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 戦争体験記 内容紹介

こちらは、地方公共団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。

『ノーモア戦争 平和シンポジウムに寄せて』
表紙写真発行      犬山市役所総務部企画課
発行年     1995年
全32頁     非売品
参考文献    「楽田小学校110年誌」(楽田小学校)
          「犬山高等学校七〇年の歩み」
           (犬山高等学校)
          「楽田村誌」(旧楽田村)
          「郷土史閑話」(日比野正治氏)
          「犬山市民 戦争と平和」(東海出版社)
目次
はじめに 犬山市長 石田芳弘
犬山と戦争のかかわり
戦争体験者の証言
 筆舌に尽くせぬ原爆の怖さ 安藤三枝さん(広島で被爆)
 写真でも表せぬ悲惨な光景 水野豊美さん(広島で被爆)
 死ぬまで忘れぬ地獄絵 小嶋定男さん(広島で被爆)
 目そむけたい死傷者のうめき 殿原好枝さん(長崎で被爆)
 今も不可解な発熱 毛利幸一さん(長崎で被爆)
 ピカッ!ゴーとものすごい風  杉戸縫子さん(長崎で被爆)
 九死に一生の特攻隊員 板津忠正さん(特攻隊員)
 怖かった機銃掃射
小松久夫さ(当時楽田小四年)
小島成元さん(当時北小六年)
 子どもから楽しみ奪った戦争 杉本信さん(当時楽田小六年)
 「学徒退避!」勇気ある決断 日比野信子さん(当時犬山高女生徒)
 イナゴ取って食料の足しに 今枝豊さん(当時楽田小六年)
平成6年度広島派遣学習体験者の感想文
 平和、ぼくたちが守る 東部中生徒会長(当時)宮島由典さん
 戦争の恐ろしさ伝えよう 東部中生徒副会長(当時)小川知子さん
犬山市の平和事業
 まとめ
私の読後感想
 広島、長崎で被爆された方の手記を読みますと、いかに原爆が悲惨な兵器かがよくわかります。体験者の方たちは皆さん、当時の現場は生地獄だったと書かれています。助けを求める声にもどうすることもできなかったそうです。体験を記した方の一人水野さんはこう述べています。「皆さんも広島の原爆資料館を見られたことがあると思いますが、あれは写真、生きている生の人の姿は悲惨そのものです。」  それほど悲惨だったのです。私も本でしか見たことがありませんので、それ以上の光景はチョット想像できません。
 短い文の中で全てを述べることはできなかったのではないでしょうか?逆にそれ以上書けなかったのかもしれません。あんな悲惨なことを思い出すのはつらいことだと思います。でも体験記を記したことは永遠に真実の戦争を伝えることになると思います。

 またこの冊子には、当時小学生だった方の体験記も載っています。彼らが経験した米軍の飛行機からの機銃掃射が特に怖かったそうです。子ども達も戦っていたのです。本当なら楽しい小学校生活を送れたはずなのに、戦争のために全てを奪われたのです。今では考えられないことです。小学生だった方たちも今は、60歳を越えられています。それだけ年月が立ってしまいました。貴重な記録です。みなさん心して読みましょう。

愛知県犬山市では昭和60年に「平和都市宣言」(別記)をし、毎年8月を平和月間と定め、平和事業に取り組んでいます。
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 平和都市宣言
 戦争のない世界、原水爆のない世界は全人類の悲願である。
 しかし現実は、世界の各地で武力紛争がたえまなく続き、また、多くの核兵器が蓄えられるなど依然として人類の生存は脅かされている。
 ここに、平和を希求する犬山市は、核被爆国としての認識のもとに、世界の人びとと手を携え、人類の平和を願い、非戦・核兵器廃絶のため全力を尽くすことを誓い「平和都市宣言」を宣言する。
 昭和60年9月吉日
                                  犬山市
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*注意
1.
こちらは、
愛知県犬山市の御協力により寄贈頂いたものの紹介です。
  愛知県犬山市役所企画課女性・平和施策担当
  〒484−8501
  愛知県犬山市大字犬山字東畑36
  TEL 0568−61−1800

2.
私の読後感想の文は、当HP管理人の私個人が記したものです。
  文責は、管理人の私にあります。
  
3.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
通常の出版では無く、関係者に配布する目的で発行されていますのでお求めは難しいと思います。どうしても読んでみたい方は、各地方公共団体の該当係にお問い合わせしてみてください。残部があればわけてもらえるかもしれません。

4.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。


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