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「平和を願って」  戦後50年 犬山市民の記録

これは昭和60年に平和都市宣言をした愛知県犬山市の市民の戦争体験記集です。
犬山市企画課の許可を得て、ここに転載致します。
著作 権は犬山市に帰属します。
よってこの記事の無断転載は厳禁です。


平和を願って
 戦争で多くの人が死んだ
  日本でアジアで世界中で
   戦って空襲で原爆で
    若者も老人も母も子も
     犬山にも戦闘機がやってきた
      銃撃され逃げ惑う子や女学生たち
       戦争はもうごめんだ もうごめんだ
        平和を願おう 平和を願おう

発刊のことば  犬山市長 石田芳弘
 戦後50年の節目にあたり、昨年市民の皆様から体験文を募りましたところ、 たくさんの応募がありました。本当にありがとうございました。
 私も終戦の年に生まれましたので、「戦後何年」というと私の年齢と重な って、誕生日を迎えるたびに平和への誓いを新たにしております。
 皆様方の貴重な体験文を読ませていただきますと、どの方も先の大戦を生 き抜いてきたことが奇跡的であり、筆舌に尽くせないご苦労をされてきてお られます。
 ひるがえって、今の日本はどうでしょうか。戦争とは全く無縁のように繁 栄を続けておりますが、忘れてはならないのは今も先の大戦で体や心に傷を 負った方がたくさんおられ、戦争を知らない新しい世代と戦争を体験された 方々が同居しているという現実です。
 新世代の人々は戦争体験者の方に思いを寄せ、世界平和と人類福祉の向上 に務めなければなりません。この体験記がこれらに少しでも役立つよう期待 するものであります。

     愛知県犬山市 平成9年8月15日発行 
    「平和を願って 戦後50年 犬山市民の記録」より転載


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