手筋
第1型〜第9型 第10型〜第15型
02/01/18
常用手筋
02/10/29
第16型〜第24型
03/03/24
第25〜第33型
04/09/09
 第34型〜第49型
第50型〜第79型
16/01/19
74型〜103型
切れ味手筋   切り込む手筋  あざやか手筋  

第1型  白番  説明
隅の攻めあいです。二手三手
で白がいけないように見えますが手筋が効果を発揮します.
第2型  白番  説明
黒は生きています.本手を打ってください


第3型  黒番  説明
辺の黒3子を救ってください。
トントンの筋です。
第4型  白番  説明

白3手、黒は何手かわかりません。攻め合いに勝つ方法を考えましょう.
第5型  黒番  説明

あせってカケ眼にしようとすると失敗してしまうでしょう。

第6型  黒番  説明

三目の急所の問題です.
早合点すると失敗します。
第7型  白番  説明


左方の白を助けるには白を切断している黒▲を捕獲しなければならない。カケ筋です
第8型  黒番  説明

手筋によって厚く、堅い姿にす
ることができます。
第9型  白番  説明

カカエられた白一子をどう処理しますか。

第10型から第15型まで 02/01/18追加

第10型  黒番  説明
上辺の黒が隅にワタれる(つながる)でしょうか。


第11型  黒番  説明

左右の黒のワタリがテーマです。辺への利き味がちょっとわずらわしい。

第12型  黒番  説明
白の上下の連絡を断てば、上辺の白が取れます。


第13型  黒番  解説
手筋は考えるものではなく、感じるものです。上辺の切断の手筋がピンとくるようになりたいものです。

第14型  黒番  解説

黒は三手しかありません。オイオトシでこの黒を生還させてください。


第15型  黒番  解説

白1のアテコミとは、黒にとっては寝耳に水の一手でした。良く読んでください。


解説の部

1-1図    失敗


白1と単純につめるのは黒2とすぐアテられて失敗です。工夫しないと一手負け  になる                        


キリ一本がダメヅマリを誘う

1-2図  正解  問題へ


白1のキリが敵のダメヅマリを誘う好手です。2とかわって黒にオス手がなく、白3までで勝ちとなります                            
2-1図 ウソ手

白1、黒2と生かすのはウソ手。黒の地は2目になりましたが、白の外形にキズが生じます。



白1のキリはシメツケの筋です。
2-2図 本手  問題へ

白1と打ち込んで黒2とと生かすのが良い。黒の地は3目で2-1図より一目損です。しかし、白3・5のシメツケがききます。ヨセ厚みの両面で白は効果をあげています。
3-1図   失敗

黒1とマガるのは白2でトントンになりません。失敗です。

黒1とアテコミでトントンの筋です.

3-2図  正解  問題へ

黒1のアテコミが好着でこれ以外の手では失敗します。白2とツグなら、黒3・5と打ってオイオトシです。
4-1図  失敗

白1、黒2とここをツガせてはいけません。黒4まで、白は二手も攻め合いに負けています.









白1・3とキリサガリ7とウチコムのが手をつめる筋です。









4-2図  正解  問題へ

白7は1のところへウチコム     黒8は3のところへ打ち白の一子を取る。                  
黒10は1のところをツグ       

白1のキリから黒2のとき、白3とキリサガルのが、相手の手をつめる有名な筋です。
白7(1のところ)とウチコミ相手の手をつめる。白の一手勝ちです。
5-1図  失敗




5-1図
あせってカケ眼にしようと思い、黒1とホウリ込んでも、取ってはもらえません。黒2のツギで生きです.
5-2図
黒1のサガリが正解です。この手でカケ眼にできるのです。白はダメヅマリでツゲません。黒3の一目を取ればカケ眼になります。冷静な黒1が手筋です.

