[ TOP ] [ 新着 ] [ 太平洋戦争 ] [ 自費出版 ] [体験記] [ 活動 ]
[ リンク ][ 雑記帳 ][サイトマップ] [ 掲示板 ] [ profile ]


 戦争体験記 内容紹介


こちらは、地方公共団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。

『信州年寄り通信』
 老人たちのつづりかた文集 第12号
発行 手塚英男さん
  長野県松本市松本市県2−9−24
編集

松本市なんなんひろば
 ワープロボランティアの会  
  代表 柳沢 要さん
  長野県松本市芳野4−1
  TEL 0263−26−1083
発行年月 1997.8. 1
印刷 藤原印刷株式会社
  松本市新橋7−21
  TEL0263−33−5092
104頁
価格 500円(完売)
         
もくじ
はじめに 手塚英男
第1部 私がつづる悲惨な戦争体験
 一兵卒の歩んだ道(U) 中山秀隆
 異国の月 武居才吉
 戦没者並びに軍馬慰霊祭に参加して

津田貞子
胡桃沢勇十
 私の青春、そして戦後
   田中先生に涙す、修行の遍路、闇に座す非情、新生への胎
   動、風化への思い、
原たけの


 軍人に賜りたる勅諭 山下豊
 思い出の記(第5偏・入隊その2) 上原一一
 私の初恋の人 長岩豊子
第2部 私が築く老後の人生
 (独居老人の近況報告) 加藤好久
 (思い出がいっぱいつまっている同級会) 藤本利子
 (アメリカ夢のハワイ島の旅日記) 水野好美
 (廃墟寺を尋ねて・行楽の記) 金井えつ子
 (我が家の一員となった猫の由来) 匿名
第3部 私たちが過ごしてきた時代
 (子供のころの雪と生活) 大澤すわゑ
 (命の川) 古田やす子
 (熊との出会い) 黒木政雄
 (故郷は母のふところ) 大沢百合子
 (モーニングとギター) 匿名
 (機織り・炭焼き) 津田貞子
 (私の幼き頃の思い出) 大久保知重
 (幼き頃の思い出) 土屋清志
第4部 寄せられたお便りから
 戦争に関することと「私の昭和史」を読んでの感想のお便りなど
第5部 ボランティアの声
 (ボランティアの声) 角間鋼造
 (十周年を目指して)
*目次の中の( )は、戦争体験記ではありませんので、管理人が付記したものです。文責は、管理人にあります。
私の内容紹介
「一兵卒の歩んだ道」
2回目は、機関銃隊に入隊した筆者が小銃中隊との合同訓練や、陣地構築訓練を経験した後、1等兵となり各種技能を習得することになったが、筆者は当時の時代を反映して蹄鉄工を志願し、苦労の末蹄鉄工務兵となり一生懸命毎日を過ごした日々を綴っています。

「異国の月」は、戦争時代の南朝鮮での朝鮮の少年との月を眺めながらの会話と、戦後筆者が韓国の慶州ナザレ園を訪れたときのことを綴っています。

「戦没者 並びに軍馬〜」は、戦争当時津田さん方から愛馬を軍馬として出したが、その愛馬のことではないかと思われる追悼文を書かれた胡桃沢さんより許しを得て掲載したものです。日本兵の姿を見た日本馬が、鳴きながら復員途上の列車を追いかけ走りつづけていたという文には、涙がでました。

「私の青春、そして戦後」は、明治42年生まれの原さんがさまざまなことがあった青春時代の思い出と、戦後の女性人権問題などを綴っています。

「軍人に賜りたる勅諭」は、昭和14年に軍隊に入隊した筆者が、入隊前の職場の上司から軍人勅諭を暗記すれば役に立つといわれ、そして軍隊入隊時にはすべてを暗記できたため初年兵時代にそのことに関しては、苦労をしなかったことを綴っています。

「思い出の記 第五偏・入隊その2」は、モールス信号の教習のことから、休みの日の外出や軍隊の生活などを綴っています。

「私の初恋の人」は、戦争中病気で入院中の兵隊だったお兄さんの病院に行く途中、知り合ったご兄弟とのことやお友達との戦争中を思い出してのお話などを綴っています。

この信州年寄り通信が発行された経緯は、発行者である手塚英男さんが第10号の 「はじめに」書かれていますが、次に要約させていただきご紹介致します。

手塚さんの母上、伯母上が高齢になり「ぼけないように書いたり読んだりする」ということから、 子供の頃のこと、昔話などを書き綴っていましたが、そのお二人のつづり方がかなりの量に なりました。そんなときに手塚さんが、母上・伯母上の書かれたものは明治の子供のつづり方 だが、今は失われてしまった大事なもの、温かいものを感じさせるものだと思い、そのつづり 方の中から何篇かをまとめ1988年発行しました。

そしてその本の「まえがき」で、信州のお年寄りの方たちに同じようなつづり方を募集し、 ワープロ雑誌を作ろうと呼びかけました。その呼びかけに何人かの方が応え、その方たちから 送っていただいたつづり方をワープロ清書し、1990年「信州年寄り通信」創刊号を500部 発行しました。

以来、毎年発行を重ね、第3号からは年に二回ずつ発行されて現在に至っています。この冊子 の発行には、松本市南部公民館主催の「ワープロボランティア講座」のメンバーが結成した 「ワープロボランティアの会」、松本市中央図書館の「朗読ふれあいの会」、そしてつづり方を 送ってくださった方たちなどの多くの方のご協力があります。

内容としては、”私が築く老後の人生”、”私がつづる悲惨な戦争体験”、”私たちが過ごしてきた時代”、 ”若者へ一言”など様々なつづり方があります。

なお、残念ながら、第1号から第8号までは完売となっております。限定部数発行のためご了承ください

*注意
1.
こちらは、
長野県松本市の松本市中央公民館高橋様の御好意によりご寄贈頂きました冊子の紹介です。有難うございました

    長野県松本市中央公民館
     〒390−0811
     長野県松本市中央1−9−21
     TEL0263−32−1132 FAX0263−37−1153

2.
こちらのものは、松本市南部公民館が主催した「ワープロボランティア講座」の参加者のメンバーが結成した「ワープロボランティアの会」が中心となって、年に2号ずつ発行しているものです。
内容は、松本市なんなんひろばが老人の皆さんから募集し、寄せられた戦争体験、子供の頃の生活、若い頃の仕事の体験などのつづり方をまとめた文集です。

限定発行です。従いましてお求めできません。ご了承ください。
もしどうしてもお読みになりたい方は、お手数ですが上記の松本市中央公民館にお問い合わせください。図書館などに蔵書があるかもしれません。

3.
私の内容紹介及び信州としより通信発行経緯の文は、管理人が記載しております。文責は管理人にあります。
4.
本の内容紹介で、一部本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。

自費出版の館へ
地方公共団体発行戦争関連一覧へ

戦争関連の自費出版、手記の情報を求めています。
どんな事でも良いです。
ご連絡ください。
ちらへ bunkokan@ab.thn.ne.jpどうぞ
スパムメール対策のため、@は大文字にしてあります。
お手数ですがメールの際は@を小文字に変えて送信ください。