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海外旅行 ラオス編 2013年07月

「ANAマイレージクラブ会員限定ツアー 専用車で巡る!世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン満喫の旅 5日間Sクラス」  ANAハローツアー
 「ラオスって何処?」そう聞かれることが多い国。でも時間がゆっくりと流れていて、なぜか懐かしい気がする国だそうで、最近の疲れを取るにはいいかも。世界遺産 古都ルアンパバーンで夏休み。ベトナム・カンボジア・タイとはまた違った雰囲気を味わいに出発。

羽田空港 国際線 2013年07月01日

国際線ターミナル
羽田空港国際線
 羽田出発は日付が変わって7月2日0:30のANA172便でバンコクへ。しかしながら、出発手続きなどがあるので、書類上7月1日出発。新しくなった羽田国際線ターミナルは初めてです。

バンコク スワンナプーム空港 2013年07月02日

スワンナプーム空港
スワンナプーム空港
 現地時間で6時くらい。この空港2回目ですが、デカくて嫌になります。英語うまくできないし・・・。案の定、また迷いました。渡された旅行日程表にある地図も、もう少し親切に書いてくれたらいいのに。早朝で客が少なかったので、親切な係員が案内してくれました。オドオドしていたので不審に思われた?

PGラウンジ
バンコクエアウェイズ ラウンジ
 7時にはバンコクエアウェイズ(PG)のカウンターを通過。出発は10:05。早朝の利用客にはラウンジで軽食のサービスがあるようです。珈琲や紅茶、サンドイッチや菓子パンの提供がありました。でも、ここは東南アジア。紅茶は激甘です。逆に喉が渇きますよ。この日は利用客が少なく、静かでした。

PG飛行機行き
バンコクエアウェイズ ATR72-500
 待合所からバスに乗って駐機場に移動。この飛行機を見た欧米人は笑いながら喜んでいました。可愛いですね。
 実はこの手の飛行機2度目。2009年のタイ旅行で同じくバンコクからチェンマイに移動したときもこんな感じ。このタイプは巡航速度時速509km。そして約2時間の旅。

タイ上空
タイ上空
 飛行機から見たタイ上空。見渡す限り平地で水田が広がっています。

ラオス上空
ラオス上空(メコン川)
 飛行機から見たラオス上空。奥に流れているのはメコン川。タイと比べて山国であることがわかると思います。

ラオス ルアンパバーン 2013年07月02日

ルアンパバーン空港
ルアンパバーン空港
 やっと付きました。ラオス ルアンパバーン。とっても小さな国際空港。日本の地方空港よりも小さいかも。早速、時間の流れがゆったりとなりました。それは入国審査官が小さな子供を連れて来ていて、その子が遊んでいるのは審査待ちの我々の傍。他の職員は微笑んで見ているだけ。ゆったりしてますねぇ。
 ところでこの飛行場、妙に綺麗です。何と6日前に出来たばかりとか。この時は両替所もお店もありませんでした。

ルアンプラバーン国立博物館 現地時間14時30分ごろ

ルアンプラバーン国立博物館"
ルアンプラバーン国立博物館
 かつてフランスが植民地支配のために建築した建物を利用して博物館にしました。王朝の家具調度品や各国からの贈答品などが展示されています。荷物の持ち込みは禁止で(当然カメラも)ロッカーに預けます。服装も注意が必要で肌の出しすぎはダメです。
 中央に見える二頭の象はラオスの前身となる「ラーンサーン王国」の紋章。18世紀にこの王国は3つに分裂し、この地を治めたのが「ルアンパバーン王国」。

パバーン安置祠
パバーン像安置祠
 王宮博物館内に安置されている「パバーン仏」を展示する予定の祠。金箔を惜しげもなく使った建屋はほぼ完成しています。実際に「パバーン仏」がこちらに鎮座した場合、有料かつ限定公開になるらしいとガイドさんは言っていました。

安置祠内部
パバーン安置祠内部
 外観と同様豪華な装飾です。中央の厨子に仏像が安置されるのでしょうか?
 ちなみに「パバーン仏」はスリランカから来た仏像という伝承があります。まずはクメール王に贈られた後、ラオス王権の象徴として「ラーンサーン王朝」に贈呈されました。その後現在のタイに奪取されたり返却されたりという波乱の歴史があります。この「パバーン仏」は現在もラオスで最も重要で大切な仏像の一つで、信仰を集めています。

シーサワンォン王像
パバーン像安置祠から見た「シーサワンォン王像」
 シーサワンォン王:1885年−1959年。最後のルアンパバーン国王で、初代のラオス国王。

ワット・マイ 現地時間16時ごろ

ワット・マイ
ワット・マイ
 国立博物館の隣で、非常に美しい寺院です。屋根が重なった建築様式はルアンパバーン様式と呼ばれるものです。かつてはラオス仏教最高位の僧侶の住居でもありました。1887年に「黒旗のホー族」が街を襲いましたが、あまりにも美しい寺院であったため、破壊を免れたという逸話があります。

