地図作製などを目的として、無人航空機による空撮を行う場合、
大きな画角と高い解像度を同時に求めるとカメラと安定化ジンバルが大型化し、
前方投影面積や搭載重量が限られる小型の固定翼機では搭載が難しくなります。
光学系のサイズのわりにボディが小さいカメラに、レンズスタイルカメラ(ソニー株式会社)があります。
既存の機種は、遠隔シャッターが無線を介した操作のみだったため候補から外していたのですが、
新発売のQX1は、有線による制御が可能なため、飛行制御装置と連動し高い信頼性でカメラ制御できそうです。
なお、フロムスカイのVTOL無人航空機では、ペイロードベイ自体を水平安定化するように、
2軸稼動機構を機体構造に組み込み、可能な限り大きなセンサを搭載できるよう設計しています。