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2018年12月   歩き方の変化に用心・間欠性跛行


11月10日(土)友納講師のかぎや健康講座

『歩き方の変化に用心をしましょう。
        間欠性跛行のきざしかも?
』より



間欠性跛行(かんけつせいはこう)とは


ある程度の距離を歩くと脚のしびれや痛みが強くなって歩けなくなり、しばらく休むとしびれや痛みが軽減し、 再び歩けるようになる症状のこと。
この特徴的な症状が現れる疾患には、

  ・腰部脊柱管狭窄

  ・末梢動脈疾患  があります。




腰部脊柱管狭窄 → 神経性 → 整形外科受診


日本では、40歳以上の腰部脊柱管狭窄の患者数は、約365万人と推定され(日本整形外科学会雑誌2012年) 年齢が上がるとともに患者数は増えていくといわれています。


<原因>背骨には、神経の束が通る、脊柱管と呼ばれるトンネルのような空洞があります。
この脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されることで、しびれや痛みなどの症状が起こる病気です。

<特徴>立って休んでいても痛みやしびれは、あまりとれない。
ベンチに腰かけたりしゃがみこんだりと腰が前かがみの状態で休むことが多い。
腰が前かがみになるせいで自転車には乗れる。
疼痛は両側性で、お尻の周りから下肢全体。



末梢動脈疾患 → 血管性 → 循環器内科や血管外科受診


腰部脊柱管狭窄と同様に、加齢とともに患者数が増えるといわれています。

<原因>下肢の血管の動脈硬化が進行して、血管の内腔が狭くなったり、詰まったりする病気です。
<特徴>休む時の姿勢には関係なく、歩くのをやめれば症状はよくなる。 疼痛は比較的片側で、疼痛部位は、ふくらはぎで冷感を伴う事が多い。
<なりやすい人>・喫煙している人
        ・糖尿病のある人
        ・高血圧のある人
        ・脂質異常症のある人   など

下肢に動脈硬化がある場合は、全身で動脈硬化が進んでいることが多いため、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞などの命に関わる病気も起りやすいのです。


ぜひご自分の歩き方の変化に注意してくださいね!


放置していると、 腰部脊柱管狭窄は、寝たきりに
         末梢動脈疾患は、全身の動脈硬化に
つながることがあるからです。(参考:NHKテキストきょうの健康2017・7月号)

 
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