ギャラリ
ギャラリー14   平成19年の開花
ギャラリーU
ギャラリー9
ギャラリー10
ギャラリー11
ギャラリー12
ギャラリー13
ギャラリー14

ギャラリー15
ギャラリー16
 暖冬でした。本来なら時折凍ってもおかしくない静岡の平野部も1月下旬から2月中旬に掛けて、昼間は3月下旬4月上旬と言われる気温でした。車の窓を開けて走ると気持の良い日もありました。もう一度イノシシが回って来る頃には平均気温が2℃上昇するとかしないとか。ともあれ、間もなくシーズンです。もうすぐです。栽培品は一気に咲き出すでしょう。今年の自生地はどんなかと心が躍ります。
 開花の、その写真を逐次このページに載せます。 

 早春を彩るのは、一番乗りはやはりこれでした。2月に入ると蕾が緩んできました。
「WPD*スピヌリフェルム」です。

早い早いと言っても2月半ばの開花ならそんなでも無いと言うことになる。2月12日

ゲンカイの底白ということだったが紫色が強い、どんな花が咲くのだろうか。2月12日

シロヒメエゾ*シロタンナにスピヌリフェルムを掛けた物も結構早い時期の開花だ。蕾が膨らんできている。
2月12日 その後膨らみはゆっくりもう少し。一寸時間が掛かりましたが。3月6日

これで全開、2月26日 左は底白、右は赤身が強かった。

上が全開、ゲンカイを見直しました。2月26日

あっと開いたのが。WPD*ヒメエゾ、花の直径は4,5p程度、この交配では一番大きかった。2月26日

WPD・・・ウエストンズ・ピンク・ダイヤモンド

ここまでくれば開花も間近、白花タンナゲンカイ
2月26日

もう少しだ頑張れ、パレスケンス。2月26日

他の兄弟株も咲き出した。これが開花の中ではオシベの変化があった唯一のもの。(3/2)

枝垂れ性ヒメエゾ、昨年富山で頂戴したもの。3月2日。3月6日が右の写真。

これがあたり前のヒメエゾムラサキ。3月2日

タンダウタン({タンナ*(シロヒメエゾ*シロタンナ)}。でも冬葉が残る、この株は虫に食われてしまったが。共にヘゴ植え。3月2日(支部例会に持ち歩いたら花も蕾も乾燥でアウト)

ゲンカイ選別種。富士の佐野さんからのもの。
大輪。丸弁、濃色、矮性。3月2日

咲き始めましたヒメエゾムラサキ3月6日

これがワカヒメ、初花。ワカムラサキの面影なし。
♀は下のワカムラサキ、♂は上のエゾムラサキ。
3月6日

ワカムラサキ。3月6日
ヒメエゾムラサキ
これももう直ぐ、ハイパーラセダウタン。3月6日。
{(ラセモーサム*シロエゾムラサキ)*アカボシ}
下のラセダウタンは叔母さん?叔父さん?。
3月13日になると可也蕾は膨らんできました。下左は昨年開花の1号ですが右は初花開花2号です。蕾の色が全く違います。父親のアカボシに似たのでしょうか。
ラセダウタンの生き残り。3月6日
小さな木でもこれだけ咲けば。ハヤトミツバ。
3月6日

開花は3月10日

3月13日満開です。

3月10日、これくらいが花の盛り?。

上2枚はハイパーラセダウタンの開花1号(左)2号(右)。3月15日。
左はダウタン(シロヒメエゾ*シロタンナ)。残ったのは背の高く伸びるものだけ(3月17日)
下2枚はラセダウタンのシロバナ。(3月17日)
ラセダウタンとは{(ラセモーサム*シロエゾムラサキ)*シロタンナゲンカイ)}

上左はバーガタム(3月15日)

左はタンダウタン、{タンナ*(シロヒメエゾ*シロタンナ)}(3月18日)

上右はバーガタム(3月21日)
左は3月25日。顎の部分が面白い。

左はキバナ*アカボシ(3月21日)
大抵蕾が凍みてしまい花を見るのは何年かに1回。でもやはり暖冬だったんだよ。

ハイパーラセダウタンの開花1号。一つの蕾に6〜8ヶの花が着く。蕾が2,3ヶ在ればボール状になる。開花2号はだらしが無かった。一つの蕾に3ヶの花では一寸寂しい。(3月21日)
下左は開花2号今が満開、下右は開花3号。

此花が咲いてくれないと春が来たと感じない。
タンナゲンカイ愈々開花間近。(3月21日)
昨夜来の雨で花が重くなってしまったようだ。上右は3月25日。
右は他の開花間近の鉢。
下左はシロバナのタンナゲンカイ。開花間近。
(3月25日)
下右は組み岩に植えたタンナゲンカイ(3月27日)

