株式会社 法地学研究所

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写真3.   1995年1月の阪神大震災による鉄道施設の被害。
震度7の地震動により路体盛土が沈下・すべり・崩壊し、車両の脱線事故が発生した。
写真4.   2004年10月の中越地震による中山間地斜面の地すべり・崩壊。
震度6−7の地震動により道路・鉄道・水道・電力などのインフラストラクチャーが寸断され、旧山古志村では一時的な集団移転を余儀なくされた。

代表者 安間 荘の経歴及び業務経歴

1936年 静岡県浜松市生まれ
1959年 北海道大学理学部地質鉱物学科卒業
1959−1965年 (財)深田地質研究所
1966−1972年 (株)基礎工学研究所
1972−2005年 (株)建設基礎調査設計事務所
2006年―   (株)法地学研究所

取得資格    工学博士
        技術士(応用理学部門・地質)
        技術士(林業部門・森林土木)

主たる業績
  1.富山県庄川扇状地における地下水の動態調査と地下水管理計画
  2.地震時に起きる大規模崩壊の危険箇所の予測と防災対策の研究
  3.富士山における雪代土石流の発生原因の解明と火山防災対策
  4.地震時における地盤の液状化と山地斜面の崩壊土砂の流動化の研究
  5.傾斜地に造成された宅地地盤の沈下・不同沈下と
   建築物の変形障害−原因、評価、対策―

法地学についての経験
昭和30年代後半、故立岩 巌東大名誉教授のお供で、当時東伊豆で建設中の鉄道のトンネル掘削にともなう温泉及び湧水の枯渇の係争問題で現地調査をおこなったのが最初でした。その後も立岩先生のお供で北九州炭田地帯の石炭掘削に伴う広域地盤沈下と公共施設や民間建築物の被害の調査と因果プロセス解明に従事しました。約20年後に石炭のボタ(廃石)を埋め立て材とした宅造地でコンクリート基礎が劣化崩落し、多数の建物が損壊した事故もみることになりました。近年では、区画整理事業と地震時の液状化危険度の問題で裁判所の参考人として意見陳述をしております。このほかに宅造地の地盤傾斜に伴う住宅の損壊、上下水道の機能障害,擁壁の破損などについての係争問題で、原告および原告側弁護士へのアドバイザーをしました。


 私人としての安間 荘(号守株公、※2)の横顔ー登山・探検―

1963年 ネパール・ヒマラヤのチャムラン峰(標高7320m)の初登頂者
1965−66年 南米パタゴニア・アンデス山脈の登山と探検、学術調査副隊長
1970年 日本エベレストスキー探検隊(三浦雄一郎隊長)の副隊長
1971年 北極地域学術調査隊の隊員
1982−83年 北大ダウラギリ1峰登山隊の隊長として、ダウラギリ1峰(標高8167m)の厳冬期初登頂に成功

※1) Artemis(アルテミス)  ギリシャ神話の森と森に棲むすべての野生生物の守護神。太陽神アポロンと双子の兄妹で月の女神。ローマ神話ではダイアナ。
※2) 号「守株公・しゅしゅこう」は、中国の故事「 株を守って兎を待つ」から。望みの少ないことを待ち続ける間抜けな男の譬。北原白秋作詞、山田耕筰作曲の「待ちぼうけ」の歌で知られている。公は猿(エテ)公と同じで奴、羽が生え遊行すると翁となる。

 



  会社概要  
  社名     株式会社 法地学研究所
代表者    代表取締役  安間 荘
本社所在地  郵便番号 416−0945
       静岡県富士市宮島574−6
電話     0545−62−0611

資本金    300万円
設立日    2006年6月1日