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 戦争体験記 内容紹介

ライン

こちらは、地方団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。


『証言・資料集 瀬戸地下軍需工場』
付米国戦略爆撃調査団報告書
表紙写真
発行者     瀬戸地下軍需工場跡を保存する会
連絡先 瀬戸市職員労働組合
 愛知県瀬戸市追分町64の1
 〒489−8701 
 電話(Fax)0561−84−4760
発行日 1998年7月24日
販価 1,200円
161頁
目次
「証言・資料集 瀬戸地下軍需工場」の発刊にあたって
証言編
  ・愛知航空機零地区 水野工場
    朝鮮人労働者の飯場を経営(日本に来る、飯場を始める、飯場の生活、
    食事、服、作業災害・逃亡、仕事、工場、解散)、松の木で柱や針をつくる、第
    四区が貫通して、鉱山技師の指摘どおり落盤、旋盤を運び込む(疎開先を
    交渉、青酸カリを使う工場も、退職金は二百円)、懸吊器などを作ってい
    た、敗戦の日にアンコロもち、大学入学は古瀬戸小学校、瀬戸高等女学
    校も学徒動員、水野小学校で宿泊も、多治見から歩いて、陣屋近くの穴
    掘り、「病気をするやつは非国民」、こんなところに穴を掘るようでは、地蔵
    島の倉庫の建設と朝鮮人の飯場、(幹部宿舎、朝鮮人労働者の飯場、朝
    鮮人が昼夜兼行で、小学校や宿舎)、朝鮮人労働者の飯場、水南小学校
    が本部、高射砲陣地も作られた、ドラム缶に苛性ソーダ、深川神社付近に
    宿舎、その他の証言
  ・愛知航空機百地区 菱野工場
    十五棟・五十人の三倍くらいか・本部は東野牧場、俵にはさまった米つ
    ぶ、部品もそろわず、日本刀をもって、町工場に部品を作らせて、胴体にベ
    ニヤも、しずくで掃除ばかり、夫は馬車引き、部品の所在をつかもうと、連
    帯責任で往復ビンタ(水野小学校で寝泊り、女学校の医務室で手術)、学
    徒動員・組立工場3号の建設、新潟から学徒動員、松の木でカモフラー
    ジュ、婦人会も、母屋を宿舎に取られて鶏小屋を改造して住む、青池の下
    の工場、菱野覆土工場の板、覆土工場で土運び、
  ・陶器工場や学校も軍需工場に
    企業統制工場に番号・海綿鉄作り、陶貨づくり、小学生が陶貨の選別作
    業、深川小学校で治具設計作業、軍隊が学校を使う理由、陶原小学校も
    宿舎に、本土決戦に動員された窯業学校、勤労動員に抵抗した人も、女
    教師も宿直、南京政府の事務員募集、
  ・瀬戸の空襲
    赤ん坊をおぶって逃げたら「非国民」としかられ、一家が全滅しないよう、
    全焼16軒、うちは不発弾、郵便局は燃やしていけないと、瀬戸は次の
    爆撃目標、家は全焼 夫と弟は玉砕、田端町に爆弾投下、家の前が本
    地ケ原陸軍演習場、全焼・位牌も流されて、はらわたが飛び出した朝鮮
    人、荷物も出せず、
    資料−瀬戸陶磁器組合当直日誌
  ・その他戦時下の体験
    伊保で特攻機に爆弾をくくりつけ、伊保から特攻に飛び立つ直前、甲板
    で寝ていて九死に一生、郵便配達で機銃掃射され、愛知航空機永徳工
    場、平牧の地下工場の測量、水野は小物の製作工場、爆撃の死体をか
    たづけ、ハハキトク電報渡されず、招集免除、瀬戸電で空襲に会う、体当
    たり攻撃、兄は水上特攻、ベニアの特攻機   
    資料−瀬戸陶磁器組合職員特別勤務簿
資料編
  ・米国戦略爆撃調査団報告書より
    愛知航空機株式会社
      企業と航空機工業における重要性、組織と事業、雇用、永徳と熱田工
      場報告 、疎開計画、空爆、生産統計、攻撃以前の情報の評価
      図版1 愛知航空機株式会社の部門別組織機体部門、
         2 エンジン部門、
         3 愛知航空機の工場、
         4 雇用の全体、
         5 エンジン生産量、
         6 タイプ別航空機の生産量、
         7 工場別航空機生産量、
