2015年12月 ストレスと生活習慣病のかかわり
10月24日(土)・かぎや薬局2階にて、友納正毅講師の
『ストレスと生活習慣病のかかわり』について
健康講座を開催しましたので、その内容をまとめてみました。
最初に吉澤が、寒くなってくるとご相談がふえる血圧に関連する食塩についてお話させていただきました。
日本一の長寿県・長野県須坂市でおこなわれているシオシオクイズを実際にやっていただき、 その後答え合わせ、そして減塩のコツについてです。
日本人は、食塩の取り過ぎといわれています。
目標値は、一日当たり
<男性>8g未満、<女子>7g未満
そして、高血圧の予防・治療には、1日6g未満が望ましいです。
皆様も食塩摂取量見直してみてくださいね。
また、減塩についての資料『見てみた~い!』という方は、吉澤に声をかけてくださいね。
さて、友納講師の『ストレスと生活習慣病のかかわり』について、
<図1>を参照してください。
そして、近年肺炎が死因順位で、脳血管疾患を抜いて第3位になってきています。
それは、どうしてでしょうか?
・ | 肺炎球菌などの原因細菌が強くなって、薬が効かなくなってきた。 | |
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・ | 免疫力が低下している。 など考えられます。 |
加齢とともに、免疫力は落ちてきますが、友納講師は、『免疫の低下には、ストレスが影響している』 と、おっしゃっています。
それは、ストレスがあって落ち込んでいる時の免疫の力を1とすると、 ストレスがなく元気な時の免疫の力は、何倍になると思いますか? なんと21倍になるそうです。
私たちのこころの状態が、いかに、身体に影響を与えているかがわかりますね。(図2参照)
友納講師は、『気を病んではいけませんよ! こころの養生をしていきましょう』 と講演を締めくくられました。