?」
「きょう、ちょっと会ってもらいたい人がいるんだけど!??」
「これから出れるー??!」
と、育子が言うと、
「きょうもう掃除も洗濯もしたから、いいわよー!?」
「誰??!」
と、洋子が言ったのです。
「うーん!?一平ちゃんの会社の人!」
「オダギリジョーに似ているんだって!!?」
と、育子が言うと、
すぐ一平が、手で”違う違う”と合図を送ったのですが、
育子はそれを無視して、
「好みでしょー!?」と、言ってしまったのです。
「30分したら、また詳しいことは電話するからね!」
と言うと育子は、電話を切ったのでした。
「この続きを読んでやってもいいよ!」
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