霧の将軍の縄張り 別館

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振りを速くするには


競技としての基本動作において
では「本当に速いスピードで打つ」為には
どのような稽古をすればいいのでしょう?
軽い獲物を持って稽古すればいいのです。
意外に思いますか? 理由を説明しましょう。
御存知の通り体を動かすのは筋肉です。
速いスピードで打つ為には筋肉が速く動かなくてはいけないのです。
軽い獲物で繰り返し稽古することで速く動く筋肉がつくのです。
ここまで読んで
「いや重い獲物で稽古した方が速くなる」
という反論をされる方もいますよね。
特に重い獲物で稽古した経験のある方は
直後にエアーソフト小太刀を振った時に速度が増した気がすると言います。
はい、気のせいです。
重い獲物を振った時より速いのは当たり前で
実際には遅くなっています。

強制的に筋肉を速く動かしてスピードアップを図るというトレーニング方法は、他のスポーツでは既に常識となっています。
例えば速さを競う競技の代表とも言える短距離走では
下り坂をダッシュさせて速く動く筋肉をつける練習方法があります。

ただし誤解しないでください。決して重い獲物を使った稽古が悪いというわけではありません。こちらはまた別の要素を鍛える時に非常に有効な稽古方法ですので別項で紹介する予定です。

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