2015年 9月 『健忘症』
今月は、最近多い『健忘症』思い悩んでいませんか?
健忘症についてまとめてみました。皆様ご参考にして下さい。
□ | 人の話を理解できない。 |
□ | 言われたままの仕事しかできない。 |
□ | 人と会話するときについ考え込んで間が空いてしまう。 |
□ | 物忘れがひどい。 |
□ | 頭がぼっ~とすることが多い。 |
□ | 平成や西暦、月日をいつも忘れてしまう。 |
□ | いつも人の事を気にして不安になってしまう。 |
□ | ひとつ気になるとずっと気にしてしまう。 |
□ | 睡眠時間が十分に取れていない。 |
□ | 趣味や自分の楽しみを持っていない。 など |
★気になることがありましたら当店へお問い合わせください。
かぎや薬局 電話:0544-26-2363
健忘症とは
健忘症とは、一時的な記憶障害。 つまり「もの忘れ」のことです。
年を取ると誰でも物忘れが増えてきますが、度重なると、周囲に迷惑をかけることもあるので、何とかしたいですね。
また最近は若くても、ストレスや疲れなどにより「もの忘れ」に悩む人が増えていると言われています。
ただ、健忘による「もの忘れ」と認知症による「もの忘れ」違いますので、ご注意ください。次の「もの忘れ」の違いを見てください。
漢方では、健忘症は脳に栄養と酸素を運ぶ 『血』と、身体のエネルギーとなる 『気』が不足することで起こると考えています。
もの忘れの違い。加齢は、健忘症と読んでください。
健忘症の種類は?
①気血が不足する心脾両虚タイプ
五臓の『心』は血を全体に送り 『脾(胃腸)』 は食事の栄養から気血を生み出す働きをしています。 そのため、心と脾の働きが低下すると脳に十分な気血が行きわたらず、「もの忘れ」が起こりやすくなります。
②ストレスが多い肝うつタイプ
③血行不良の瘀血タイプ
④腎虚タイプ-更年期以降は注意
など、健忘症対策は、4つのタイプがあります。
生活習慣の見直しなど日々の養生で身体をケアしながら、 あなたに合った漢方で脳の働きを健やかに保ちましょう。
次回は、健忘症対策の詳しい内容をお話します。
(参考資料:チャイナビューNo.196より)