海外旅行 ベトナム編 2016年08月
「Asian Story はじめてのハノイ・ハロン湾・チャンアン 4日間」 ANAハローツアー
昨年同様ツアー名に『はじめてのハノイ』とありますが、ベトナム自体4回目。ハノイ・ハロン湾は2回目・・・。
昨年のベトナム旅行からの帰国後、次の訪問国を熟考した結果、インドの遺跡を観光しようと、さっそく某代理店に予約をしました。ところが春先に、不注意な車の左折に巻き込まれて、乗っていたバイクごと飛ばされてしまいました。その結果、右上腕骨頸部を骨折。手術やリハビリなどいろいろとあり、旅行自体中止も考えたのですが、どうしても気分転換したい。と、いうことで決行。いやいやインドはさすがに何かあったら困るので、旅慣れたベトナムに急遽変更しました。
ANA-857 2016年08月12日
飛行コース 羽田発ハノイ行 出発は8:30。この時期はお盆休みの真っただ中。この期間の旅行は初めてですが、空港混んでますね。当たり前のことなのですが(苦笑)。 写真は正直帰りに撮った写真です。往復のコースはほぼ同じです。勝手に台湾近傍上空を飛ぶのかなと思っていたのですが、中国大陸の上とは・・・。
ANA-857 機内食 11:00頃
バジル風味のローストチキン 塩味が効いてビールが進みます。ハノイに着く前に麦酒で酔いそうです( ̄▽ ̄)。
とろとろ玉子の鰻玉丼 最近、鰻が高騰しているので、ちょっと期待していましたが、まぁこんなものでしょう(笑)。もう少し鰻の味が濃くても良かったかなと思います。
ハノイ ノイバイ空港着 現地時間13:00頃
1日目 行程図 本日はハノイ到着後、世界遺産「タンロン城」見学をしてからハロン湾のホテルに移動します。観光少し、移動大部分の日です。
フォー屋さん チェーン店でしょうか。ガイドさんが美味しい「フォー屋」を紹介しますよ、とのことで寄ってもらいました。「西湖」の北西側にあります。なかなか小奇麗で雰囲気は悪くなかったです。お客さんも出たり入ったりしていたので、人気店の一つかもしれません。
フォー ボー 機内食を食べてから4時間程度経っているのですが、現地時間が13時なので妙な感覚になっています。食べられるかなと思いましたが、ペロリと平らげてしまいました。スープは鳥出汁が効いていますが、脂っぽくはありません。牛肉もちゃんと火が通っているのですが、固くはなかったです。香草類の増減も可能のようです。
世界遺産 タンロン城 現地時間14:00頃
タンロン王城遺跡中心地区 入場券 タンロン城は西湖の南にあります。この写真は入場券。クレジットカードのようなプラスチック製です。これを電車の改札機みたいなものに入れます。チケット売り場から改札まで約10mで、改札機は機械に飲まれて終わり。うーん、カードの意味あるのかなぁ。紙でもいいのに・・・。あっ、紙のパンフレット日本語版を貰えます。
タンロン城 端門 例の改札をくぐると、この正門が見えてきます。端門前の広場は、中国でいうと天安門広場みたいな意味があるのでしょうか。まあ、北京やフエにある王宮の門と比べると多少見劣りするのは否めません。 ちなみに敷地の南西側から入場し、北に向かって進みます。広場の東側には戦闘機などが展示されています。軍事歴史博物館に隣接しているので、その展示物かもしれませんね。
タンロン城 端門 この写真から門の奥行きがわかると思います。意外に城壁の幅がありますね。この門は上ることができるようですが、今回は上りませんでした。ちょっと残念。
タンロン城 端門の裏側 こう見ると、意外に立派に見えますね(苦笑)。でも1009年(李朝)から1789年(莫朝)まで王宮があった場所にしては、正直物足りないといった感じです。まぁ、最近世界遺産になったので、整備はこれからといったところで・・・。
タンロン城 発掘現場 端門を通過すると、ガラス覆われた一角があります。いつの時代の遺構なのかあまり説明が無いのが残念。そして、このガラスの上には乗ってはいけません、怒られます(笑)。
タンロン城 博物館 端門を出て直進すると博物館があります。もともと軍事施設であったのを改装したようです。
タンロン城 装飾瓦 発掘された遺物の一つ。ここに展示されているものは主として装飾瓦など。結構繊細な装飾が施されています。
タンロン城 陶器・磁器 こちらも発掘された中国製やベトナム製の陶器・磁器が展示されています。我々以外お客さんがいない静かな見学です。
タンロン城 司令部 この施設は現在博物館になっていますが、少し前までは軍事施設の一つでした。ベトナム戦争時代は北ベトナム軍の司令部でした。各種通信機器が多数設置されています。赤いナポレオン「武元甲(ヴォー・グエン・ザップ)」が。このガラスに情報を書き込んで指揮を執っていたのでしょうね。
タンロン城 亀の像と太鼓 ハノイ建都1000年記念の亀の像と大太鼓です。亀の像は宝石(サファイヤだったかな?)の原石でできていると聞きました。ホアンキエム湖にも亀の伝説があるし、文廟の石碑も亀の上に乗っているし、ベトナムは亀が好きなのかな?
