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海外旅行 タイ編 2009年5月

「タイ横断紀行 6日間 タイ4大王朝を巡り旅」  ANAツアーハロー
 チェンマイから車で約1時間半。ラムパーンに移動しました。タイ4大王朝(ランナータイ・スコータイ・アユタヤ・チャクリ)ではありませんが、歴史ある都市の一つです。モン族の建てた国家ですが、後にチェンマイのランナータイ王国に滅ぼされました。
 また、シーサッチャナーライはスコータイ朝の重要な都市でした。4つある副首都の一つです。

ラムパーン 「ハリプンチャイ王国」 : 2009年 5月 1日

WatPharThatLampangLuang
ワット・プラ・タート・ラムパーン・ルアン
 釈迦が説法をしたという沙羅双樹が境内にあります。おそらく伝説でしょうが、そう信じたくなる雰囲気は確かにあります。ビルマ(タウングー朝?)の将軍を暗殺した時の弾痕もあります。

WatPharThatLampangLuang
 本堂の内部です。この金色の仏塔の内部には仏像が収めてあります。

馬車
ラムパーンの馬車
 ラムパーンは「ハリプンチャイ王国」の都市でした。馬車が有名らしいですが、乗っている人は我々しかいませんでした(苦笑)。馬車に乗って次の目的地「ワット・プラケオ・ドーンタオ」に行きました。

WatPharKaewDonTao
ワット・プラケオ・ドーンタオ
 ビルマ風の寺院。写真手前にある重層屋根の塔には精巧な装飾がありました。モザイクが素晴らしかったです。一時期、今はバンコクにあるエメラルド仏がここに置かれていたそうです。
 ところで、このラムパーン地域は一時期ビルマの占領下にあったため、ビルマ風の建築物が多数あるのです。

WatPharKaewDonTao
 内部の装飾です。タイルを砕いて作ったモザイクが素敵です。

WatChediSao
ワット・チェデイ・サーオ
 仏塔が20基設置されています。仏塔の林のようです。十二支の象がぐるっと周りに配置されています。

WatChediSao
 残念ながら、もともと白色の仏塔が黒ずんできてます。補修したらもっと素晴らしいのに。

シーサッチャナーライ 「スコータイ朝」 : 2009年 5月 1日

WatPhraSriRattanaMahathat
ワット・プラ・シー・ラタナー・マハータート
 クメール風の仏塔ですが、逆光ですみません。黄色い布のところに仏様がいます。

WatPhraSriRattanaMahathat
 全くもって逆光です。塔は登ることができ、上部の開口から入ることができます。内部にはリンガのようなご神体がありました。

WatPhraSriRattanaMahathat
 塔に登って見下ろすとこうなります。
 ところで今回訪れたタイの遺跡の多くには、このように柱のみ立っているがたくさんあるところがありますね。当時の建築様式では柱が石材で壁や屋根が木材です。そのため、木材部分が風雨に耐えきれず朽ち果て柱だけ残ったため、このような風景になりました。アンコールワットなどのクメール文化はこの時代よりも若干古く、壁や屋根まで石材で造ったため、外観がはっきり残っています。古い建築物のほうが残るという不思議。

WatChangLom_01
ワット・チャーン・ローム
 これも逆光ですみません。

WatChangLom_02
 仏塔は崩れかかった「象」がぐるっと土台に配置されています。でも損傷が激しく漆喰が流れて鼻と牙が無くなり、象というよりも犬に見えました。

WatChediChetThaeo
ワット・チェディ・チェット・テーオ
 この寺院跡はいろんな様式の仏塔があり、文化の移り変わりがわかる気がします。写真中央の塔に蛇に守られた釈迦像があります。

WatChediChetThaeo
 釈迦像の拡大。釈迦に雨がかかるのを自らの体を傘にして防いだ蛇の逸話だそうです。

WatChediChetThaeo
 上記写真の逆側はこんな感じ。
 シーサッチャナーライ遺跡は訪れた時間が夕方に近かったのですが、訪れる人も少なく静かに落ち着いた場所でした。

WatNangPhaya
ワット・ナーン・パヤー
 この遺跡は結構損傷がありました。漆喰の細工が広範囲で欠損していました。

WatNangPhaya
 敷地の内部に入りました。右の屋根のある所は漆喰の壁。創建当時はぐるっと周囲にあったらしいのですが、殆ど全て無くなってしまいました。

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