残念ながらこの枝は折れてしまいました。挿して見ましたがどうなることか。

もう少し先だと思っていたのが彼岸過ぎから一気に開花してしまった。コバノミツバ系の絞り。上2枚と下左。富士の佐野さん作出の花。(3月25日)下右は3月27日

上左、富士の佐野さんのピンク系のオンツツジ。間もなく開花(3月25日)右は3月27日

左、富山産ホンシャク。昨年の中部地区研修会の際手に入れたもの。大輪濃色と言う事だった。(3月26日)
右は3月28日の花、花弁が8枚9枚の物もある。
上、これが咲くのは例年ならば4月10日前後だった。3月26日では随分早い。ニイタカ*アカボシ。枝変わりを接ぎなおして5回目の開花だ。ダブル咲に間違いなし。今思えば♀のニイタカはエクスバリーフォームだった事になる。富士見の吉岡さん交配の小さな苗を貰ってから25年くらいになる。もう少し花付が良く花数が多いと嬉しいのだが。増やすのも上手く行かない。私の名付けた名前は「MMH」。何の略かはご想像にお任せします。(3月26日)左は27日の朝

まさかのシャクナゲまさかの記(最新版)へ
このページのトップへ

上左、タンナゲンカイの花とはオシベがこんな風になるだろう。右はラセダウタンタン、一つ上のラセダウタンにもう一度タンナゲンカイを掛けた物だ。木姿、花の着き方はタンナゲンカイそのものだ。が、オシベは実に貧弱だ。有鱗片同士を何回か交配を繰り返していると花粉が出なかったり結実しなかったりする物が多い。そうなるとそこで其れは終着点。また別のことを始めるのだ。3月28日

みすぼらしい姿になってしまったがラセダウタンは随分長く楽しんだ組合せだった。石につけたりヒバに付けたりと。
ラセモーサム*シロエゾムラサキはシードバンクからの物がたった1本残った。ARS提供の種だったと思う。それにシロタンナゲンカイを掛けた。最初の花が咲いたのは神奈川支部例会?が湯河原の万葉荘?であった年だ。20年以上前だろう。あれこれ6本くらいはまだ残っているだろう。枝が伸びたならば何とか再生を図りたい。と毎年花が咲くと思うのだが。3月28日

上左右共に平成14年の富山研修会記念苗この大きさで花が咲いてくれるのは楽しい。自分の所に来た当初からネット2重底で植えているものだ。育って花が咲くのは其のおかげだと思う。3月28日
MMHの他の花もダブル咲きだった。上2枚。左の弁の形状を見ればガクの弁化というのが納得できる。
しかし他の鉢のMMH(同一の接木株)はダブル咲きにはならなかった。
MMHって「もっともっと増えろ」の頭文字ではないのですが。3月29日
ハイパーラセダウタンの開花3号。風が強くて全開する前に弁先が乾燥してしまった。3月29日
ツツジの曙斑。実生からはこんな物も出る。夏になれば緑色になる。上手くすれば来年当たり開花するだろうか。親はナンシーオブロビンヒル交配(シロ)に中原石南ツツジを掛けたもの。多分八重のシロバナが咲くだろう。3月29日。
さて此れから暫く楽しめるのがラセダウタンタン蕾の着かなかった鉢も多かったがシロ、ピンクと色々。
(3月29日)
平野さんの「黒潮」3月29日。

ヤクシマハイヒカゲの交配。(3月29日)

 3月29日30日の昼間の陽気は5上旬ゴーデンウイークの時期の様だった。咲きだした花が蕾のまま萎れてしまうとは。水が足りないと言っても鉢は充分湿っている。
 左はアカボシ台木崩れだがこの時手に入れた内既に4本はダブル咲だった。これが5本目、この時の苗を皆そのまま育てていれば素晴らしかったろう。由来ははっきりしないが多分新潟酒井さんからの苗だろう。もう一つ種明かしをすれば、アカボシ*アマギとして手に入れたものらしい。自分が手にした時はとても台木に使える状態で無かったので其のままになってしまったのだが、返って良かった事になる。前の4本と今度ので合わせて5本は何とか花が咲いて残るから。

ムラサキオンツツジ(小沢フォーム)として手に入れたもの。今年は昨年に比べても特に鮮やかだ。(3月31日)
上左はアカボシ台木崩れ(1枚上のもの、左上の上)だが4月1日の静岡の真夏日で、あっと言う間に次の花が咲いたがこれもダブル。上右はアカボシダブルと言う事で手に入れて育てていた物。何かおかしい?。(4月2日)

