携帯によろしく 第十章(1)

一平が気がつくと、パソコンの画面に、
ウインドウズのロゴが泳いでいたのでした。
Enterキーを押し画面を戻し、
時計を見ると、もう午前1時を過ぎていたのです。

「あー寝ちゃったのかー!??」
とつぶやくと、トイレに向った一平でした。
トイレを済ませ、パソコンの部屋に戻ってくると、
着替えを持って風呂場に向ったのです。

風呂を終え、灯りを消し終わり、パソコンの部屋に戻ってくると、
「メールでも見てめーるか!?」
などと言いながらメールを読んだのです。(誰かといっしょじゃん!!)
読み終わると、
ホームページ ちょこっとブログ小説 
のブログ小説をちょこっと読んでから、(宣伝でーす!!)
パソコンのスイッチを切ったのでした。
それからすぐ眠りについたのです。

朝、一平は携帯の目覚ましで起きたのでした。
部屋の窓を開け、
いつもどおり顔を洗い歯を磨き、
きのう、スーパーで買った惣菜と、おしんこと、
卵掛けご飯で朝食を済ませたのです。
そしていつもどおり、洗い物を済ませ、
いつもどおりに、スーツに着替えようとしたときに、
「きょうは土曜かー??!」
と言うと、すぐに携帯の画面を見たのでした。

「きょうは土曜日でーす!!」
と表示されていたのです。
”きょう小百合さんから電話が10時にあるんだったあー!??”
と、思い出したのでした。
そしてお見舞いに持っていく、
花束の用意をしていないのに気づいたのです。

一平は、 ”早稲田通りのところに、何か花屋みたいなところがあったなあー!??”
と、思い出したのでした。

だいぶ自転車にも乗っていなかったので、
一平はマンションの下まで降りていき、
駐輪場においてある自分の自転車を時間をかけ、
点検をして、きれいに磨いたのです。

いったん自分の部屋に戻ってくると、
部屋の窓を閉め、戸締りをすると、
花屋を探しに、自転車で出かけたのでした。
マンションから自転車で10分ほどで花屋に着いたのです。
お見舞い用の花束を確保すると、また今来た道を戻ったのでした。

マンションに戻ると、もう10時近くになっていたのです。
部屋に入ると、買ってきた花束を洗面台に浅く水を溜め、
そこに花束を置いたのでした。

10時になると小百合から、携帯に電話がかかってきたのです。
「もしもしー!??」
と一平が言うと、
「おはようがございます!?」
「小百合ですが・・・!?」
と言ったのでした。

一平が「おはようございます!?」
と答えると、
「一平さん!?やはり土曜日は面会時間が違っていましたわ!?」
「土曜日と休日は午後1時から面会時間になっていましたの!?」
と小百合が言ったのでした。

「一平さんのご都合のよい時間を言ってくだされば!?」
「お迎えに行きますが!??」
と小百合が言うと、
「先に、お母さまを病院のほうに送っていくんでしょう!?」
「俺は、そのあとでいいんですよー!?」
「小百合さんの都合のいい時間で!!?」
と一平が言ったのです。

「ありがとうございます!。」
「一平さんはそう言ってくれると思いましたわ!?」
「では申しわけありませんが!?」
「2時前には伺えると思うんですが!?」
と小百合が言うと、
「ではマンションに着いたら携帯に電話してください!?」
「すぐ降りていきますので!?」
と一平は言ったのでした。

「わかりましたわ、それではのちほど!?」
「これで失礼いたします!?」
と小百合が言うと、
「お世話かけます!?じゃー失礼しまーす!!?」
「きりまーす!!?」
と一平は言って電話を切ったのでした。


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