株式会社 法地学研究所

ようこそ 法地学研究所のホームページへ
 
Wellcome to Artemis Institute (※1) of Forensic Geology and Geoenvironment Home Page
写真5.   富士山南麓、裾野市十里木にある「頼朝の井戸」。
建久4(1193)年5月、源頼朝は富士山麓で大規模な軍事演習、巻き狩りをおこなった。表流水の少ない富士山中腹で大軍の飲料水を確保することは、最重要課題であった。古言に「水を飲むときは、井戸を掘った人の労苦を思え」とあります。
写真6.   富士山麓における産業廃棄物の埋め立て処分。
1950年以後、富士山麓は半世紀以上のわたって産業廃棄物処分の場として利用されてきた。長期的な土壌汚染、地下水汚染が懸念されている。今も不法投棄があとを絶たない。

     (株)法地学研究所の使命
  The Mission of Artemis Institute of Forensic Geology and Geoenvironment

 (株)法地学研究所の使命は、端的に言えばラテン語のAmicus curiae terrae―法廷における地学についての助言者―です。検事、弁護士、判事の法曹3者を法廷におけるメイン・プレイヤーとするならば、法地学者は、地質、地盤、地球環境問題などの法廷論議の場の土俵作りと地均し、アンダーグラウンド・サポーターです。

 近い将来、民事法関係の裁判事案において法地学的知見を必要とする事態が頻発することが予想されます。具体的には宅造地地盤の不同沈下による建物の変形障害、豪雨や地震による人工のり面のすべりや擁壁の崩壊で発生する人的物的損害、有害物質の埋め立て造成や不注意による危険物質の漏出によって起きる広域土壌汚染などです。

 現実の裁判の場においては、地質、地盤、地下水に関する専門知識を有するものは、事業主、企業主、施工主たる国家、地方自治体、大企業に偏っており、個々の瑕疵による被害事例として一般市民、消費者、ユーザーの身に降りかかってきた場合、被害者(またはその代理人である弁護士)に専門的立場から適切な助言をできる人はほとんどおりません。明らかに不適切な地質、地盤の取り扱い(計画、設計、施工、管理、運用などでの)に起因する住宅の被害、災害も多々見られます。このような場合弁護士をサポートし、被害者に正当な補償をえられるよう専門的知識を提供するのも私達の重要な使命の一つです。

 地質、地盤現象は、人の目に付かない地下で起きている変動変化が時間経過とともに蓄積され、拡大し、顕在化するものです。 その原因と結果を解明することは容易でありません。それだけに法地学の援用は欠かせません。

 


  会社概要  
  社名     株式会社 法地学研究所
代表者    代表取締役  安間 荘
本社所在地  郵便番号 416−0945
       静岡県富士市宮島574−6
電話     0545−62−0611

資本金    300万円
設立日    2006年6月1日