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ギャラリー15   平成19年の開花(その2)
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 この春はおかしな陽気でした。暖かさで一気に咲き出したシャクナゲが4月5、6日になると朝晩の冷え込みで動きが止ってしまいました。中抜けです。自生地の開花がどんなになるか心配です。
 4月23日頃からの開花の写真を逐次このページに載せます。ギャラリー14と行ったり来たりする場合はご勘弁を。 
 5年前に蒔いたヤマツツジの交配が咲き出してきた。♀は「絞リ咲ヤマツツジ」と名乗っていたがミヤマキリシマの絞りが入っているようだし、♂の「赤スジヤマツツジ」と名乗るのも何かの血が入っているだろう。この交配をした年に咲いた「赤スジ」が何の加減か展示会で横に並べたヒカゲツツジよりも黄色だったのだ。この黄色何とかならんものかと「赤スジ」の出展者であった佐野さんに花粉を頂戴し横に並んでいた「絞リ咲ヤマツツジ」に着けたのだ。3年目の一昨年から少しづつ咲き出した。白も沢山出てきたが只のシロでは詰まらない。取りあえず選んだのがこの5本。レンガ色は通常のヤマツツジより明るく透明感がある。150本ほどあるが3号4号の鉢でも場所は取る。
何時見ても素晴らしいと表現できる。
ツクシ「ヤシロホマレ」4月23日

長崎県西彼杵半島産ツクシ。
花はツクシと言うよりホンシャクそのもの。
裏毛はない。今が盛りは4月23日。
田村会員預かり品。

 アマギボタン「長九郎」どのボタンより弁化率は高いと思う。やはり栄養状態が良いと弁化率は高くなる。4月23日。

アマギ濃色大輪としてあるが木が大きくなれば楽しみな花。左17-4とラベルにある。
下左、13-8とラベルにある。花弁が波打ち山では華麗な花だったが。下右、本来ならばアマギボタンBと大きく名乗りたいが一寸無理。長九郎の良さを引き立ててしまう。共に4月23日。開花の早かったものは色が褪せるが薄い色も良い。

右はエイプリルスノー。もう少し木に勢いが無いと沢山の花は咲かない。例年に比べて開花が遅い。下左はキリカリックス、ブロッチの緑が良い。右はフォルモーサム、葉が柳葉形という名前が付いているタイプ。フォルモーサムの中ではこれが一番強健。共に4月23日。

右はお待ち兼ねの「ヤクマン」それらしい格好になってきたがもう少し。4月24日。
下左はクモノユメに再度ミヤマキリシマを掛けたもの。花はミヤマキリシマとウンゼンの中間程度の大きさ。下右は「紅ウンゼン」とも「濃ウンゼン」とも言われる濃色のウンゼン。4月23日。

4月25日のヤクマン。もう少し気温が上がれば花弁が伸びたろうが。

下左はデコラム系クリーム黄と呼んでいるもの。昨年秋根の近くを下水道工事の為に掘ったら一気に力を落とした。花の計は11pほど。4月26日。
下右は富士の佐野さんのオンツツジ系の絞り。4月26日。

4月26日。上左はアマギ「みゆき」。この鉢が元木だが勢いをなくしてしまった。この状態の色が好き。

上右はヤクシマ*タイワン。♂のタイワンは花数の多いものだったと思うが。

左はミヨノサカエ。蕊が弁化をし始めた。

4月26日。軒下に吊るしてあるカヤラン。毎年小さな花が楽しませてくれる。

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4月26日。上左はヤクマン今年最後の写真。朝写して夕方戻ってきたら一日中吹いた強い風で萎れてしまいました。こんな状態の花は付けて置けませんから摘み取りました。花弁が薄いのです。
上右は♀がヤクシマなのは解っていますがこんなブロッチを持った♂は誰でしょう。
左はヤクハイ*ハンセアナムナナム。一年楽しみにした割には詰らない咲き方になってしまった。これヘゴ付け。
上左はフォルモーサム。品種名に不揃いなという意味があるタイプ。4月27日朝。上右はフォルモーサム・カーシャ。木に勢いがないと花の小さい。5月1日。
上左はパレスケンス。一寸日陰くらいが良いようだ。待ち遠しかったが間もなく開花。4月27日朝。
上右は4月30日。

上左はマデニィ系リー。手に入れたのは平成1年頃枯れては芽が出てを繰り返しての初花。有り難い暖冬のおかげか。5月1日。咲いてから暫くピンクを帯びる花は良かったが虫にやられた。5月8日

左はオキ。「小葉丸葉」と静岡の川口さん達が堀江さんから頂戴したオキが回ってきて久しい。

上左は4月29日のツクシ「国見の月」接いだばかりで木が小さい。勢いが付けば花も大きく数も増えるだろう。花が小さい所為か色が濃く鮮やか。右は5月1日。

左はアマギ。ボタンと名乗るのは恥ずかしい。
肥料を沢山やって木に勢いを付け大きくしよう。
そうしないとアマギボタンが情けない。
5月1日。B-2として管理しているもの。

