株式会社 法地学研究所

 

 
 
 


 


 
2008/04/22 表富士5合目から富士山をみる。


 
 

2008/04/22 表富士5合目レストハウスの状況



2007年2月14日に発生した東斜面の雪崩跡。黒い地肌のでた部分が流出跡。


2007年3月25日に発生した表富士5合目の雪崩跡。つずらおりの表富士登山道を3つの雪崩が串刺しした。


4月10日表富士5.5合目の 積雪断面。3回のスラッシュのイベントの記録がある。

富士山スラッシュ雪崩 2007年

表富士5合目3月25日のスラッシュ雪崩
による5合目レストハウスの被災状況

写真中央上部に見える逆Y字形の谷状凹地に雪が吹き溜まり、表層雪崩の発生源となっている(1976,1988,2007)。スラッシュ雪崩は積雪深の小さい尾根状地から発生することが多い。2種の雪崩がレストハウス(中央右の建物)と県警登山指導所を直撃し、上部施設をなぎ払った。2007.4.4撮影

この件については諸橋 良、安間 荘、花岡正明 「平成19年3月25日富士山スカイラインを襲ったスラッシュ雪崩」砂防学会誌Vol.60, No.2, p45-50,2007 および上石 勲ほか、「2007年2月-4月に発生した雪崩事故状況調査報告」日本雪氷学会誌Vol.69,No.2,p.507-512を御覧ください。








 

冬の弓沢川の流況(国道139号源道寺橋より下流をみる)。9月6-7日台風直後の写真(下)と比較して15センチメートル程度の差しかない。

2007年9月7日17.00時の弓沢川の状況。国道139号弓沢川橋より下流をみる 2007年9月7日17.00時の弓沢川の状況。国道139号弓沢川橋より下流をみる。台風による最高水位はこの時点の水位より30センチメートル程の高さにしか上がっていない(側壁にやや白くなった部分)。

2007年9月6-7日の台風の際の弓沢川出水と弓沢川源頭部大渕観測所の降雨量データ

この台風による総雨量は602mm,時間最大雨量は42mmに達した。凍結層が消える秋の流出率が極めて低いことが判る。
この台風による総雨量は602mm,時間最大雨量は42mmに達した。凍結層が消える秋の流出率が極めて低いことが判る。   (静岡県siposデータによる)




現地視察時の写真

北富士小御岳流し下部斜面のフォークツリー。過去の雪崩被害の傷跡
北富士小御岳流し下部斜面のフォークツリー。過去の雪崩被害の傷跡。
雪崩の動圧力によって倒伏したダケカンバの再生。小御岳ー奥庭遊歩道
雪崩の動圧力によって倒伏したダケカンバの再生。小御岳ー奥庭遊歩道。

2007 富士山スラッシュ雪崩に関するフォーラム報告

日 時  2007.10.11(木)-12(金) 参加者 45名

場 所  山梨県河口湖町大石 
     国立極地研究所大石研修施設。 現地視察:スバルライン、太郎坊、表富士5合目 

コンビナー 佐藤篤司(防災科研雪氷防災研究センター長) 
        安間 荘(法地学研究所代表)

問い合わせ先  雪氷防災研究センター
           上石 勲 e-mail: kamiisi@bosai.go.jp

プログラム

   

 

 



  会社概要  
  社名     株式会社 法地学研究所
代表者    代表取締役  安間 荘
本社所在地  郵便番号 416−0945
       静岡県富士市宮島574−6
電話     0545−62−0611

資本金    300万円
設立日    2006年6月1日