木造柱及び梁(横架材)に溝形鋼をスクリューボルトにて固定し、溝形鋼にあらかじめ溶接接合したプレートに耐震ブレースを取り付けます。現在お住まいの住宅に起き(垂直・水平)が出ていない場合でも、当社では設計図書を基準に耐震壁を製作せず、現物の実測により施工図面を起こし、製作取付けまでを行います。
耐震工事に関して
○ 耐震シェルター(耐震工事に関して) 当社では鉄骨耐震シェルターをオーダーメードにて製作しています。 住宅内組込み型、屋外設置型等、ご要望に応じて製作致します。 <耐震シェルターのサイズ・構造> 耐震性の低い建物が倒壊するケースを想定し、既存構造物の重量に耐えられる構造をご提案します。また、隣接する建物の倒壊を想定し、上下方向の荷重に併せて斜め上部方向からの荷重にも耐えられる「完全ラーメン構造」、「接合部の完全溶接による一体構造」等があります。 耐震シェルターのサイズは人間が一人が入れる程度のものから、五人程度が横になり仮生活が可能なシェルターまで製作可能です。出入り口、換気扇、窓、建具の設置に関してもご相談承ります。小型のものは耐震金物の部類に入り、大型のものに関しては耐震鋼構造物という位置づけとなります。 <耐震シェルター(耐震補強)の施工に関して> 強固な鉄骨構造の部屋を建物1階に組込むことで、木造住宅全体の耐震化を図るとともに、組み込んだ部屋自体がシェルター機能を果たします。既存木造住宅のべた基礎上に設置する場合は、新規の基礎工事が必要となりません。 ただし、屋外設置型以外に関する施工方法は各住宅毎変ってきますので、ご相談の際プランを紹介させて頂きます。基本的に10m2以下の鋼構造物となり、建築確認は不要です(各用途地域における規制の詳細はご相談の際に確認致します)。 <耐震シェルターの安全性> 当社では鉄骨製作管理技術者、溶接管理技術者(WES)、溶接技能者、非破壊検査技術者(UT)等が在籍しており、溶接部の品質保証を行います。 <耐震補強工事に関する補助金制度> 静岡県のホームページ内「耐震ナビ」にてご確認いただけます。 ○木造建築物への耐震補強 |