海外旅行 ラオス編 2013年07月
「ANAマイレージクラブ会員限定ツアー 専用車で巡る!世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン満喫の旅 5日間Sクラス」 ANAハローツアー
ルアンパバーンとして2日目です。今日ははメコン川クルーズと「パークウー洞窟」「焼酎村」と「和紙・手織村」観光と「ワット・シェントーン」見学です。呑兵衛としては焼酎が大変楽しみではあります。ワット・シェントーンはホテルの隣です。ふらりと行けますが、ガイドさんに説明と案内をしてもらおうと思っています。
ワット・シェントーン 現地時間15時40分ごろ
外観 ラオスで最も格式の高いお寺。見学時には雨もすっかり上がりました。御仏のご加護でしょう。シーズンオフということと、直前まで雨が降っていたので、訪れる人も少なくたいへん静かで落ち着いた見学が出来ました。
内部 漆と朱と箔で装飾された内部です。このお寺もワット・マイと同様ルアンパバーンが「黒旗のホー族」に襲われた時、破壊を免れました。首領が若い時にこのお寺で僧侶として学んでいたからだそうです。
ちなみに「ホー」とはベトナム・ラオス国境付近に住む中国人武装集団のことで、それらをラオス語で「ホー」と言います。ホーは赤旗軍、黒旗軍、白旗軍、黄旗軍などと各勢力が称し、時には1万近くの大部隊になりました。そして住民を襲撃し、殺戮、強奪の限りを尽くしたそうです。結局はフランスとシャム(現タイ)に鎮圧されました。
仏教の説話や当時の生活そして伝説の英雄譚が描かれています。右上の梁のようなものは龍(ナーガ)です。これは実は樋になっており、水が流れる仕組みになっています。ピーマイ祭りの際、この水を持ち帰り聖水として新年の多幸を祈るそうです。
裏面壁 生命の木 仏教の説話が描かれております。下側は鹿を助けた亀の話と虎に襲われた鹿の親子の話。見事なモザイクです。
霊柩車庫 1960年に行われたシーサワンゥオン王の葬儀に用いた霊柩車を保管する車庫。『外壁』は金箔を施した彫刻で埋め尽くされており、豪勢な車庫です。
霊柩車 ナーガをモチーフとした台車に遺体を入れる箱(壺)が3つ乗っています。一番手前が皇后、真ん中が王様、そして一番奥が親族を入れる物とか。ただ、この霊柩車の箱にご遺体は入ることはなかったと聞きました。
霊柩車庫 内部右側 コンクリートで作られた内部に朱や箔で装飾が施されております。多数の仏様や天女・動物として当時の人々の生活などが描かれております。
霊柩車庫 内部左側 入り口から見て左側になります。王政が廃止された時、この車庫の建設も中止となりました。社会主義革命ですから、王制にかかわった人々は迫害を恐れて逃げ出したそうです。そのため内部は未完成で、特に左側はコンクリートむき出しとなっております。もったいないですね。
立仏堂 諸説あると思いますが、この堂で王族が出家したり仏事を行ったと聞きました。可愛い堂です。
立仏堂内部 内部の立仏。両掌をこちらに見せる仏様は仲裁を意味する印だとか。
赤堂 小さな堂ですが、外壁の装飾は見事なものです。地元の人は「占いの堂」と呼んでいるそうです。
赤堂 内部 堂の内部。本尊は奥におられます寝仏。寺院創建時の涅槃仏と言われ、古典的なラオス様式と言われています。
そして、手前にある小さな仏像。伝承では願い事のある人は、手前の手前の小さな仏像を3回頭上に上げることができたならば願いがかなうとの事。実際やってみましたが、この仏像、小さいのに大変重いです。気を付けてください。
秘仏の堂??? 忘れました・・・ パバーン仏に次ぐ大切な仏様が安置されています。秘仏でピーマイ祭以外は公開されないとの事です。ところが、この堂の扉には穴が開いていて実際には覗けます(笑)。
ルアンパバーンの街並み@ 現地時間18時ごろ
ルアンパバーンの街並み 夕食まで時間があったので、街をふらふらしてみました。でも、あまり人が見えませんね。
パン屋とか喫茶店でしょうか?
現地の方が利用する雑貨屋?何かを買ってみる勇気がありませんでした。だって、お菓子の袋の色が退色しているような・・・。
レストランとレンタルバイクの店でしょうか。
レストランかな。
ゲストハウスでしょうか。
現地時間20時頃。右側がレストラン「エレファント」。左側はレストランとワインバー。行ってみたかったけど、ちょっと疲れていたのでやめました、明朝托鉢見学で早いから・・・