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自費出版・共同出版・企画出版本の内容紹介
  

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こちらは、個人の方の御協力を頂いて収集した戦争体験記集
及び私自身が調べ、収集した自費出版・共同出版等関連の戦争体験記の一覧です。

UP全文掲載完了いたしました。
『銃後の妻の戦中日記
著者 平岡 弥よい
 兵庫県津名郡津名町佐野(発行当時)
発行日 平成16年3月
印刷所 朝日印刷株式会社
 東京都文京区本駒込5−62−6
 TEL 03−3821−5141
ページ 175ページ
本体価格 非売品
目次
はじめに
平岡弥よい
写真集
日記本文
昭和十八年  六月  十五日 結婚
二十一才
昭和十九年  四月二十三日 主人に召集令状がくる。
二十二才
昭和十九年  五月   一日 姫路へ入隊 ・・・・
昭和十九年  六月   一日 今日より麦刈り始めで、・・・・・
昭和十九年  七月   一日 今日で主人が出征してから丸二ヶ月だ。・・・・
昭和十九年  八月   一日 いよいよ今日はひともし法要の日だ。・・・・
昭和十九年  九月   一日 いよいよ九月に入ったが、今日一日はとても暑かった。・・・・
昭和十九年  十月   一日 朝の片付けをすまし、昼食の用意もしてから下の方へ・・・。
昭和十九年 十一月 十五日 前月十月二十六日にすま店様でお世話になり・・・。
昭和十九年 十二月 十九日 志筑へ行って来たが、修繕に出して居て今日・・・。
昭和二十年  一月   元旦 決戦の年二十年度は明けた。・・・・
二十三才
昭和二十年  二月   一日 布団を乾かし洗濯をする。・・・
昭和二十年  三月   一日 みかん七、八十〆程切り取ったが、午後より・・・・。
昭和二十年  四月   一日 昨日より大阪からの疎開の荷物今日中で大分・・・・。
昭和二十年  五月   一日 龍麿さんに電報で知らしてあれば、・・・・。
昭和二十年  六月   一日 桝田の姉さんの家のミシン疎開して来て、・・・・。
昭和二十年  七月   一日 浜の畠の芋植のこしらへをする。・・・・
昭和二十年  八月   一日 いよいよ今日は灯上げ法要の日である。・・・・
昭和二十年  九月   一日 今日より学校が始まり、大勢の子供が・・・・。
昭和二十年  十月   一日 大阪の貞逸叔父さん(父の弟)が来て居り、・・・。
昭和二十年 十一月   一日 佐野八幡神社の大祭日。・・・・
昭和二十年 十二月   一日 洗濯をすまし箪笥へ入れる。・・・・
(後日追記)
昭和二十年 十二月二十九日 朝方川へ洗濯に行って居たら、・・・・。
昭和二十一年                   主人が帰って来てから、大家族二軒と私達の・・・・。
二十四才
昭和二十二年           一年後、みかん畠の中に小さい家を・・・・。
二十五才
昭和二十三年           昭和二十三年十一月二十七日、次男隆が生まれる。
昭和二十七年          
資料集
注記・方言・言い回し
本家配置図
昭和20年 年末時点での家族構成
朝日新聞掲載の夫の手記
管理人からの内容紹介
 なんということでしょう!
 ご夫婦がお互いが知らないうちに、それぞれの戦争体験(日記)をほぼ同じ時期より記していたとは!

 夫である平岡久様は、2回目の軍隊応召時から、帰国までの出来事を俳句日記という形で当時の様子を記録に残し(飢餓の比島 ミンダナオ戦記』)、そして妻である弥よい様は、ご主人の平岡久様が応召で出発したときから戦後復員した頃までをほぼ毎日、日記をつけていました。夫は妻の日記のことは知らず、妻は当時書いていた日記の事を忘れていました。それが、戦後50年たったある時タンスの奥から出てきたのです。偶然にも同時並行という形で、戦時中の記録を夫婦で残していたのです。

 これはたいへん貴重な記録になるでしょう。個々に書かれたものは、活字化されている物が在ると思いますが、夫婦が同時期の記録を残すということは、数多くは無いと思います。

 ホームページに全文掲載をしておりますので、それぞれの時期を並べて読んでいくと、戦地と内地の状況がよくわかるのではないかと思います。本当にこれは後世に残す価値ある記録(資料)です。戦争の事を知りたい方や、当時の暮らしを知りたい方にとっても、大いに参考になるはずです。ぜひ、多くの方に読んでいただきたいと思います。
この全文を読まれた感想などをメールにてお送りいただければ幸いです。私の「雑記帳」にて紹介させていただきます。
注意
1.
こちらの本は、当サイトの飢餓の比島 ミンダナオ戦記の紹介記事を以前ご覧になって著者と交流された東久留米市のF様より、メールにて、「著者の平岡様より管理人さんに書籍を謹呈する旨のご許可をいただき、なおかつ、全文をホームページ上に掲載しても良いという承諾をいただけた」とのご連絡を頂きました。そして著者の平岡様より大変貴重な書籍を、本書籍を始めとして計四冊の戦争関連書籍を早速お送りいただきました。
著者の平岡様、そしてご尽力頂いた東久留米市のF様有難うございました。

尚、本書籍以外の3冊のうち、飢餓の比島 ミンダナオ戦記はすでに全文掲載にてご紹介しております。残る2冊に関しては、後日内容紹介(全文掲載)をする予定ですので、その時、改めてご紹介いたします。

2.
管理人からの内容紹介は、文責は管理人にあります。

3.
自費出版ですので、入手は難しいと思われますが、上記の説明にもありますように、著者の平岡様よりホームページ掲載のご許可をいただきましたので、全文を掲載いたしました。こちらを御読みいただければ内容は把握できます。。但し、
著作権は平岡様に帰属いたしますので、無断引用・無断転載は一切禁止です。ご注意ください。

【なお、掲載全文は、著者の意向により全て原本通りとなっております。管理人は内容には手をくわえておりませんことをお伝えいたします。(ただし、漢字表記は一部旧字が変換できないものがありましたので、それは現代表記かひらがなにて対応させていただいております。ご了承ください。)】
【全文掲載でかなりの量となりますが、ぜひこの機会に全文をお読み頂き、戦争の実態を知ってほしいと思います。(これは全て当時の日記を活字化したものです。事実です。著者の平岡さんが当時の実際の生活を当時、日記として綴られたものです。)】

4.

本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。

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