海外旅行 スリランカ編 2013年09月
「天空の宮殿シギリヤと湖畔の古都キャンディ GO!GO!スリランカ5日間 Aコース」 LOOK JTB
「キャンディ」は日本でいうところの京都みたいな古都。15世紀からシンハラ人王朝の首都でした。本当は7〜8月に行われるペラヘラ祭りの期間中に訪れたかったのですが、仕事の関係上どうしても合わせることが出来ませんでした。もし再び機会を得ることが出来たなら、お祭りを見てみたいです。
スリランカ 3日目行程図 キャンディ観光の後、象の孤児院を見学し、そして最終のコロンボ観光です。
キャンディ 2014年09月03日 現地時間9時頃
キャンディ市内 キャンディは世界遺産の街ですが、全ての建物が世界遺産という訳ではありません。京都みたいな感じです。世界遺産の建物はプレートが張り付けていますので確認してください。たしかこの建物も世界遺産で郵便局だったと思います。
クイーンズ・ホテル キャンディ湖に面した有名なホテル。仏歯寺に移動する車窓からです。今回は見学なしです。ちょっと残念ですね。もし次回があるならば、ここでお茶をしましょう。
仏歯寺 仏歯寺の境内に入りました。かなり広い境内です。左の方は我々のガイドさんでSajith(サジー)さん。大変良くしてくれました。もし逢われた方がいらっしゃいましたら、よろしくお伝えください。下記にも写真あります。
菩提樹 見上げるような大木です。
境内 境内にはいろいろな建屋があります。これはなんでしょうかね。
セキュリティー 奥にあるテントのような施設でセキュリティーのチェックを受けます。受ける人と受けない人がいるのでしょうか?我々は受けませんでした。手前の建物で靴を預けて本殿に入場です。
本殿入口 天井が非常に高い入口ですが、これはペラヘラ祭りの際、仏歯の容器を乗せた象がそのまま出入りできるように天井を高くしたそうです。
本堂1 仏歯が祀ってある本堂です。本殿に入って2階にあります。参拝者が多数おられるので、なかなか前に進めません。でも待っていると少しずつ進んで行けるので順序良く並びましょう。
本堂2 前に来ました。奥にある金の扉の中に「仏歯」が収められています。1日3回の礼拝時間、プージャーの時に御開帳するそうですが、今回は見ることが出来ませんでした。
仏塔 礼拝時間に参拝できない人のために、仏歯を納めている仏塔の写真が展示されています。プージャーの画像を収めたCD-ROMを参拝記念にいただきました。
献花台 本堂の前には献花台があり、善男善女が熱心にお祈りをしていました。綺麗な花が山と積まれています。我々も暫し現地の方に交じって瞑想しましたが、少し心が澄んだ気持ちになりました。
1階 1階に降りると象牙が飾ってある所に来ました。おそらく、この真上に仏歯があるのではないでしょうか。写真を撮ることが出来ませんでいたが、踊りを奉納するのか楽器のようなものを準備していました。
新寺院 新寺院は本堂に繋がっています。可愛い仏像が彫られた階段を登るとすぐ講堂です。
新寺院仏像 これらの仏像は世界の仏教国からの寄進されたそうです。中央の仏像はタイから寄進されたそうです。そういえば仏頭の形状がスコータイ様式のような気がしますね。気になる方は、このホームページの「タイ旅行」を見てください(笑)。
日本の仏像 これらは日本の仏像だそうです。特に左の後光が透かし彫りになっている仏様は室生寺から来たそうです。ただ、残念なことに「タミルの虎」テロによって指が欠けてしまったそうです。
仏歯伝来の絵 天井に近い壁面に仏陀が生まれ涅槃に入り、その仏歯がスリランカに渡りキャンディに収まるまでの物語が21枚に描かれています。これは仏陀涅槃の図(3番目の絵)。
インド国内でいろいろあって、スリランカに仏歯が来ました。中央の人の髪の毛の中に仏歯を隠しているので頭が光っています(10番目の絵)。
当時のスリランカ王はこの仏歯を受け入れ、お祭りすることとしました(11番目の絵)。
ビジャヤバフ王はポロンナルワにアタダーゲを建築しました。(13番目の絵)。1日目にポロンナルワで観たあの「アタダーゲ」です。
戦乱等による首都の移転とともに仏歯寺も移動しますが・・・(17番目の絵)。
やっと仏歯はキャンディに落ち着きました(18番目の絵)。ところで、王様と思われる人の姿にご注目ください。今まで上半身裸であったのが服を着ています。これは外国文化の流入により高貴な人は服を着る習慣が出来たことによるものだそうです。