タンロン城 敬天殿の龍の階段 ロープが張られておりこれ以上進むことはできませんが、見事な龍の彫像です。かつては、この奥に敬天殿呼ばれる宮殿があったそうです。今回の城内の見学はこれで終わりだそうです。あら、40分位で終わりか・・・。 パンフレットではタンロン城は今見た場所の倍以上の面積があります。発掘等の理由で進入禁止区域が多いのでしょう。今後解放区画が増えるのを期待します。
タンロン城 出口 北西側にある門が今回の見学コースの出口でした。うーん、これが世界遺産なのと思わせるうらぶれた感じ。もともと軍事施設であったせいもあるのでしょう。観光施設としてはこれからのようです。多少厳しいことをかきましたが。期待の表れと思ってください。 今日はタンロン(昇龍)城を見学しました。これからハロン(降龍)湾のホテルに移動します。150km 約4時間の移動です。
ハノイ郊外 現地時間13:00頃
ロンビエン橋 紅河(ホン川)に架かる鉄橋。フランス植民地時代にハノイとハイフォンを結ぶ鉄道のために作られたとか。ベトナム戦争時代は米軍の執拗な爆撃を食らいましたが、その都度修復されたそうです。ベトナム人の粘り強さが出ていますね。各種の情報に寄ると、この橋を渡るには恐怖の克服という強い意志が必要のようですね。我々はこの橋の南側にあるチュオン・ズゥオン橋を通りました。
QL18(国道18) QLはベトナム語で国道の略。2007年に初めてこの道を通ったときは一部未舗装だったような思い出があります。そして道路や民家の屋根は真っ黒だったイメージがあります。黒い理由は石炭を運ぶ際に舞い上がった石炭粉塵と聞いた記憶が蘇りました。今では当時の面影はあまりないようです。
お葬式 小さくてよく見えないかもしれませんが、お葬式の列です。白い幟を先頭に埋葬予定地に向かいます。ガイドさんの話によると、基本ベトナムは土葬で、故人を適当(?)な場所に埋葬するそうです(つまり墓地というものがない)。数年たったら掘り起こし、その場所に煉瓦や石で立派な墓石を立てるそうです。その時、墓石の向きは占いで決めるそうで、そのため、お墓の向きに統一感は全くないそうです。ただガイドさんは北部の人なので、中部や南部では違った風習かもしれません。
お土産屋さん 途中トイレ休憩で立ち寄りました。うぅ〜ん。2007年にも来たような・・・。たぶん来たと思います。ベトナム珈琲と蓮茶を進めてきます。周りを見ると日本人ばかり。やはりツアーの定番の場所なのでしょう。最近は中国人も多いと店員さんが言っていた矢先に彼等御一同ご到着。何を買うのかなと見ていたら、お酒を大量に買っていました。蛇とか蠍とか百足が入った奴を(笑)。
素敵なお家 ベトナムは田舎なのに妙に宮殿みたいな建物が散在します。商店かと思いきや、個人の住宅なのだそうです。聞くところによると、田舎とはいえ住宅に使用できる土地の面積に制限があり、その面積はかなり狭いそうです。そのため、日本で言うところの容積率が非常に高くなり、建物が上へ上へと伸びます。また、基本大家族で働き手が多いため、凝った装飾に資金を回せるそうです。ただし、1軒家が完成するのに2年程度(もしくはそれ以上)かかるそうです。
ハロン湾 ノボテル ハロンベイ 現地時間18:45頃
ノボテル ハロンベイ 本日宿泊するホテルです。フランスに本部があるホテルチェーンのようですね。派手さはないですが落ち着いた雰囲気のホテルです。1泊しかしませんが、客層はどうでしょうか。大陸系の方々が少ない(いない)方が良いのですが・・・。だって、騒がしいから・・・。
部屋@ 入口側から見ています。黒と白を基調としたシックな雰囲気の部屋です。比較的手入れは行き届いていると思われました。
部屋A 奥の窓側から入口側を見ています。水回りは曇りガラスの扉で仕切ることができます。
部屋B バスルームです。バスタブ付きです。ガラスに囲われたシャワースペースです。お湯の水量水圧に不満は感じませんでした。温度も十分に上がります。
夕食 (ビュッフェ) 大陸系の方々がいないといいなぁと思っていましたが、あぁー結構いる。まいったなと思っていましたが、皆さん出ていかれました。丁度終わったところだったようです。この日の夕食はビュッフェ形式でした(普段もこのスタイルなのでしょうか)。彼らの後なので、食べ物残っているかなと心配しましたが、十二分に用意されていました。
ハノイビール ベトナムを代表するビールはホーチミンを主戦場とするSABECOの「333」。それに対して北部拠点のHABECOは「ハノイビール」が主力です。個人的感想ですが、「333」と「ハノイビール」の味に優劣は感じません。ただ、シェア的には圧倒的に「333」だそうです。
今回、サービス期間だったのか、ビール2本頼むと1本おまけで貰えました。2本分の金額で3本飲めました。飲兵衛にうれしいサービスでした。
プール 現地時間で20:30頃です。夕食時、楽しそうな笑い声が聞こえたので振り返るとプールがありました。欧米人と思われる家族連れが遊んでいました。元気ですね。我々は部屋に戻るとします。
部屋の窓から見えるハロン湾 宿泊の部屋はスーペリアベイビューなのでハロン湾が見えるはずですが、当然夜で見えません。あら、工事現場のようなものが見えますね。闇夜に浮かび上がる作業小屋が・・・、何でしょう(笑)。
明日は9年ぶり、2回目のハロン湾クルーズです。