本来コーヒー紅茶などをお出しして、御もてなししなければいけませんが、
インターネットの都合上それができません。
ご自分で好きなものを適当に用意していただき、
キーボードなどの上にこぼさぬよう注意して、
ときどき飲みながらでもお読みくださいませ。 m(_ _)m
育子はすぐに、冷凍室で冷やしておいたジョッキを取り出すと、
一平の席のテーブルの上に、置いたのです。
「一平ちゃーん!?ビール飲むんでしょ!??」
「缶ビールそれとも、ビンビール?!」
と言うと、
「じゃあー!きょう暑かったし!!?」
「ビンビール飲もうかなあー?!」
と、一平は言ったのでした。
育子は冷蔵庫からビンビールを取り出し、
椅子に座って待っていると、
一平はさっぱりした顔で、テーブルの席についたのです。
一平は、ジョッキにビールを注がれると、
「育ちゃん!ジョッキ冷やしていてくれたんだあー!?」
と、うれしそうに言ったのでした。
「うん!それのほうがおいしいでしょ!?」
「じゃあー乾杯する!??」
と、育子は言うと、ウーロン茶の入った、コップを持ったのです。
「じゃあー!先輩と洋子さんが幸せになれますように?!!」
と言ってジョッキを、育子のほうに差し出すと、
「うーん?!それだけ!??」
と育子が言ったので、
「俺と育ちゃんの幸せを祈って!!」
と言ったのです。
すると育子はニコッと笑うと、コップを差し出し、乾杯したのでした。
「一平ちゃん!あと、お豆腐もあるけど!??」
「”やっこ”で食べるー??!」
と言うと、
「ナスのしょうが焼きがあれば、つまみは十分だよ!?」
「あと、鼻でもつまめば、つまみは十二分だよー!?」
と、一平がうれしそうに言ったのです。
「そうなのー!??じゃあー!」
と、育子は言うと、一平の鼻を軽く、つまんだのでした。
「冗談だよー!?」と、一平が言ったのでしたが、
鼻をつままれていたので、鼻声だったのです。
「おもしろいー!!?」
「もっとなんかしゃべってみてよー!??」
と、育子に言われたのでした。
「これは冗談です!」「これはジョークです!」
と一平は、しゃべったのです。
「まあー、このぐらいでやめてやるかなあー??!」
と、育子はうれしそうに言うと、
一平の鼻をつまんでる指を、離したのでした。
一平は、「俺は、”おもちゃ”じゃないんだぞー!!?」
と、笑いながら言ったのです。
「そお?!おもちゃかと思ったわ?!!」
と、育子が言うと、一平は立ち上がり、テーブルを回って、
育子の席に行き、抱きしめると、
めちゃんこ強烈なキスを、したのでした。(よくわかんないー!!??)
育子は手をパタパタさせ、目をパチパチさせると、
一平は唇を離したのでした。
「いっぺいちゃん!息できなくて、死んじゃうじゃん!!?」
と、育子が言ったのです。
「鼻で、息吸えばいいのにー!!」
と、一平が言うと、
「あっ!そうかあー!?」
「鼻で息吸うの、忘れてた!!?」
「だってー!?一平ちゃんがいきなり、キスしてくるんだもん!!?」
「びっくりしちゃったー!?」
と、育子はうれしそうに言ったのでした。
「これであいこだよー!?」
と、ニコニコして一平は、席に戻り、言ったのです。
「そうだね!、あいこだね!!?」
と育子は言うと、ウーロン茶を一口飲み、
ご飯を食べ始めたのです。
一平もうまそうに、ビールを飲み干したのでした。
すぐに育子は、ビールを注いだのです。
「ありがとう!」と一平は言うと、
焼きナスをつまみにして、ビールを飲んだのでした。
ふたりは、洋子と泰三のことを話しながら、
夕飯を済ませたのでした。
「育ちゃん!あと片付けは、俺がするから!?」
「風呂、入っちゃえよー!?」
と、一平が言ったのです。
「でも悪いわ?!」
と育子が言うと、
「片づけが終わってからじゃあー!効率悪いだろー!?」
「いいからとにかく、風呂入いんなよー!!?」
と、一平は言うと、テーブルを片付け始めたのでした。
「ありがとう!」
「じゃあー、お言葉に甘えて!!?」
と、育子は言うと、テレビの部屋に着替えを取りに行き、
着替えるところのカーテンを閉めると、
「一平ちゃん!洗濯物洗っていいのね?!」
と言うと、一平が、
「うん!洗ってくれるー??!」
と、言ったのです。
育子は、洗濯機に一平の洗い物と自分の洗い物を入れ、
洗剤と柔軟剤を入れると、洗濯機を回し、それから風呂に入ったのでした。