本来コーヒー紅茶などをお出しし御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを勝手に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
一平は育子を抱きしめると、おでこにキスし、
「ただいまあー!!?」
と言ったのでした。すると、
「さっき聞いたわよー!?」
「それより一平ちゃん!?お風呂すぐ入るー!??」
と育子が言ったのでした。
「うん!」
「入るけどー!?」と言ったあと、
一平はうれしそうに、
「大きなプロジェクトが決まったんで!?」
「前祝いをしたんだよー!?」
「来週からは残業になるかもしれない!?」
と、育子に向かって言ったのでした。
「そう!?よかったわねえー!?」
「でもとにかく着替えなくちゃー!?」
と育子が少し笑いながら言うと、
「じゃあー!?着替えてきます!!?」
と一平は言うと、
パソコンの部屋へ向かったのでした。
「だいじょうぶ??!」
「ひとりで着替えれるー!??」
と育子が言うと、
志村けんの物まねで、
「だいじょうぶだあー!?」
と、一平が答えたのでした。
「やっぱり!酔っているわねえー!?」
「いつもより似てないもん!!?」
と、育子が笑いながら言ったのでした。
一平はスーツを脱ぎ洋服ダンスを開けると、
それをハンガーに掛け、
ネクタイをはずしそれを掛けると、
洋服ダンスを閉めたのです。
それからタンスの引き出しを開け、
下着とパジャマを出すと、
それを持って部屋を出ると、まっすぐ風呂場へと向かったのでした。
育子はパソコンの部屋から出てきたワイシャツと下着姿の一平を、
目で追ったのです。そして、
「いつもこんな感じでいるんだわねえー!?」
と言って、笑いながら見ていたのでした。
一平は、洗面所と脱衣所兼用のカーテンを閉めたのです。
すると育子が、
「一平ちゃん!??」
「何かお夜食、食べるー!??」
と訊(き)いたのでした。
「うーん!?」
「そうだなあー!??」
と言って、服を脱ぎながら考えた一平でしたが、
「風呂から出て、もしおなかが減っていたら!?」
「なんか作ってくれるかなあー!??」
と言ったのです。すると、
「いいわよー!?」
「もし食べたくなったら言ってねえー!?」
と、育子が答えたのでした。
一平は下着を脱ぎ終わると、
「脱いだ物、洗濯機に入れちゃうよー!?」
と言うと、
「あとはわたしがやるから!?」
「早くお風呂入ってー!!?」
と育子が言ったのです。
「了解!!?」
と一平は答えると、急いで風呂に入ったのでした。
育子は一平が風呂に入ると、
洗濯物の種類や色などを確認しながら、
洗濯機に洗濯物を入れると、
洗剤、漂白剤、柔軟剤を入れ、スイッチを押したのです。
そしてテーブルのところに戻ってくると、イスに座り、
家賃や光熱費などの計算の続きを、またやり始めたのでした。
一平は風呂から出ると、バスタオルで身体を拭き終え、
頭をドライヤーで乾かすと、灯りを消し、育子のところに来たのです。
「いいお湯だったよー!?」
「おなか空いてないから!?」
「何もいらないよー!?」
と言うと、イスに座ったのでした。
「電卓打ってるけどー!?」
「何書いてるのー!??」
と一平が言うと、
「今ねえー!?いろいろなお金の計算していたのよー!?」
「結婚式にもお金かかるしー!?」
「わたしがこっちに引っ越してくるのはいつがいいか??!」
「引越し代も高いしねえー!?」
と、難しそうな顔をして答えた育子でした。
「でも育ちゃーん!?」
「もう遅いしさあー!?」
「あしたにしたら??!」
と一平が言うと、育子はすぐに時計を見たのです。
「ごめんなさい!!?」
「もうこんな時間だわ!?」
と言うと立ち上がり、食器棚の引き出しを開け、
電卓とノートをそこに入れたのでした。
「あれっ?そこの引き出し?!」
「請求書とか領収書とか、入っていたはずだけどー!??」
と一平が言うと、
「こっちのプラスチックの引き出しに移したのー!?」
「全部分けたから!?」
「今度からこっちへ入れてねえー!?」
と育子が言ったのです。
「戸締りしたし、あと電気消せばいいから!?」
「もう遅いから寝ましょ!?」
と育子が言うと、一平はうれしそうに、
「そうしよう!そうしよう!!?」
と言って育子の手を引き台所の電気を消すと、
ベッドのあるパソコンの部屋へ向かったふたりでした。
「この続きを読んでやってもいいよ!」
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