本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
一平はまた髪を整えると、
「戸締りをしなきゃなあー!??」
と言って、テレビの部屋に行き、ベランダの窓をロックしたのでした。
「ほかは閉めてあるから!?」
「これでよーしとー!?」
「あとは電話待ちかー?!」
と一平は言うと、パソコンの部屋に行ったのでした。
ベッドに腰掛けると、
”そうかー!?”
”花束だけじゃなく、何かおみやげでも持っていかなきゃあー!?”
”やっぱりだめかなー!??”
”いつもあとから思いつくんだよなー??!”
”だから気が利かないっていつも先輩に言われるんだよなー??!”
そう一平が考えていると、
ポケットの携帯がブルブルしたのでした。
「もしもしー!?」
と一平が言うと、
「小百合ですけど!?今着きました!!?」
「そちらのお部屋に伺ってもよろしいですか?!」
と小百合が言ったのです。
「えっ!?えー!??」
「もちろん、よろしいですけど!!?」
と一平は答えたのです。するとすぐに、
「車はこの間入れた駐車場に入れておけば、よろしいのでしょうか?」
と小百合が言うと、
「空いていましたかー!?」
「だったらそこに入れてください!!?」
「じゃあー!待っていますから!?」
と言った一平でした。
「空気入れ替えよー!??」
と一平は言うと、台所のところの窓を開けたのでした。
テーブルの上を台ぶきんで拭くと、
「コーヒーは失敗したから、ジュースならいいかー!??」
と言い、冷蔵庫を開けたのでした。
ジュースがあったので、
「そういえばきのう買ったんだ!!?」
「よーし!!」と、つい言ってしまった一平でした。
それからすぐにパソコンの部屋を覗いて、
「散らかってないな!?」
と言って、次にテレビの部屋に行き、
「下着干してあるけどいいかあー!??」
と言って、部屋のドアを閉めたのでした。
「そうだー!?トイレ、トイレ!??」
と言って、トイレのドアを開けたのです。
「これでいいと思うけど!?」
「便座のところだけ、拭いとくかあー!??」
そう言うと一平は、
棚ににおいてあるプラスチックのケースから、
便座クリーナーの紙を取り出し、拭いたのでした。
拭き終わると一平は、
ポイと便器に放り込み、流したのです。
それから洗面所の水が飛び散っているところを拭き、
鏡も拭き終わると、
「風呂場は関係ないかー!?入るわけじゃあーないからなあー??!」
と言うと、自分で笑ってしまった一平でした。
すると、「ピンポーン!!」
とチャイムの音がしたのです。
「はーい!!今いきまーす!!?」
と言うと玄関に行った一平でしたが、
”あれ?靴を用意してなかったあー!??”
とスニーカーを見てそう思った一平でした。
一平はうれしそうにドアを開けると、
「いらっしゃーい!!?」
と言ったのです。
「すいません、一平さん!?」
「急にお寄りして!!?」
と言ってお辞儀をした小百合でした。
「いいえ、とんでもない!?」
「とにかく上がってください!?。これ履いて!!?」
と一平が言い、スリッパを出したのです。
「失礼いたします!。」
と小百合は言って、靴を脱ぎスリッパに履き替えると、
一平は、
「ここに座ってください!?」
と言ってテーブルのイスを引き出したのでした。
一平は向かい側のイスを引き出し座ったのでした。
「ありがとうございます!。」
「バッグをこちらのイスに置いてもよろしいでしょうか?!」
と小百合が言うと、
「もちろんいいですよ!?遠慮しないで置いてください!!?」
と一平は言ったのです。すると、
「ありがとうございます!?」
と小百合は答え、バッグを隣のイスの上に置いたのでした。
「飲み物が、オレンジジュースしかないんですけど!!?」
「それでいいですか?」
と一平が笑ってごまかしながら言うと、
「はい!!?」
とうれしそうに言った小百合でした。
一平は食器棚からコップを2個取り出し、テーブルの上に置くと、
冷蔵庫を開け、ジュースの瓶を取り出しキャップを開けると、
コップにオレンジジュースを注いだのです。
注ぎ終わるとキャップを閉め、ジュースの瓶を冷蔵庫に戻したのでした。