海外旅行 ラオス編 2013年07月
「ANAマイレージクラブ会員限定ツアー 専用車で巡る!世界遺産の街ラオス・ルアンパバーン満喫の旅 5日間Sクラス」 ANAハローツアー
ルアンパバーンとして2日目です。今日ははメコン川クルーズと「パークウー洞窟」「焼酎村」と「和紙・手織村」観光と「ワット・シェントーン」見学です。呑兵衛としては焼酎が大変楽しみではあります。ワット・シェントーンはホテルの隣です。ふらりと行けますが、ガイドさんに説明と案内をしてもらおうと思っています。
シェントーン・パレス 2013年07月03日 現地時間7時ごろ
シェントーン・パレス レストラン 今回お世話になったホテル。メコン川に面したレストランで朝食。人があまりいません。静かでいいです。ホテルのスタッフは非常にフレンドリーでよく声をかけてきました。あるスタッフはルアンパバーン観光名所のiPadの写真を見せてくれたりしました。もう少し英語ができたら内容を理解できたと思うと、不勉強に反省です。
ラオス国歌 チャンバー 街路樹は「チャンバー」と言ってラオス国花です。英名を「テンプルツリー」、ラオスにふさわしい名前の花です。別名「プルメリア」とも言います。風が吹くと花がひらひら舞ってきて大変綺麗でした。
メコン川クルーズ 現地時間8時30分ごろ
メコン川クルーズ乗り場 ホテルのレストランの通りを挟んだ向側が乗り場でした。地元の人が漁か何かに使う階段かと思いました。崩れているところもあり、ここまで水が上がってきたのかと思いました。
クルーズ船 この船に乗ってメコン川クルーズです。古い木製の船ですがそこそこ小奇麗な船でした。なお、客は我々夫婦とガイドさんの3人の貸切。この船を待っている間に、流しの観光船が声をかけてきました。同じような観光船が多数川を上っていました。
クルーズ船 河はゆったりと流れる場所もありますが、このように岩が露出している場所も多数あります。岩の上のコンクリートの塊は灯台のようなものだそうです。航路の目印か何かなのでしょう。
スピードボート 高速のモーターボート。無茶苦茶早いです。気が付いたら追い抜かれていました。水面を跳ねていたので乗り心地はどうでしょう。皆ヘルメットしているし・・・。魚雷のようでした。
水上ガソリンスタンド メコン川の船のための船上ガソリンスタンド。所変わればと言ったところでしょうか。
焼酎村:バーン サーンハイ 現地時間10時ごろ
焼酎村入口 「えぇー何処行くの?」と言った感じの船着き場。川に落ちたくないなあと思いながら木で造った橋を登って行きました。この日はまだ降っていませんが今は雨季。雨が降ってきたらドロドロになりそうですし、第一壊れそう。
焼酎蒸留装置 蒸したもち米を原料としているそうです。ドラム缶で蒸留しています。熱源は薪でドラム缶の上部をホースを流れる水で冷やしています。以前のラオスはお酒と言えば「焼酎」だったそうですが、今はビールの消費が多いそうです。焼酎は村の神事やベント等で飲む程度となってしまい、全般に観光客のお土産となってしまったと聞きました。
ラオ・ラーオ 意味はラオは「酒」、ラーオは「ラオス」。アルコール50%の「ラオ・カーオ」透明です。泡盛に感じが似ています。赤いものは「ラオ・カオカム」約15%。ほんのり甘くワインと言ったら言い過ぎかな。赤米が原料です。若干白濁しているものは「ラオ・サート」。日本酒の「濁酒(どぶろく)」に似ています。
上の段は「蠍」、「蛇」や「百足」を漬け込んだ物。ガイドさんの話ではでは40歳以下の男は飲んではいけないそうです(笑)。夜の効果が凄いからだそうです。お父さんのお土産にどうぞ。ただ、全ての瓶に言えますが、キャップの締めが甘いものもあるので、よく確認してください。
パークウー洞窟 現地時間11時ごろ