ところが、ポルトガル・オランダの次にやって来たイギリスが仏歯を差し押さえしまいました。このとき雨が降らない期間が続いていましたが、雨乞いの儀式を行い雨が降ったら仏歯を返却するよう交渉しました。この雨乞いの儀式はペラヘラ祭りの事です(19番目の絵)。
ペラヘラ祭りを開催した結果、ようやく雨が降り、無事仏歯も戻ってきました(21番目の絵)。
象のはく製 ペラヘラ祭りで仏歯を納めた塔を運ぶ象はひときわ大きく、かつ牙も立派なものでなくてはならないそうです。その象は国宝扱いであった先代の象です。
ヒッカドゥウェ・スマンガラの像 イギリス国旗を引きずりおろして踏みつけようとしています。見えにくいかもしれませんが、左手に持っているのはイギリス国旗です。彼はイギリス植民地時代に改革仏教を指導したリーダーの一人だそうです。
さよなら仏歯寺 もうそろ、そろここを出なくてはなりません。緑が多く意外と言っては失礼でしょうが、大きな寺院でした。駆け足の見学だったので見落としがかなりあると思います。再び来る言い訳に出来そうです。最後に、寺院拝観時には白い服の方がいいそうです。ガイドさんに白い服の人が多いですねと話したら、実はそうなんですと言われました。次はそうします。
果物市場 スリランカの葡萄は一房がこんなにも大きいのですよ。
嘘です。複数の房を繋ぎあわせて大きくしています(笑)。
日本車 市場で見つけた謎の日本語表記の車。読めるのだけれども声に出せません(笑)。日本製品に信頼があるためでしょうか。日本語でどこぞの会社名入ったトラックが結構走っています。スリランカも車は左通行なので日本車が使いやすいのでしょう。
ピンナワラ 2014年09月03日 現地時間13時15分頃
象の孤児院 この小象は「ゾウさんペーパー」で作られています。よくできてますね。ちなみに「ゾウさんペーパー」は象のウンチと古紙から作られるそうです。
小象の食事 ちょうど象さんの食事の時間に着きました。この2頭、仲が良いのでしょうか、じゃれていました。
小象のお尻 じゃれ合いに夢中だったので、小象のお尻を触ってみました。暖かくて少し空気の抜けたタイヤのような感じ。毛はそんなに硬い感じはしませんでした。
象の水浴び 我々の昼食は象の水浴びが見えるレストラン。なかなか来ないなと思っていたのですが、気が付いたら結構いましたね。ただ、このレストラン。写真は撮れませんでしたが、カラスが多く油断していると食事が強奪されます。象に見とれていたら、おかずが無くなっていました。やられた・・・。
ケイジャガマ(ガジュガマ?) 2014年09月03日 現地時間15時30分頃
カシューナッツのお店 カーシューナッツ村と呼ばれている場所だと思います。ケイジャガマそれともガジュガマと読むのでしょうか?ガイドさんに確認しておけばよかった・・・。
それはそうと、ここのカシューナッツは絶品でした。惜しむらくは少ししか買わなかったこと。紅茶をメインのお土産にするつもりだったので、他のお土産は自制したのが大失敗。大盛で買うべきだった。これから行かれる方、騙されたと思って買ってください。
コロンボ 2014年09月03日 現地時間19時30分頃
ダッチ・ホスピタル ケイジャガマから4時間経っていますが、コロンボには17時位には入っています。お土産屋さんに行っていたので写真がありません。この「ダッチ・ホスピタル」はオランダ統治時代に建てられた病院をショッピングモールに改装したものだそうです。ガイドさんがコロンボでぜひ見てほしい場所の一つだそうです。暗くなってしまいましたが、歴史的建造物の面影は感じました。
ワールド・トレード・センター ダッチ・ホスピタルが過去なら、このビルはまさに現在。スリランカで最も高いビルの一つ。コロンボはまさに駆け足でしたが、帰りの飛行機の時間です。空港に向かいます。
スリランカは見どころが多く、時間が本当に足りません。「アヌラーダプラ」や「ゴール」といった見どころを訪問せずに帰国することは大変心残りです。またいつの日か必ず訪れたいと強く思ったのでした。
ガイドさん 右が今回我々がお世話になったガイドさん「Sajith(サジー)さん」と運転手さん。
サジーさん、ご縁があったらまたお会いしましょう。
帰りの道のり