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海外旅行 スリランカ編 2013年09月

「天空の宮殿シギリヤと湖畔の古都キャンディ GO!GO!スリランカ5日間 Aコース」  LOOK JTB
 絶景『シギリア』を後にして石窟寺院『ダンブッラ』に向かいましょう。タミル人に追われた王家が一時隠れた場所で、無事王朝復興がなったお礼として石窟寺院が建立されたとか。歴代の王朝によって色々と寄進があったそうなので、スリランカの仏教美術の遷移が見られるそうですよ。

行程図
スリランカ 2日目行程図
 シギリヤを出発し、ダンブッラ観光の後、宿泊地キャンデイに向かいます。地図上では15〜20km程度の移動です。

イナマルワ 2014年09月02日 現地時間11時頃

宝石
サファイア
 ツアー自体にはありませんでしたが、我々がお願いして宝石店に連れて行ってもらいました。これは雫の形のサファイアです。スリランカはダイアモンドとエメラルド以外の宝石が産出するそうです。日本で買うよりも安いのかな?

ダンブッラ 2014年09月02日 現地時間13時頃

黄金寺院
黄金寺院
 石窟寺院の入口にあたる黄金の大仏を戴いた寺院です。なかなか奇抜な入口ですね。下の階は博物館になっているそうですが、今回は見学しませんでした。偏見ですが、なんか中国っぽい・・・(苦笑)。

坂道
石窟寺院への坂道
 黄金寺院脇の坂道を15〜20分登ります。角度も結構あります。シギリアロックを歩いたので大変疲れました。途中で献花やお土産を売っています。

ロック遠景
黄金物背後から見たシギリヤロック
 黄金物の目線あたりで振り返って観たところ、ジャングルの向こうに先程まで滞在していたシギリヤロックが見えました。

石窟寺院入口
石窟寺院入口
 ここで靴を預け、境内は土足禁止となります。
 スリランカの遺跡は全般に大変整備され、ゴミ一つ落ちてはいません。ただここで棘のような物を踏んでしまい、困っていた欧米人がおられました。万が一のために安全ピンや毛抜きを準備するもいいかもしれません。

石版
石版
 この石版にはここを黄金寺院とし徐々に規模を拡大させていくというニシャンカマレ王の宣言が記されているそうです。

第1窟1
第1窟(デーワ・ラージャ・ヴィハーラ)
 一番入口側から第1窟で順に第2窟と続き、一番奥が第5窟。第1窟は巨大な涅槃仏です。
 胸の辺りに注意書きが置いていますが、これは仏像の写真を撮るのは良いのですが、お尻を向けて写真を撮ってはいけないと書いてます。人物を一緒に写すならば、参拝してる(頭を向けている)姿勢にしてください。場所や人によっては怒られますよ。スリランカ全ての仏像に対し同じように敬意を払ってください。

第1窟2
涅槃仏
 涅槃仏の足の裏です。スリランカの涅槃仏は足の裏を赤く染めるのが伝統らしいです。

第1窟3
ビシュヌ神祠
 第1窟と第2窟の間にヒンドゥー教の祠があります。ポロンナルワにもありましたが、ビシュヌ神は仏教の守護神です。そして神職みたいな方が入口にいますが、お布施を渡すと願いをかなえてくれるお祈りをしてくれます。そしてお守りの白い糸を手首に巻いてくれます。

第2窟1
第2窟(マハー・ラージャ・ヴィハーラ)
 5つの石窟の中で最も大きい石窟です。50体以上の仏像があります。壁画が天井や壁一面に描かれています。

第2窟2
座仏群
 光の当て方にもよりますが、大変鮮やかで綺麗です。今回の撮影ではフラッシュを使っていません。最近はフラッシュを使ってもいいようですが。

第2窟3
仏舎利塔
 仏舎利塔の周囲は座仏が鎮座しています。一番手前は修行中の仏陀に雨がかからないようにとコブラが傘の代わりになったとの伝承を表した仏像です。

第2窟4
立仏
 この石窟の本尊と思われる立仏です。普段はカーテンに覆われているようですが、見学の際は開いても良いそうです。左腕で衣を肩辺りで押さえている御姿はスリランカで一般的な形だそうです。

