霧の将軍の縄張り 別館

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雑文



段級別への批判に対する反論

既に本部主催の大会は段級別で行われており、
地方大会も段級別で行うようにという通達が出ております。

2011. 06. 21の第37回全日本選手権大会カタログでは
段級別で開催されていないと公式試合として認められません」
と明記されています。
段級別開催のベースには年齢よりも習熟度・実力で分けた方が公平であるという考え方があります。
しかしながら私の周囲では段級別に反対もしくはあまり望ましくないという意見が多数を占めています。

最もよく聞くのは小さな子どもが大多数を占める級に大の大人が参加していることを挙げて善くないという意見。
はっきり言って大した問題ではありません。
7・8級や9・10級に出てくる大人なんて所詮その程度の実力です。
確かに圧倒的な体格差はありますが、勝てないことはありません。
そういう相手と当たる可能性があるのは解っているのに
戦い方を教えていないのでしょうか?
とはいえ田邊会長のインタビューでも
「小学5,6年生からが大人と互角に対戦できる」
ということですし協会サイトの段級基準を参考にすれば
大人は最低でも3・4級位を取得してから大きな大会に出て欲しいと思います。

またこちらもよくある場面ですが、大人対子ども程ではなくてもちょっと不公平だなと感じます。
金銭・スケジュール・指導者の資格など様々な理由はあるのでしょうが、
その級よりはるかに上の実力なのに2〜3年以上昇段・昇級をしないで出てくる選手。
例えばこんなことはできないでしょうか?
本部主催の大きな大会で上位に入った選手は、
「同等クラスに勝ち抜く技量」を証明したのですから
その場で昇段・昇級させる。
選手の方も本部への登録料だけ払えばいいので嬉しい筈。

私は段級別を批判する人に
「じゃあどういった方式がいいのですか?」
と尋ねたいです。
良い方法があれば掲示板までお願いします。
私は段級別よりも年齢・学年別の方がよっぽど不公平だと思います。
特に小学生くらいまでは同じ学年では
体の大きい子はずっと大きいし
小さい子はずっと小さい。
小さい子は常に体格・体力面で不利な状況でやらなければいけないのです。

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掲示板までどうぞ