ワット・マイ外壁1
ワット・マイ外壁の一部
 仏教の輪廻思想,抒情詩ラーマナヤそして村の生活などが金を使ったレリーフで表現されています。

ワット・マイ外壁2
 柱や天井にも装飾が施されています。

ワット・マイ内部仏1
ワット・マイ内部の仏像
 仏様の手の位置や向きに意味があるそうです。

ワット・マイ内部仏2
ワット・マイ内部の仏像の裏側
 上記仏像を裏から見たところ。背中を向け布を巻いている仏像の後ろに大きな仏様があります。この大きな方が前から見たときに見える仏様、実はこの背中を向け布を巻いた幾分小さい仏像が本来の本尊。大きい方が見栄えがいいとのことで、本尊の前に大きな仏像を置いたとの話です。だから、本当の本尊は入口側からは見えないのです。

ボート
ワット・マイ・ ピーマイ・ラーオのボートレースで使うボート
 ラオス語で「ピー」は「年」、「マイ」は「新」。よって旧暦の新年を意味します。この一週間は大変にぎやかなお祭りになるそうです。その時にボートレースが行われ、これは50人乗り。
 また、この時はあの「パバーン仏」が本堂前に設けられた仮屋に移されて人々の参詣を受けるそうです。

プーシーの丘 現地時間18時ごろ

プーシーの丘入口
プーシーの丘 入口
 プーシーの丘の入り口は国立博物館の道路を挟んで向かいにあります。この階段328段あるといいますが、結構大変です。暑い場所です、水とタオルの準備はお忘れなく。写真のような傾斜が何カ所かあります。

タート・チョムシー
プーシーの丘頂上の タート・チョムシー
 昔はお坊さんが住んでいたそうなのですが、今はいません。ここから毎日托鉢に行くと考えると修行とはいえ滅入ってしまいますね。

プーシーの丘展望台
プーシーの丘展望台
 頂上の展望台はこの程度の広さです。今回訪問した7月上旬は観光シーズンではないためこの程度の人数ですが、ハイシーズン身動きが取れない位になるそうです。行く時間と時期は十分に検討してください。
 ちなみに撮影日は7月2日、現地時間18時で夕日は見えませんでした。

メコン川
プーシーの丘から見たメコン川
 雨季のため、川の色が茶色です。時期が良ければかなり綺麗な色に見えるそうです。上の写真で人々が立っている場所から見るとこう見えます。

ナムカーン川
プーシーの丘から見たナムカーン川
 上の写真とは逆方向。見える橋は自動車禁止の橋。そして見える煙は炊事の煙。熱源として薪を多用するため町中真っ白に見えるそうです。また、焼畑時期もそこらじゅう真っ白になり、何も見えない日もあるそうです。やはり時期は選ぶべきです。

ナイトバザール 現地時間18時30分ごろ

ナイトバザール1
ナイトバザール
 プーシーの丘から戻ってきました。奥に見えるのはワット・マイ。夕方になると「シーサワンォン通り」にナイトバザールが出現します。車などが一切通れなくなるので、時間に注意してください。

ナイトバザール2
 ナイトバザールは200m位。通りの幅に対して2〜3軒の店があり、地元の人や近郊の村々から工芸品などが持ち込まれています。布製品が多いですが、コーヒーやお茶、銀製品などもあります。
 お店では少額の米ドルが使えますが、おつりはキープであったりない場合があります。ただ、結構あちこちに両替所がありました。その街中の為替は今回(2013年7月2〜4日)では1円72〜74キープでした。

ナイトバザール3
 横道に入ると飲食店の屋台があります。店にもよりますが、基本的にはバイキング形式だそうです。興味惹かれるものから得体の知れないものまで多種多用。
 以外と言ったらなんですが、ここの屋台街で日本人を結構見ました。しかも女性二人組が多かったです。比較的安全なのでしょう。

ナイトバザール4
 肉系の食べ物は焼いてあるようですが、注文すると再度火を通してくれます。我々はレストランを予約していたのでここでは食べませんでした(残念?)。

ソン・パオ 現地時間19時ごろ

ソン・パオ
今回の夕食「ソン・パオ」
 ラオス舞踊のショーが観られるとのことで楽しみです。この店、オーナーさんが日本人だとか。

民族舞踊1
民族舞踊
 二階に案内され、お客は全部で日本人6人しかいなかったのですが、舞踊ショー始まりました。色白で可愛い踊り子さんでした。

民族舞踊2
 2つの舞が終わったら3つの民族衣装に着替えて次の舞。左からカム族・モン族・ラオ族の民族衣装です。可愛いなぁ。

民族舞踊3
 最後はクメール風舞踊。最後にみんなで写真を撮りました。
 初日はここでおしまい。明日はメコン川クルーズです。

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