2003年夏に休刊した雑誌『詩とメルヘン』(サンリオ刊)からは多くの人気イラストレーター、詩人たちが輩出
しました。その創刊号(1973年)〜休刊号より約50冊、きのゆり、青木景子、水原エリ、ゆきやなぎれい、他の詩画集、
味戸ケイコ、東逸子、牧村慶子、他の画集、やなせたかし、葉祥明、他のギフト文庫、等サンリオから出版された『詩と
メルヘン』関連の書籍を展示いたします。展示詳細へ
なお、味戸ケイコ、北一明の作品は、常設展示しています。
K美術館収蔵庫の作品より冬にちなんだ作品を選んでみました。
安藤信哉の油彩画、呉一騏の水墨画から、長谷川潔、坂東壮一の銅版画、鏑木清方、川瀬巴水、高橋松亭、磯見輝夫の
木版画まで、約30点の作品で、
冬にたいする画家たちの様々な心象を楽しんでいただければ、幸甚です。
なお、味戸ケイコ、北一明の作品は、常設展示しています。
安藤信哉は売り絵を一切描かなかったため、生前は画商が付きませんでした。そのため、美術業界からは見逃されていました。
没後、その作品のもつ深い魅力に、美術館関係者や目利きと言われる人びとが気づきはじめました。その名声は、近年いよいよ
上がってきています。K美術館の収蔵品より、
安藤信哉の精髄といえる、1930年の油彩画から1982年の遺作(水彩画)まで、最大作(180cm×180cm)を中心にした20点と
愛用のパレット等を展示いたします。
安藤信哉作品へ to Ando's works
なお、味戸ケイコと北一明作品は、常設展示しています。
収蔵品より、鏑木清方、川合玉堂の明治期木版画から坂東壮一の平成の銅版画まで、20世紀の油彩画水彩画取り混ぜて
30点ほどを展示いたします。夏の涼風をお楽しみください。
なお、味戸ケイコと北一明作品は、常設展示しています。
日本が若くて熱かった昭和40年代を、新宿とジャズと本をキー・ワードに振り返ります。30年の眠りを経て、今熱い息吹が
復活します。
出展予定リストへ
LPレコード (山下洋輔トリオ、マイルス・デイビス、ジョン・コルトレーン、マル・ウォルドロン、浅川マキ、藤圭子、他)
雑誌 (週刊アンポ、ガロ、ジャズ批評、現代詩手帖、パイデイア、都市、他)
単行本、詩歌集、画集 (野坂昭如、五木寛之、中井英夫、吉本隆明、加藤郁乎、福島泰樹、塚本邦雄、澁澤龍彦、種村季弘、
寺山修司、唐十郎、水木しげる、つげ義春、他多数)
マッチ (JAZZ喫茶マッチ)
絵葉書 (横尾忠則、林静一)
その他に、全共闘のチラシ、ビラなど多数。すべて、当時のオリジナルを展示いたします。
なお、味戸ケイコと北一明作品は、常設展示しています。
銅版画の巨人、深澤幸雄の代表的作品20余点と、余技というには、あまりに魅力的な書・書画作品10点余点を展示いたし
ます。深澤芸術の精髄をご覧いただけます。
深澤幸雄作品へ to Fukasawa's works
なお、味戸ケイコと北一明作品は、常設展示しています。
2002年1月4日(金)〜2月3日(日) 「解説」へ 「木版口絵」へ to prints
2002年2月6日(水)〜3月31日(日) 小原古邨作品へ to Koson's works
2002年4月3日(水)〜5月26日(日)
静岡新聞の美術欄「この一品あの一点」に2001年11月まで約80回にわたって紹介しました
館蔵美術品(絵画、陶芸、書など)を展示いたします(展示替えあり)。
なお、味戸ケイコ、北一明の作品は、常設展示場に展示しています。
2002年6月2日(日)〜7月21日(日)
K美術館開館5周年を記念して、当館が推薦する上條陽子さんの 新作を中心に展示いたします。
上條陽子作品へ to Kamijo's works 「ご案内」へ 「記憶の塔ー上條陽子の箱」へ
2002年7月27日(土)〜9月29日(日)
味戸ケイコさんの本格デビュー30周年を記念して、普段目に触れない著作等を一挙展示いたします。
味戸ケイコ作品へ
2002年11月9日(土)〜12月29日(日)
内田公雄(きみお)氏は1921年に、K美術館のある清水町の北隣り、長泉町に生まれました。現在は、沼津市にアトリエ
を構えています。
画家は、具象画抽象画ともによく描きますが、K美術館の展示は、画家の本領が遺憾なく発揮された抽象画で占められます。
画家は、不断に磨きぬかれた鋭敏な詩的感性のうえに、疲れを知らぬ強靭な哲学的思索を巡らせて、抽象絵画の可能性を、
画家独自の視線で追求してきました。80歳を越えて、その画面は、造形表現の根源へ向けていよいよ鋭く突き刺さり、絵画の
原型、原型の美とも呼ぶべき独特の位相を現してきました。
内田絵画の抽象の極みに突然現れる、造形表現の詩的交響の美しい木霊(こだま)に耳を澄ませていただければ、幸甚です。
K美術館表紙へ to top page