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2011年10月  カルシウムはこんなに必要です!

【 成 人 】1日必要量・・・・・・600mg
欠乏と関係する事:神経のイライラ、太陽光線不足、慢性胃腸炎、
便秘症、油料理過多、更年期障害など

【 老 人 】1日必要量・・・・・・1000mg(胃腸からの吸収が加齢で激減)
    欠乏と関係する事:関節痛・不眠症・血圧の異常など

【 新生児 】1日必要量・・・・400mg
(生後、1年間に骨・歯・脳などに40,000mg必要)

【 幼 児 】1日必要量・・・・・・600mg(体の基本が出来あがる大切な時期)
(1~9歳) 欠乏と関係する事:ジュース、お菓子の食べ過ぎ、アトピー、
アレルギーなど

【 子 供 】1日必要量・・・・・・700mg
(9~14歳) 欠乏と関係する事:食べ物の好き嫌い、受験勉強、鼻炎、
骨折、ぜんそくなど

【 妊 婦 】1日必要量・・・・・・1,000mg(胎児には誕生までに25,000mg必要)
欠乏と関係する事:妊娠後期の偏食、神経の不安定など

【 授乳婦 】1日必要量・・・・1000mg
(乳汁1日量850mℓ中に215mg放出されます)


上記がカルシウム必要量ですが、皆様、毎日摂れていますか? カルシウム1日必要量600mgを食材にすると、

牛乳 ・600mg, 小松菜 ・2杷と半分
大根の葉・300g, にしん ・6匹
いわしの煮干 ・110匹, 木綿豆腐・2丁弱

これに吸収率を加味すると、実際には2倍以上の摂取が必要といわれています。



人間の体内にあるカルシウムは、99%が骨・歯など、硬い組織を構成する成分で、 残り1%は、血液を中心とする体液や軟組織に存在しています。 そして、カルシウムは骨・歯を作るだけでなく、
血液中や細胞の中にあって体のさまざまな機能を

    中枢神経系の興奮を抑える
    筋肉を伸縮させる
    止血(血液凝固)作用
    細胞内の体液を弱アルカリ性に保つ
    ホルモン分泌の調整
    免疫力を高める           調整しています。


体内のカルシウムは、骨・血液を主とする体液・細胞などそれぞれでその濃度が決まっていて、 この濃度差で体のさまざまな機能を調整しているのです。

カルシウムが不足すると、 まず血液中のカルシウムが少なくなります。

体は緊急事態が起こったと判断し、副甲状腺ホルモンが骨からカルシウムを取り出して血液中に送り込みます。 しかし、いつもカルシウムを骨から引き出しているうちに、 骨のカルシウムが少なくなって、スカスカ状態になってしまいます。 これが骨粗鬆症(こつそしょうしょう)です。

またこのとき、不足したカルシウムを補おうと必要以上のカルシウムが溶け出してしまい、 血管や心臓・脳などの細胞の中にカルシウムが入り込んで蓄積されてしまいます。

この現象は「カルシウムパラドックス」 と呼ばれ、老化やさまざまな病気(動脈硬化・高血圧・脳卒中・白内障・糖尿病・ガン・アレルギー・ 認知症など)の原因になっています。


ですので、特に成長期の子供・妊婦・閉経後の女性・高齢者の方は、 ふだんから意識してカルシウム(牛乳・小魚・海草・大豆製品・野菜などに多く含まれる) を摂る努力をしていきましょう!


 
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