パークウ―入口 ルアンパバーンから約25kmほど登ったナム・ウー川の合流地点付近にあります。少し見えている穴が「タム・ティン・ルム」。左の階段を登って行くと「タム・ティン・トゥン」。2つの洞窟がここから行けます。この写真からは見難いですが、2006年(?ごめんなさい。忘れました)に大雨で白い塀の辺りまで水が来たそうです。
タム・ティン・ルム (通称 下の洞窟) 沢山の仏像が置かれています。古いのから新しいのから・・・。実はもっともっと仏像があったそうなのですが、ラオス内戦の混乱時に価値のありそうなものは持ち出されたそうです。でも最近になって寄進もあり、多少増えてきたそうです。
ここの洞窟には約2500体の仏像があるそうです。そしてその体部分はルアンプラバーン様式と呼ばれる立像です。革命で王制が廃止されるまで、奉納する仏像を刻む仏師は王家の保護を受けていたそうです。
入場して左手奥の仏塔。この日のこの時間は、なぜか日本人ばかり見学していました。
タム・ティン・トゥン (通称 上の洞窟) 下の洞窟から5分ほど登ります。焼酎村で買った焼酎を背負っていたので、今回の行程で一番疲れました。飲料水の用意を忘れずに。さすがに焼酎はここでは飲めませんでした。
洞窟の内部から入口を見たところです。明かりがないので本当に真っ暗です。光量が大きい懐中電灯を準備した方がいいでしょう。ライトは入口で売っていますが、ちゃんと点くのでしょうか? カメラ内蔵のフラッシュではかなり暗い画像になると思います。荷物になりますが、一眼レフならば外付けのフラッシュがあると綺麗に撮れると思います。
この上の洞窟は王族しか入ることのできない洞窟だったそうです。新年には王族が巡礼する習わしがあったとか。一部色彩が残っていますが、内戦時ここも略奪があったそうです。この洞窟の経緯を考えると、当時は手の込んだ装飾があったと想像します、フラッシュの光量不足でよく見えないと思いますが・・・。
最深部です。右側奥は祭事を行う高僧の控え場。当時の僧侶は直接王様を見てはいけないらしく、扇のようなもので顔を覆ったそうです。そして撮影者が立っている場所は王様が座した場所。自分のような庶民が立っているなんて当時では考えられませんね。
手漉村と織物村:バーンサーンコーンとバーンシェンレック 現地時間14時30分ごろ
手漉和紙村 バーンサーンコーン 昼食後、ここへ移動しました。ここは手漉和紙の村、サーンコーン村。日本と同様にミツマタなどを用いて和紙を作っています。原料の繊維を取り出し、水に溶て簀子に流してアクセントの葉っぱを入れたら・・・。
簀子を上げ、手漉和紙の出来上がり。叩解が悪いので綺麗なシート状にはなっていません。紙厚もあるのでボテボテした感じ。ただ、この紙を用いたノートやランタン等の工芸品は大変趣があります。お土産に向くと思います。
絹織物村 バーンシェンレック こちらは織物の村、シェンレック村。蚕の繭です。白いのと黄色いのがあります。
絹を染める天然染料。レモングラスやマンゴスチンの皮等を用いて染めるそうです。ザルのラベルが読めるでしょうか。中に素材が入っています。
織物を織る地元の人々。ベテランになるほど高度な織り方ができるそうで透かし織りとかできるそうです。模様がある部位で生地の裏面が整っているものほど上級者の技だとか。 直売所で絹織物が買えますが、機械織りも販売しており、ハンドメイドより当然廉価です。そして妙に安いものは絹と化繊等の混紡もあります。ラベルの確認や店員さんにちゃんと聞いた方がいいでしょう。
絹織物村観光を終えて車に乗った途端、突然の大雨。季節的に雨季で、天気予報では「雷雨」となっていたので、何時降るのかと心配していましたが、濡れずに済みました。傘を差さないで観光が出来てラッキーでした。ここからは車でルアンパバーンに戻ります。