医療事故調査制度を担っている医療安全調査機構で、センター調査の経過報告や遺族からの質問を取りまとめてくださった担当の方です。

お目にかかったことはなく、電話で直接お話するだけの関係でしたが、私の気持ちをきちんと受け止め穏やかにしてくれる方のひとりでした。彼女がいたからセンター調査を信じることができたと思います。

当初は、第三者機関とは言え、「厚生労働省側＝当該病院側」の人と思い身構えておりました。

でも、私共に起こった出来事を細部まで熟知しており、疑問点があれば的確に、そして丁寧に教えてくれました。それは決して厚生労働省側の対応ではなく、第三者としての立ち位置で、遺族の目線で語りかけてくれました。

彼女の経歴は全くわかりませんが、きっと聡明で、この任務を担うにあたってかなりの尽力を重ねてきた方なのだろうと思います。

彼女から、調査終了時に頂いた言葉が忘れられません。

「どうかお元気でお過ごしください。」

主人の分まで頑張って生きなければ、と思いました。

直接お礼が言えなかったので、この場でお礼を言いたいと思います。

ありがとうございました。