         8 情報部における予想と実際の生産量の比較、
      付図A 愛知航空機の工場の地理的位置、
      付図B 彗星の部品供給元
      付図C 愛知航空機生産、付図D 航空機の総生産、
    永徳工場
      工場と航空機工業における役割、組織と作業工程、雇用、原料と構成
      部品生産統計、取替え・修理、実験用飛行機への転換、爆撃の影響、
      直撃、対策警戒警報のための中断、空襲による中断、供給のための中
      断、疎開、情報の評価全体的な印象
      図版1 雇用者数、
         2 総生産量、
         3 必要数と受取数、
      付図A 工場概観、
      付図B 生産の流れ、
      付図C 永徳工場における政府の計画と実生産数
      付図D 爆撃地点と損害、
      付図E 疎開計画−愛知永徳工場−
    熱田工場
      工場と航空機産業における役割、組織と事業、雇用、原料と部品、生産
      統計取替えと修理、試作エンジンへの転換、空襲と地震による影響、空
      襲と地震対策、警報による中断、空襲による中断、供給による中断、情
      報の評価、弱点
      図版1 雇用数の動向、
         2 型別発動機の生産量、
         3 燃料噴射ポンプの必要数と受取数、
      付図A 建物と生産工程、
      付図B 熱田工場の爆撃と損害状況、
    地下生産報告「瀬戸」(抜粋)
  ・調査資料 艦上爆撃機彗星
    図版 艦爆「彗星」四面図
  ・地下工場の工作機械
    図版戦後の機械
  ・米軍マイクロフィルムより
    図版 愛知航空機の計画された疎開工場、
    図版 瀬戸市及近郊全図、
    図版 愛知航空機セ工場零地区、
    図版 セ工場零地区第一区機械配置図、
    図版 セ地区第二区機械配置図、
    図版 第二区機械据付種類表、
    図版 第四区機械配置図、
    図版 第五区機械配置図、
    図版 100地区覆土工場配置地図、
  ・当時のスケッチ 名古屋市東区 後藤孝吉
  ・疎開工場の生産計画その他 −米軍資料−
  ・愛知航空機の航空機製造実績その他 −社史編纂資料より
  ・現在の地下工場跡周辺図第一区〜第二区
  ・写真資料
    当時の従業員3葉
    米軍資料36葉
    彗星・陶貨・門柱
    昭和23年当時の航空写真3葉
    現在の地下工場跡8葉
    会の活動のようす4葉
    彗星の爆弾投下のようす(イラスト)
  ・瀬戸市の戦争遺跡
保存する会活動報告
  1、調査活動
   ア)証言の収集
   イ)国会図書館で米軍資料の収集
   ウ)証言や調査によって明らかになったこと
     (水野地下工場)、(菱野覆土工場)、
   エ)市内の陶磁器工場と爆撃状況
  2、地下軍需工場跡を散策道で 植生調査
  3、保存する会の活動
  4、証言集の発行
  5、他団体との交流
  6、瀬戸市への保存の要請
会の活動報告(年表)
                                

*注意
1.
こちらは、
愛知県瀬戸市役所さんのご協力により瀬戸地下軍需工場跡を保存する会さんより寄贈頂いたものです。
  瀬戸地下軍需工場跡を保存する会
    連絡先
     瀬戸市職員労働組合事務所
     愛知県瀬戸市追分64−1

     〒489−0803
     TEL0561−84−4760
   
  FAX0561−84−4767
2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
瀬戸地下軍需工場跡を保存する会が発足以来調査してきた瀬戸地下軍需工場の記録です。
どうしても読んでみたい方は、上記の瀬戸地下軍需工場跡を保存する会さんにお問い合わせください。

3.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。


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