

2013年6月
酵素が病気にならない体をつくる

5月19日お休みをいただいて、日本における酵素栄養学・第一人者「鶴見隆史」先生の講演
「酵素が病気にならない体をつくる」
を聞きに行ってきました。とても良いお話しだったので、皆様にもお伝えしたい!と思い、簡単に、まとめてみました。酵素は、 第9の栄養素、つまり、炭水化物・タンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラル・食物せんい・水・ファイトケミカル(抗酸化物質)に続いて、 大切な栄養素と位置づけられるようになりました。
まずは、下記の表で、あなたの体内の「酵素力」をチェックしてみて下さい。

![]() | ・・・ | 酵素が十分にあり、いたって健康です。 |
![]() | ・・・ | 酵素力は普通のレベルです。 |
![]() | ・・・ | 消化酵素が不足しています。 |
![]() | ・・・ | 消化酵素・代謝酵素ともに大幅に不足しています。 |
(”「酵素」の謎”より)
いかがでしたか?
「酵素」とは、私たち体内で起こる化学反応(代謝・消化など)の触媒的役割を果たす物質です。
「酵素」の存在・重要性を広く世にアピールしたエドワード・ハウエル博士は、「人の寿命は、体内の酵素によって決定される。 さらに、一生のあいだに合成できる酵素の量は、遺伝子に規定されている。それは有限であり、浪費によって減少する。」と言っています。
また、酵素の種類は右図に示すとおりで、酵素栄養学における健康・病気とは、潜在酵素を消耗させなければ、 病気とは無縁の生活が約束され、逆に潜在酵素の不足がすべての病気の原因の”大元(おおもと)”と考えています。
では、酵素を体内に残存させるには、①と② の方法があります。
①消費する酵素を極力少なくする方法
(ア)消化不足をおこさないようにする。
(”健康の決め手は「酵素」にあった”より)
(イ)代謝や酵素生産がおこなわれる夜間に、毎日7~8時間は睡眠をとる。
(ウ)定期的に内臓を休ませる(ファスティング)
②外部から大量の酵素を補う方法
(”健康の決め手は「酵素」にあった”より)
(ア)しぼりたての生野菜や果物のジュースから補う(低速ジューサー使用)
(イ)大根・キュウリ・山いも・にんじん・リンゴなどすりおろして補う。
(ウ)発酵食品(味噌・しょうゆ・黒酢・漬物・納豆・キムチなど)から補う。
(エ)よくかんで、ゆっくり食べる。
(オ)良質な水を飲む。
(参考文献)鶴見隆史著
・「酵素」の謎
・健康の決め手は「酵素」にあった