 ヤマツツジの交配が次から次に咲いてきます。この交配で意外だったのが昔交配をやると必ず出て来た寝惚けた紫がかった色が全く出ないのです。あれはモチツツジの血が入っていたのだろうか。上左は絞りと無地が出た、上右は枝打ちが細かいが何かの記事に虫が噛むと枝が細く沢山出るとか。
 左は白地に赤く絞りだがその赤が鮮やか。
5月2日

咲くのがやはり遅い。フラグランチシマムがやっと動き出した。これも待ち遠しい花だった。5月3日。
朝の一寸引き締まる空気に上品な香りが漂う。5月5日

 5月4日は何の祝日だろうと思ったら今年から始まる「緑の日」だと。あれ4月29日はと思ったら「昭和の日」。蕾が膨らんできたら写真をと思う間もなく全開は、ヒカゲ*メゲラータム。群馬羽鳥さんの交配。実物はもう少し黄色が強い。

 今年期待のヤマトの白花。「大峰白」は何かいじけてしまっている。自家受粉させたいなと思っているが花粉が出てこない。5月4日。

 今年は見られないと思っていたハンカチノキに白い切れが2枚下がった。もう少し花が咲くかな。でも昨年に比べて2週間遅い。
 この花弁の模様を見るとこれ以外の模様は必要ないと思ってしまう。
 左はツクシ「雪の舞」5月5日

 上左はオンタケボタン。何時枯れてもおかしく無い状態だが毎年花を見せてくれる。
 上右は記録に間違えが無ければ(ネパール*オキ)*(水晶白*シミアラム)。どの花に似たのだろう。 左はアマギ「翠月」
 下左はクレイターレイク、何も手を掛けないと花が咲くようだ。
 下右はデコラム系クリーム黄。地植えのこの木も勢いが無くなった。5月5日

5月9日朝、上右の写真のアマギを比べてください。右側が長九郎八房と呼ぶ小輪の花です。上左がその写真です。何とか自家受粉させて種をと思っているのですが。
上左は小葉のヤクシマ、ヤクシマが咲くと我家のシャクナゲも終わり。夏日だ真夏日だと言う高温と乾燥で満足の花が咲くことは殆ど無い。だからヤクシマに熱が入らない。上右はカルメン*ヤクシマこれとて半分ドライフラワーの状態。折角の花がと思うが如何ともしがたい。
ヴィレア、セシリフォリウム。この根元からでたシュートが吉野の実生苗だったのだ。この頃実生苗と言っているが春でた新枝を挿しているのではとも思えてきた。この時期、ここまで来ると我家のシーズンも終了です。でもそれと係り無く咲いてくれそうなのがヴィレアなのですがやっぱり寒さには弱い。上手い置き場所が無いのです。5月17日

ヒカゲ*メゲラータム一つの蕾に2ヶの花が畳まれている。5月17日

ヤクヤマ。滋賀の山本さんから戴いた名称登録品の「ヤクヤマ」。強い風で花弁が千切れたり擦れてしまった。満足な写真が掲載できなくて残念です。
面白いなと思ったのは5弁、6弁、7弁の花が一つのボールの中にあることでした。花の形はヤクシマ似ですから7弁のヤクシマと見てしまいます。5月17日

何の変哲も無いヤマツツジではありません。
「雲竜」と称する枝が何処へ伸びてくか見当も付かない?ヤマツツジなのです。ヤマツツジなんてと目を向けませんと私知らないとそっぽを向いて応えてくれないようです。5月15日.
開くと6p位の大きさです。5月20日風で花が痛んでます。

上左はヒメナカハラ、上右はガクが弁化している。フルゲンス交配?。5月20日




左は清水の佐野さんのホテイ交配。
穂を戴いてから大分経つが蕾が小さくて花に気が付かなかった。5月20日







左は情けない花になってしまった、ヒルスータムフローラプレノ。花弁は乾燥で先が萎れ、昨年の暮れの狂い咲きで残った花だから。おまけにピンボケ。5月20日
マデニィー系リー、花弁の内外を薄くピンクに染める。気温の所為もあろうが長い時間楽しめている。挿木でバックアップもやっと確保できた。手に入れたのは平成元年。加藤先生が中国へのツアーの前年秋の例会に提供したもの。やっと咲いた。今までは春に新芽を出して成長し秋に枯れこむを繰り返してきたがこれもネット2重底植えの成果だろう。花が開く毎に自家受粉させているが上手く行かない。これは3ヶ目の花。この後付根で折れてしまった。後蕾は4ヶ残っている。5月17日