株式会社 法地学研究所


写真2 宝永第一火口西側上部 火口壁上部が崩れて下部に崖錐斜面を作っている。


写真3 第一火口東側上部 NW-SE方向の垂直の岩脈(火道)が何枚か見られる。

富士山
宝永噴火300年。
そして今

写真 1  江戸時代中期宝永4年11月23日(西暦1707年12月16日)、富士山南東斜面に新たな裂罅状の火口が開き、大規模な噴火が始まった。噴火は1708年1月1日まで約半月間続いた。


写真4 宝永山と宝永第一火口底 火口底は崖錐堆積物で埋められつつある。


写真5 宝永第二火口(手前)と第三 火口(先方) 火口底にスラッシュフロー堆積物がある。


JR新富士駅付近より富士山と宝永山(右) 宝永第一火口が大きな窪みとしてみられる。
        2007.11.22

 

 
 

富士火山

 2007年3月 山梨県環境科学研究所から 「富士火山」 A-4版490頁 富士火山編集委員会編が発刊されました。
  この中に安間 荘の書いた論文(富士山で発生するラハールとスラッシュラハール)p285−301.が載せられています。

ラハールとはインドネシア語源で豪雨に伴う火山泥流、火山土石流のことです。富士山では地盤が凍結している冬から春に大雨が降ると、雪、水、土砂の混じった特殊な泥流、スラッシュ(雪融)ラハールがしばしば発生します。富士山麓では古くから雪代と呼ばれ恐れられてきました。

本書は入手が困難ですが、本書の内容を知りたい方は、山梨県環境科学研究所ホームページwww.yies.pref.yamanashi.jp/からダウンロードすることができます。

 



  会社概要  
  社名     株式会社 法地学研究所
代表者    代表取締役  安間 荘
本社所在地  郵便番号 416−0945
       静岡県富士市宮島574−6
電話     0545−62−0611

資本金    300万円
設立日    2006年6月1日