第2窟4
聖なる水
 写真上部の黒い帯状の部分は聖なる水が流れる部分です。水が流れる場所なので魚が描かれています。黒い帯は左側に続き、水滴が床に落ちる場所があります。その水は聖なる水として僧侶が儀式に使うそうです。本来はその水を集める壺を撮影したかったのですが、露出と撮影深度をミスり、上手に撮れませんでした。

第2窟5
ビジャヤバフ王の像
 タミル人に落とされたポロンナルワを奪回したビジャヤバフ王の立像です。かつてタミル人に攻められたとき逃げ込んだのがここダンブッラで、混乱平定後寺院を寄進したそうです。
 ちなみに石窟寺院を拡張した「ニシャンカマレ王」の立像もあったのですが、撮影を忘れてしまいました。

第3窟1
第3窟(マハー・アルト・ヴィハーラ)
 ここの仏像は第1窟と第2窟とは異なり、立仏が多いです。18世紀にキルティスリラジャシンゲ王によって造られたとされています。

第3窟2
キルティスリラジャシンゲ王像
 18世紀にはオランダが進出してきており、支配者階級に欧州の価値観が少しずつ広まってきました。というのは王様が上着を着るようになったことです。第2窟の王像は上半身裸ですから違いが判ると思います。

第4窟1
第4窟(バッツィーマ・ヴィハーラ)
 いろいろと曰くのある石窟です。まずは仏舎利塔ですが、宝物が隠されているとの伝承から盗掘にあったそうです。
 また有名なエピソードですが、写真奥にある鮮やかな黄色の大きな座仏ですが、某独国人が天井を撮影する際、腰をかけたため色を塗りなおさなければならなくなったそうです。
 そして仏舎利塔の周りに机が置かれて、奥に行くことが出来ないようになっています。これは某露国人が狼藉を働いたため、これ以上入れないように最近置かれたそうです(平成26年9月現在)。拝観のマナーは十分に気を付けたいものです。

第4窟2
天井絵
 この石窟の天井にも鮮やかな壁画が描かれています。某独国人は近くで撮影したかったのでしょうね(^^;)。繰り返しますが、この国の方々は信心深い方が多いので、仏教(仏像)に対して敬意を払わなくてはいけません。

第5窟1
第5窟(デワナ・アルト・ヴィハーラ)
 1915年に完成したとされる一番新しい石窟。一番小さいと思われます。
 駆け足での見学でしたが、十分堪能しました。これから今夜の宿泊地キャンディに移動します。

KAWDUPELELLA 2014年09月02日 現地時間15時頃

スパイスガーデン
スパイスガーデン (RANWELI No.99)
 キャンデイへの移動途中にマータレー郊外のスパイスガーデンに寄りました。軽快な日本語を使う店員さんがいます。スパイスガーデンという名前ですが、我々の入ったガーデンは香辛料よりも健康食品や除毛剤みたいなものの紹介時間が多かったです(笑)。
 写真左下にある小さな容器は除毛剤です。デモンストレーションで腕に塗られましたが、凄い効き目でした。腕の剛毛が15分くらいで綺麗に抜けました。興味のある方はどうぞ。当然シナモンやカルダモン等の香辛料もあります。今回はガラムマサラ等を買いました。

キャンデイ 2014年09月02日 現地時間17時半頃

ダンス1
キャンディアンダンス
 スパイスガーデンで時間を取ってしまい、開演ぎりぎりに駆け込みました。そのため、本当に後ろの席でした。ただ、会場自体そんなには大きくないので、後ろからでも十分見ることが出来ます。なかなか激しい踊りもあり、写真がブレブレになりました。

ダンス2
 なかなか器用に回しています。ダンスショーはオープニングからスリランカ国家まで10演目あります。日本語で書いた簡単なプログラムがもらえます。

ダンス3
 孔雀のような衣装です。優雅に演舞していますが、ついつい女優さんのお腹に目が行ってしまいました。

ダンス4
 劇場での演目が終わった後、会場外で火を使ったショーが始まります。後ろに座っていたので、いい位置取りが出来ました。

ダンス5
 一番最後は火渡りです。建物の2階から見ていたのですが、そこまで火の熱さを感じたので、火桶はかなりの温度になっていると思われます。
 2日目の観光はここまでです。ホテルに移動します。

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