無人航空機 真夏日の連続ホバリング試験
静岡では、連日真夏日が続いています。
熱に関して厳しい条件で連続ホバリング試験を行い、各部の飽和温度を調べました。
条件：気温33℃、湿度67%、気圧1007hPa、機体下面に垂直に西日の日射、3軸制御ホバリング10分、機体重量4232g
結果：モーター 55℃、ESC 42℃、機体下面 60℃、機体上面 33℃、バッテリー 45℃、問題なし
※太陽の日射は、700W/m^2以上あり、機体が黒い場合は最大の熱源となるため注意が必要です。
また今回のバッテリー消費量は3700/10000mAhrで、計算上のホバリング可能時間は27分となります。
本機体は、円板荷重を、ホバリング時の舵効き、遷移時の失速防止のために、
一般的なマルチローター機の2倍程度と高く設定しており、ホバリング効率は相対的に低くなります。