上はバーガタム。左は4月1日朝、右は4月2日朝。

上左はヤクシマハイヒカゲ交配、何処から見ても普通のヒカゲだと思う姿。右はマッデニィ系の交配パリジェンヌこんなに花弁が分かれただろうか。(4月2日)

左はシロバナエゾムラサキの万重咲き。懲りずにまたかとは言わないで。ネット水冷2重鉢に昨年秋植えたもの。殆どの蕾は採ってしまったが一つくらいは咲かせたいと。花が一寸遅い感じがするのは水冷鉢だから根が冷えるからか。(4月2日)

上は何だと思います。ディスプレイに写るほうがずっと大きく見えます。葉の幅が1.5mmから2mm程度。長さが10mmあるかどうか。これを受粉させてとか花粉を取ってなんて事はとても出来る相談ではありませんが珍花、奇花の一つとして育てる分には面白いと思います。実際はもう少し整形にオシベが伸びるのかもしれません。せっせと肥培して芽数を増やそうと考えたものですから。この早春に思い掛けなく分けてもらった物です。4月2日朝。
左は富山産ホンシャク、14年富山研修会の記念苗(4月1日)。植物が小型で花を着け種が実るならば其れは経済原則?にも適っている。自然界ではそれ以前の問題として他の植物との太陽光争奪戦があるから自生地のシャクナゲはヒョロヒョロと伸びないと絶えてしまう。コンパクトな性質は封印されてしまう。実生栽培を行えば、その封印は解け本来のコンパクトな性質を持つ苗も生存する事が出来る。同一の原種同士の交配した種を蒔けば更に小型の原種が出来るだろう。実生をしましょう。といってもこの種を採って花が咲くまでどれ位と計算してしまうとピンセットの動きが鈍くなってしまう。

左はアカボシ台木崩れ3番目の花(4月4日)
花数が多くなればもう少し見応えがあるだろう。

上左はフジツツジシロバナ。葉にピントがあってしまったのはご愛敬。上右はパリジェンヌ。此れが普通の形だろう。
左はタンナゲンカイのシロバナ。水冷2重鉢植え。他の鉢より随分遅い。
共に4月4日。

左はキリカリックス、マデニィー系。ここらの花が咲きだすと我シーズンと思うのだ。今年こそ3月に岩手の方に送って貰ったモーピネンセを交配して何とか種を採りたい。出来た種はシルピネンセ、どっかで聞いた名前だよ。2番煎じでも良いよ。
4月4日。

下2枚はラセモーサム。右が開花1号、左が2号。
1号はやはり寂しい花数、2号は昨年のようにボールにはならないようだ。栄養不足か?。このホームページのトップページが昨年の開花2号。(4月5日)

下左はホンシャク、榎本フォーム?。蕾が随分大きい。中に何が詰まっているかと気に掛かる(4月4日)
右は4月7日の朝、覗いて来ました深紅の輝きが。
下2枚はアカボシ、グレンドイックから取寄せたもの、もしかすると「水晶白」ではないのかと言う説もあるのですが確認できません。そこでとり合えずグレンドイックホワイトと言う事で。4月7日。
下2枚、今年も咲いてくれました。アーボレアムの変種キンナモメウムと言う事で育てている。4月7日。

下2枚、エノモトフォーム。右は開花別株。4月9日。

下2枚、左ヒメミツバ。右ラセモーサム開花2号。4月9日。

下左はラセダウタンタン,オシベは殆ど消滅。4月9日。右はエゾムラサキダブル4月7日。

下左はヤマツツジ、「篝火」。右はアマギが咲きだした。名札が落ちてしまったがオシベの弁化は何とかボタン。でも此れでは誰も振り向いてくれない4月10日

上左はサフローサム(サフロンクイーン*フォルモーサム)4月10日.もう直ぐ全開。右は4月16日。強健。

上左はアカボシ、グレンドイックホワイトの別株。蕾は一寸色が着く。右はブルマニカム。
下左はツクシのホウジュ。右は平野さんのブルーナイト。4月10日

上左は品名不詳。花の中に大きなブロッチがある。4月10日。右は全開、4月16日

上左はストライプドビューティ。4月10日。右は4月16日、赤いスジが名前どおりのストライプ。

左はカルメン交配、紅玉じゃ無かった紅鈴。
4月16日。

左は長崎県西彼杵半島産ツクシ。清水の田村さん預かり品。

いよいよ開花開始4月16日。

いよいよでなくヤット開花のクレイターレイク

ギャラリー15へ