はじめに |
1.1993年度後期全10回 |
戦争を通してみた近代日本 |
信州大学人文学部教授 |
広瀬健夫 |
1993年 |
10月 7日(木) |
明治の時代と日清戦争 |
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10月14日(木) |
日露戦争 |
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10月21日(木) |
朝鮮植民地化とシベリア出兵 |
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10月28日(木) |
経済大恐慌 |
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11月11日(木) |
満州事変 |
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11月18日(木) |
国民生活 |
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11月25日(木) |
日中戦争 |
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12月 2日(木) |
太平洋戦争 |
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12月 9日(木) |
敗戦前夜 |
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12月16日(木) |
まとめ |
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なぜ、日本の近代は、戦争にあけくれしていたのかという疑問に対して、広瀬教授は明治の時代背景から始め、なぜ太平洋戦争に至り、敗戦となったかを歴史に基づき解説されました。
松山さんの解説文より引用いたします。
「前略〜荒廃した国を前に、敗戦の現実を知らされた国民はやっと目を覚ましたのである。そして、二度とこういう思いをしたくないというのが原点となったはずであった。この国民的悲劇にいたる経過を当時の資料を駆使して、また自らの体験を通してわかりやすく話され、われわれは改めて歴史に事実の思いを知った。」 |
2.1994年度前期・後期 |
前期 |
生命の広がり |
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内容 |
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近代日本と戦争(T)(U) |
広瀬健夫信州大学人文学部教授 |
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郷土の戦争遺跡はいま |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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人間の誇りうるとき |
中山英一県同推協顧問 |
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人の痛みを自分の痛みに |
木曽秀豊称名寺住職 |
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アジアに支えられて |
楠原 彰国学院大学教授 |
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語り継ぐこと |
島原落穂ロシア児童文学者 |
後期 |
生命の広がり(U) |
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内容 |
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満蒙開拓義勇軍 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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残留婦人・残留孤児 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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占領下の日本 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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3.1995年度前期・後期 |
戦後50年 昭和の時代(T)(U) |
T |
6月 7日(水) |
アジア史から見た近代日本の100年 |
久保 亨信州大学教授 |
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6月21日(水) |
アジア史から見た近代日本
日中・日朝関係史から |
久保 亨信州大学教授 |
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6月25日(日) |
中山・里山辺であったこと |
里山辺・朝鮮人・中国人強制労働調査団 |
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7月 5日(水) |
留学生から見た日本の姿 |
留学生 |
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7月19日(水) |
戦争に反対した人たちの系譜 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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8月 2日(水) |
戦時下の日本の記録フィルムから(沖縄、広島、長崎) |
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8月23日(水) |
占領下の日本 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
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9月 6日(水) |
中国で開いた日本(松本)の強制労働の実態(報告) |
里山辺・朝鮮人・中国人強制労働調査団 |
U |
10月16日(月) |
アジアと植民地 |
久保 亨信州大学教授 |
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10月23日(月) |
強制連行その痛み(強制連行調査を終えて) |
近藤 泉他強制労働調査団 |
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11月15日(水) |
差別と偏見(歴史認識の違いから) |
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11月22日(水) |
核を考える(10フィート運動他フィルムの上映) |
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12月11日(水) |
1941年12月8日を振り返って |
広瀬健夫信州大学教授 |
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12月25日(水) |
戦後保証を考える |
久保 亨信州大学教授 |
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1月10日(水) |
アジアの日本として(1) |
久保・広瀬・池田 |
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1月24日(水) |
アジアの日本として(2) |
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2月 9日 |
マレーシアで見てきた日本侵略のあと |
松岡喜美栄 |
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2月19日 |
シベリア抑留 サハリン残留朝鮮人問題 |
広瀬健夫信州大学教授 |
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3月 6日 |
戦争における天皇の位置と実際 |
久保 亨信州大学教授 |
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4.1996年度前期・後期 |
前期 |
人権が侵された時代(1) 「沖縄」「台湾」から現在を考える |
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内容 |
6月 5日(水) |
近代以前の沖縄 〜琉球王朝の盛衰〜 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
6月19日(水) |
近代の沖縄 〜明治維新と沖縄 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
7月 3日(水) |
太平洋戦争と沖縄 〜沖縄戦とは何だったのか。〜 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
7月17日(水) |
日米安保条約下の沖縄 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
7月31日(水) |
現在の沖縄を考える |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
8月7日(水) |
ヒロシマ・ナガサキをくり返さないために! |
小岩井 徹 |
8月21日(水) |
近代の台湾〜台湾史の原風景と植民地支配〜 |
久保 亨信州大学教授 |
9月 4日(水) |
台湾の戦後史〜国民政府化の発展と民衆化 |
久保 亨信州大学教授 |
後期 |
人権が侵された時代(2)隣国の歴史に登場する日本 |
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内容 |
10月30日(水) |
’96中国の旅 里山辺朝鮮人・中国人強制労働調査団からの報告 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
11月13日(水) |
中国人の目の中の日本 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
11月27日(水) |
昔、仲麻呂と7郎兵衛;現代史ベトナム戦争 そしてこれから |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
12月11日(水) |
秀吉と朝鮮 〜歴史の虚像と実像〜 |
池田錬二県歴史教育者協議会 |
12月25日(水) |
日本からみた朝鮮、朝鮮から見た日本 |
広瀬健夫信州大学教授 |
1月16日(水) |
日本とロシア 〜日露戦争と第2次大戦を中心に〜 |
広瀬健夫信州大学教授 |
1月29日(水) |
アジアの中の中国と日本 |
久保 亨信州大学教授 |
2月12日(水) |
まとめの話し合い |
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5.1997年度前期・後期 |
前期 |
わたしたちのくらしと憲法(1) |
内容 |
日本国憲法のルーツ、日本国憲法の成立、各国の憲法、フリートーク、各国史の中で憲法はどのように発展してきたか、フリートーク、占領下の日本国憲法、憲法はどう教えられたか、憲法のスタートと松本市民 |
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後期 |
わたしたちのくらしと憲法(2) |
内容 |
日本国憲法を読んでみよう(前1.2.制定と理念、3章 基本的人権、4章 政治 子ども、職場、地域、男女平等外国人からみた日本の憲法 |
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6.1998年度前期・後期 |
前期 |
わたしたちのくらしと憲法(1) |
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この講座は南部公民館において1993年9月に始まり1998年まで、同一テーマの内容で続けられたものです。長期にわたる同一テーマによる講座開設は、関係者の方達の大変な努力とご苦労があったのではないでしょうか。その尽力の賜物として、年齢、男女の別なく参加された受講者の皆さんが、積極的に意見交換や質疑応答がされるようになり、更に、講座の企画・運営にも参画し、講師を引き受ける方も出られたなど、大変有意義な活動となったのだと思います。 |