こちらは、地方公共団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。
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『私の戦争体験記』
富山県戦後50周年記念事業実行委員会
富山市民感謝と誓いの集い実行委員会 |
発行者 富山県戦後50周年記念事業実行委員会
富山市民感謝と誓いの集い実行委員会
発行所 北日本新聞社
〒930−
富山市安住町2−14
TEL0764−45−3352
発行年月 1995年11月2日
編者 北日本新聞社
制作 株式会社北日本新聞開発センター
印刷 北日本印刷株式会社
価格 本体価格971円
256頁
表紙絵 徳田三郎
表紙装丁 牧野保子
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目次 |
発刊によせて |
富山県知事…中沖 豊 |
発刊によせて |
富山市長……正橋 正一 |
第一章 富山大空襲 |
母のなきがらを前に放心 |
井山 弘比 |
空襲の中の生と死 |
池谷 耕二 |
生きる源「水」 |
新田 光子 |
用水に避難 |
島 幹夫 |
百日の老兵 |
山本才一郎 |
本土防衛隊員として |
岩田 忠重 |
立姿の親子三人に合掌 |
岡田 繁次 |
十五歳がみた惨状 |
野原 信三 |
忘れはしない祖父の死 |
横井 敏明 |
生命ありて、今思う |
山田 タミ |
炎の川・炎の町 |
長崎 道子 |
富山歩兵部隊の被災 |
坂井 芳雄 |
十歳で見た空襲の地獄 |
大場喜美子 |
あの犠牲の上に今日がある |
若林 孝雄 |
池の中に避難 |
川西あつ子 |
父の誘導で助かる |
長江富太郎 |
母と弟を失う |
青木 仁子 |
長い悪夢 |
浜屋 久和 |
B29小松付近を東北進中 |
加藤志づ子 |
この世の地獄 |
魚谷 尚之 |
別れを告げにきた「その夜」に |
高野 雅行 |
ラジオで聞いた富山空襲 |
八尾 一高重 |
幸運だったわが家の防空壕 |
谷川 美枝 |
私の幼児体験 |
前野 時子 |
役立った福井空襲の教え |
本江 昭一 |
田んぼに飛び込み助かる |
田之下玉枝 |
頑回な父の思い出 |
柳瀬喜久子 |
戦災のなかの出産 |
黒崎 正巳 |
見えざる神の聖手の業 |
山本千絵子 |
小学二年生と中学二年生の八月一日 |
宮島 玲子 |
富山市の空襲の思い出を残す |
牛島 三郎 |
あれから五十年 |
嶋作 恭子 |
焼けた富山 傷ついた青春 |
惣名 義夫 |
空襲下、子を捨てた母の嘆き |
水上ヨネ子 |
第二章 戦争・戦地の体験 |
工場も戦場もみな地獄 |
松野 為一 |
一本の牛乳 |
小林とみ子 |
終戦まで |
宮田 修司 |
日本にもあった警戒機 |
永井 孝弘 |
忘れ得ぬ歌 |
杉山 とみ |
運命のデンマーク丸(海没記録) |
金森一雄 |
昭和最後の志願兵 |
伊藤徳治 |
私の青春時代 |
安田淳子 |
幻となった修学旅行 |
吉川文子 |
鎮魂 ああ佳木斬 |
澁谷由子 |
南太平洋戦に応召して |
井上義一 |
父の思い出 |
山岡慶子 |
戦時中の女学校生活 |
渡辺晴子 |
夢の中の兵隊さん |
内山 淑 |
魚雷命中 |
田中芳秋 |
戦雲たなびく南方派遣 |
深原元吉 |
第三章 抑留と引き場げ |
シベリア抑留雑感 |
谷 正信 |
シベリアでの捕慮体験記 |
石上 利隆 |
戦地と抑留体験 |
鹿野 善信 |
シベリアに生きて |
佐山 外吉 |
収容所の読経 |
宮本 松蔵 |
根本指令官の英断 |
赤祖父平四郎 |
米軍キャンプを目指して |
喜田 キミ |
遥かな済南 |
亀澤 和子 |
北朝鮮で迎えた終戦 |
仲井 見雪 |
敗戦の大連 |
高辻まさ子 |
中国人になりすます |
前田 義一 |
流れに任せて |
西野 政則 |
引き揚げ船に参加して |
室山 若子 |
第四章 戦後の記録 |
苦しみを乗り越え |
吉田 光子 |
私の戦後五十年 |
加藤すみ子 |
戦犯として逮捕されて |
渡邊 弘 |
彼岸花 |
山崎 勝子 |
父の死 |
野中 桂子 |
五十年後の再会 |
熊木美智子 |
戦争未亡人だった祖母 |
加藤 享子 |
富山大空襲を知ってから |
柴田恵美子 |
応募者氏名一覧 |
あとがき「私の戦争体験記」選考委員会 |
委員長 石黒成治 |
私の内容紹介
戦後50年の節目を迎えた平成7年に募集し、富山県民の皆様方から寄せられた226編の戦争体験記の中から、選考委員会が72編にしぼり、発刊されたものです。いずれも執筆者の実体験に基づき、不戦の思いを書き記しています。
発刊の意義は、富山県知事中沖さんが本の初めに述べています。
「時の流れは、悲惨な戦争の記憶を風化させ、平和の尊さを忘れさせようとしております。しかし、今日の平和と繁栄のかげには、幾多の尊い犠牲と、苦難の歴史があったことを決して忘れてはなりません。(中略)県民の皆さんから寄せられた戦争体験記の発刊を契機として、多くの県民の皆様方に今一度、平和の尊さについて考え、語り合っていただければ誠に幸いであります。」(「私の戦争体験記」”発刊に寄せて”より引用) |
*注意
1.
こちらは、富山県富山市役所企画管理部企画調整室の森田様
の御好意により御寄贈頂きました冊子の紹介です。森田様有難うございました
富山市役所企画管理部企画調整室
〒930−8510
富山県富山市新桜町7番38号
TEL076−443−2010 FAX076−4432170
2.
こちらのものは、富山県戦後50周年記念事業実行委員会と 富山市民感謝と誓いの集い実行委員会が出版したものです。
もしどうしてもお読みになりたい方は、お手数ですが上記の富山市役所か北日本新聞社にお問い合わせください。
3.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。
戦争関連の自費出版、手記の情報を求めています。
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こちらへ bunkokan@ab.thn.ne.jpどうぞ
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