このページは、私が調べた各社の文庫の一覧です。
基本は1999年4月時点の情報で調べたのですが(その後何回か追加しております。)、抜けているものや、間違えているものもあるかもしれません。もしお気づきの点がございましたら、遠慮なくご連絡ください。
文庫本に関しては、リストのもの全てを私が読んでいるわけではなく、また全ての内容がチェックされているわけではありません。
あくまでも戦争に関連する内容で掲載しております。ここは、戦争体験記だけではなく、幅広く大平洋戦争関連のコーナーとして、文庫本(新書版も含む)を紹介しております。当然、文芸作品としての扱いで、小説・フィクションも掲載しております。
私は、手軽に読める(機能面・価格面など)文庫本で、まず戦争の実態や歴史背景等などをさまざまな作家や著者のものを読むことで知っていただくことが大事だと思います。
そして次に実際の体験記(自費出版の館にて紹介の物など)を読んでいただくことが、悲惨な戦争を知る上で必要なのではないかと思います。まずはぜひ、フィクション・ノンフィクションにかかわらず多くの戦争関連の文庫本を読み込んでください。
但し、架空の戦記や仮想の戦記、パロディのものは私の趣旨と違うと思いますので除いたつもりです。それ以外にも当コーナーの主旨に不適当なものも含まれている可能性もございますがご了承ください。もし、これは違うのではないかというものがございましたら、ご連絡いただけると助かります。
なお、太平洋戦争だけではなく、日中戦争や、終戦後のものも一部含まれています。ただし、世界全体の第2次大戦としてのものは、リストにほとんど入っていません。これは私の個人的な考えで、日本に関したものだけを紹介しようとするものですから、ほかに意味はありません。
私の考え
(戦争に対する私の考え方です。読むのが面倒くさいと言う方は、どうぞとばしてください。)
私はいわゆる戦後生まれですが、中学の頃からなぜか戦争物(本、マンガ、TVドラマ等)が好きでした。今思うに、昔TVでやっていたコンバットが大好きで、その影響から当時はかっこいいということで、見ていたと思います。社会人になってからも、そのかっこいいという考えはしばらく持ちつづけていたと思います。
そんな私が、いつの頃からか会社への通勤電車の中で読書をするようになったのです。最初は、幕末時代の本でした。坂本龍馬から新選組、勤皇と佐幕などとにかく幕末と名のつく文庫を書店で探し、買って読みました。それがどのくらい続いたのでしょうか?約300冊くらい読んだと思います。
ある日、書店で何気なく本を見ていたら、そこに特攻隊の本だったと思いますが(どの本だったか今ある本を見ても思いだせません)戦争の本がありました。そしてそれに興味を引かれ、買い求めて読み始めました。そしてその本に感動し、それから特攻隊から始まり、日中戦争、太平洋戦争に関した本を次々と読破していきました。その頃の私は、もう戦争をかっこいいなどと考える事はなくなっていました。その後も本を読みつづけ、今も前ほどではありませんが書店へ行くと必ず戦争と幕末の本に目を通します。
私は戦争否定派です。昔の特攻隊を神様のようにあがめ、特攻隊員たちの本当の姿、考えを知らずにやたらにかっこいいと言う人や、戦争を肯定する一部の人間がいることは、私は残念でなりません。特に今の多くの若い人たちが、半世紀以上前の戦争の事をほとんど知らないというのは、どういうことでしょうか?
戦争はどんな理由があっても、絶対にやってはいけないと思います。悲惨な戦争は、過去の歴史だけで良いです。そしてその過去の歴史を、次の世代に伝えていくのが今の私達の使命だと思います。そのためにも色々な本を読んでほしいと思います。それに少しでも私の情報がお役に立てれば良いと思います。
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