屋外の構造物に鋼材料を使用した場合、木材同様にメンテナンスが必要になります。
鋼材の場合は塗装を施工することで対処します(SUSの場合不要)。
材料に腐食がある場合には補修工事を行い、その上から再塗装します。
<柱等の主要部材の根元部分に腐食(錆)がある場合>
住宅の柱等に腐食が見られる場合は、外壁やサッシを外し、梁をジャッキアップして腐食した土台や柱を切断した後に「根継ぎ」を行います。コンクリート埋設柱の場合にはハツリ及び左官工事も必要になります。特に建物を支える構造材(柱,梁)の腐食は、危険となりますので早急な修理が必要です。
地震で倒壊する建物の多くは構造上の問題+建物の主要構造部の侵食が原因になります。
ちなみに、住宅等の主要柱の「根継ぎ」を行った場合、溶接欠陥を調べる為に超音波探傷試験を行い、接合部の性能評価も行えます。お住まいの鉄骨住宅の柱に腐食が見られるケースはお近くの鉄工所等にご相談されることをおすすめします。
尚、屋外の鋼製品は、一般的に4~6年以内に再塗装が必要です。鉄骨階段や門扉、階段等には多くのスチール製品が採用されますが、メンテナンス不足及び設計施工不良から腐食が進行している場合が多いようです。屋外の構造物や建築金物には溶融亜鉛メッキ施工を行うか、ステンレス材料を用いることも選択肢としてあげられます。
外階段(非常階段)等が錆びて段板に穴が開いている集合住宅も見受けられますが、やはりメンテナンス不足が原因の場合が多いようです。この場合、早期に溶接補修等の対応すれば階段の全架け替えといった大掛かりな工事は不要となります。
鋼材の場合は塗装を施工することで対処します(SUSの場合不要)。
材料に腐食がある場合には補修工事を行い、その上から再塗装します。
左写真:外階段踊り場腐食状況、右写真:屋外貯水タンク架台腐食写真 |
<柱等の主要部材の根元部分に腐食(錆)がある場合>
住宅の柱等に腐食が見られる場合は、外壁やサッシを外し、梁をジャッキアップして腐食した土台や柱を切断した後に「根継ぎ」を行います。コンクリート埋設柱の場合にはハツリ及び左官工事も必要になります。特に建物を支える構造材(柱,梁)の腐食は、危険となりますので早急な修理が必要です。
地震で倒壊する建物の多くは構造上の問題+建物の主要構造部の侵食が原因になります。
ちなみに、住宅等の主要柱の「根継ぎ」を行った場合、溶接欠陥を調べる為に超音波探傷試験を行い、接合部の性能評価も行えます。お住まいの鉄骨住宅の柱に腐食が見られるケースはお近くの鉄工所等にご相談されることをおすすめします。
尚、屋外の鋼製品は、一般的に4~6年以内に再塗装が必要です。鉄骨階段や門扉、階段等には多くのスチール製品が採用されますが、メンテナンス不足及び設計施工不良から腐食が進行している場合が多いようです。屋外の構造物や建築金物には溶融亜鉛メッキ施工を行うか、ステンレス材料を用いることも選択肢としてあげられます。
外階段(非常階段)等が錆びて段板に穴が開いている集合住宅も見受けられますが、やはりメンテナンス不足が原因の場合が多いようです。この場合、早期に溶接補修等の対応すれば階段の全架け替えといった大掛かりな工事は不要となります。