5-2図  正解  問題へ



6-1図  失敗






6-1図
黒1と三目の急所を急ぐと、かえって失敗します。白2とつがれて黒3とハネコミのとき白4とツグ手があります。黒5、白6までで生きとなり、手順の失敗です。
6-2図
黒1のハネコミから3と打つ手順でないと、三目の急所はつけません。ついで白4のヌキのとき黒5とつながって、ここがカケ眼となり、白死にです.三目の急所をハネコンでから打つ筋です
6-2図  正解  問題へ





7-1図  失敗




7-1図
白5のカケは手筋ですが       黒10という好手があって白のつぶれです。
7-2図
白1は当然で、途中3、4の交換を一本打ち、5から7のカケがうまい手筋です.白3があるため黒がダメヅマリでトントンの手が成立しません。カケル手筋です
7-2図  正解  問題へ



8-1図  後手




8-1図
黒1とオサエてもよいが、後手をひきます。
8-2図
黒1とカドにトンで黒9までで白は手抜きできません。黒の一子を取らないと死んでしまいます.
この図は先手になります。黒1のトビは辺の処理の手筋です.

8-2図  正解  問題へ



9-1図  失敗


白1とあて、黒2となっては味もそっけもない打ち方であり、これではシメツケの筋は残りません.外の白も万全とはいいがたく、 次図とは天地の差があります。  



石は1子でポンヌかせるよりも、2子にしてヌカせるほうが、シメツケそのほかの行為に有効な働きをすることが多いのです.











9-2図  正解  問題へ


白1とサガリ黒2のオサエのときまず白3のアテをきかします。それから5・7とツメ、黒8まで味よくヌリこめて、白成功です。



10-1図  正解

切りをにらみながら、黒1のトビがしゃれた手筋です。白はツガざるをえず、黒3でしっかりワタれています。
10-2図  白の抵抗無理

白2とサガりワタりを妨げようとしても、黒3とキリます。白4・6で一子を取っても、黒7までのオイオトシです。
10-3図  失敗  問題へ

いきなり黒1とキルのは失敗です。白2が急所で白4までコウにもなりません。

11-1図  正解

黒1・3がセットの手筋です。白4で一子を取らせ黒5とハネてワタっています。白6・8とキッても、黒9で三子がアタリです。
11-2図  失敗

黒1のコスミはヨミ不足です。白2を先に利かされて白4まででワタれません。

11-3図  オキ  問題へ

黒1のオキも急所になりません。白2のトビで軽くかわされてしまいます。黒3とキッても、白4です。
12-1図  正解
黒1が唯一の急所です。白2と黒1にアタリをかければ逃げないで一子を捨てて黒3・5で切断できます。


12-2図  正解の変化図
 白2のツギなら、黒も3にツギます。二子がアタリになり、中央のキリと見合いです。白6と頑張っても黒は5の下にツイで上辺は一眼しか出来ません。
12-3図  失敗  問題へ
手筋の隣は無筋です。愚直に黒1に出たのでは、白2の急所を守られてしまいます。


13-1図  正解

形をみただけで黒1のオキがピンとこないようでは、実戦で役に立つのは難しい。白2なら黒3でいい。白4とキッても、黒5とオイオトシです。
13-2図  失敗

黒1のノゾキは考えすぎです。白はツガないで2の急所に守って頑張ります。以下黒5まででコウになります。

13-3図  失敗  問題へ

黒1のツケはいちばん間違えやすい失敗です。白2・4で連絡しています。黒5にとってもすぐ取り返されます。

14-1図  正解
黒1と急所にオキます。白2とツグしかありません。黒3とホーリコミ、白4と取るしかありません。黒5とウチカクこの手順が巧妙です。白6と黒の一子を取ります。
14-2図  正解の続き
 黒1と戻っていて攻め合いは勝っています。白2とツイでも黒3とアテてオイオトシです。


14-3図  失敗  問題へ
  黒1は白2の急所をツガれて隅に一眼できるためオイオトシがかかりませんので失敗です。


15-1図  正解

黒2のサガリでいいのです。白3の切断を恐れず、以下黒12まで戦いです。



15-2図  

切断を恐れて、黒2とツグのは形も悪いし白3と一子を取られて損です。黒4と切っても、白5、7と応じられてたいしたことはないのです。
15-3図  予期

白1から黒6までが黒の予期した進行ですが、この定石の変化が第15型です。



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