こちらは、地方公共団体及び地方団体の御協力を頂いて収集した戦争体験記集
及び私自身が調べ、収集した地方公共団体及び地方団体関連の戦争体験記の紹介です。
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静岡県戦災の記録
『大空襲 郷土燃ゆ』
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編者 |
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静岡新聞社 |
発行人 |
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重田光晴 |
発行所 |
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静岡新聞社 |
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静岡市登呂 |
印刷・製本 |
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共同印刷株式会社 |
発行日 |
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昭和50年8月25日初版発行 |
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昭和50年9月25日再販発行 |
価格 |
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定価1460円(発行当時) |
頁数 |
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278頁 |
さし絵 |
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吉野不二太郎 |
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目次 |
巻頭写真集 |
まえがき |
静岡 |
悪夢の幕あけ告げる飛行機雲 |
4月四日の爆撃 仏間で倒れた母 |
鈴木先太郎 |
6月19日の大空襲 墓場で地獄の体験 |
牧田正市 |
宝台橋の上に四,五十の死体 |
八木君栄 |
壕に直撃弾、父と娘二人散る |
佐藤ちよ |
6歳の兄、弟背負い3時間の脱出行 |
山梨龍平 |
いち早く食糧配給再開 |
中村鉄太郎 |
危機一発! 一家救った若い巡査 |
桑原義明 |
地獄絵か、校庭一面、火の花 |
徳永やえ |
安倍川にたちのぼる荼毘の煙 |
鈴木すゞ |
空襲下、日赤を守る |
川村美代子 |
廊下で苦しむ負傷者、戦場の病院内 |
斎藤茂子 |
浜松 |
空襲、艦砲射撃、終戦 |
渥美 実 |
爆撃下、命がけの救援 |
勝又喜平 |
焔の巻かれ、妻も長女も |
坪井貞治 |
猛火をくぐり、四時間 |
小島 勝 |
浜松上空の空中戦 |
鈴木正元 |
握り飯に見た鬼准尉の人間味 |
浦和 淳 |
家族を守った父の死 |
鈴木ふみ |
ランドセルと子供の遺体 |
金田淑子 |
止まった列車の下へ逃げ込む |
菅谷みゆき |
妻よ子よせめて梅咲く蔭得しか |
磯部貞一郎 |
学徒動員令下る 殉難動員学徒 |
西遠女子学園誌 |
即死した5人の友 |
柴谷こと |
清水 |
駿河湾奥深く敵艦侵入、艦砲射撃 |
ほご紙の裏に書いた古日記から |
千葉良一 |
悲泣日記抄 |
中村吉太郎 |
空襲の第一弾は築地町に |
山梨浅吉 |
必死の消化、我が家守り抜く |
山梨いき |
用水の水、底つき万事休す |
鈴木金蔵 |
ひん死の長男連れ、病院にかけ込む |
須山美枝子 |
川の中まで燃え出す |
松永とし |
艦砲射撃、闇に聞いた断末魔の叫び |
熊沢秀夫 |
艦砲射撃で失った左足 |
樋口安太郎 |
耳に残るあの呻き声 |
原 りつ子 |
沼津 |
全戸の半数以上焼失 |
沼津焼尽前後の回想 |
市川良策 |
敵機、頭上にあり |
鈴川憲二 |
千本浜を火が走る |
竹山康夫 |
兵器増産に明け暮れた女子学徒の青春 |
堀井悦子 |
梅軒日記抄 |
山田梅軒 |
下田 |
下田空襲日記 |
佐藤小一郎 |
直撃、家族ら家もろとも吹っ飛ぶ |
山下冨美子 |
山もゆらぐ爆撃 |
細沢康子 |
磐田 |
胸痛む学童多数の死 |
田中先生と友だちの死 |
平岩宏子 |
忘れ得ぬ5月19日の悲劇 |
岩田弘隠 |
松崎 |
伊豆の山中に焼夷弾投下 |
裾野 |
裾野駅付近を機銃掃射 |
小山 |
富士紡工場爆撃で18人死亡 |
富士 |
空中戦、B29真っ二つ |
蒲原 |
日軽工場や堀川地区に焼夷弾 |
焼津・藤枝 |
狙われた港、漁船 |
島田 |
白昼、人影なき街角 |
金谷 |
栄町地区に爆弾3発 |
中川根 |
投棄された補助タンクで山火事 |
吉田 |
焼夷弾で80軒余焼失 |
榛原 |
牧ノ原の大井航空隊を襲う |
相良 |
ロケット弾で姉妹死亡 |
御前崎 |
19年6月25日、県下初の一弾 |
袋井 |
大地震の被災地を空襲 |
天竜 |
艦載機が軍集積所急襲 |
可美 |
工場地帯に激しい空爆 |
舞阪・雄踏 |
漁船や監視哨狙われる |
湖西 |
米軍の上陸恐れる住民 |
新居 |
海兵弾の防空壕を砲弾直撃 |
資料 |
静岡県戦災年表(昭和18年9月5日〜昭和20年7月下旬) |
静岡市空襲と被災状況一覧表 |
浜松地方空襲と被災状況一覧表 |
沼津市空襲と被災状況一覧表 |
清水市空襲と被災状況一覧表 |
終戦時における学徒の動員状況 |
静岡県ノ戦災概況ト其ノ処理等ニ関スル書類
昭和20年7月3日調
・空襲被害概況 |
一般的概況、重要生産施設の被害状況、交通関係被害、 |
通信施設被害 |
浜松市空襲被害状況(昭和20年6月18日) |
防空警報発令状況、来襲敵機機種機数及び侵入状況、 |
被害状況 |
静岡市空襲被害状況(昭和20年6月20日) |
防空警報発令状況、来襲敵機機種機数及び侵入状況、 |
被害状況 |
・罹災者ニ対スル救護援護ニ関スル事項 |
応急救助、医療救護、生活の保持、勤労保持 |
・焼跡地ノ処理ニ関スル事項 |
農園化、資材の活用、 |
・生産保持ニ関スル事項 |
罹災工場ノ復旧及ビ疎開、交通通信機関ノ防衛復旧 |
・疎開に関スル事項 |
罹災者集団疎開状況、一般住民ノ疎開並要残留者ノ |
確保状況、疎開ノ受入態勢、帰農 |
・其ノ他 |
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静岡県 |
あとがき |
*注意
1.
こちらは、地方公共団体及び地方団体発行の書籍の紹介です。
こちらは私が古書店にて買い求めた書籍です。
2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
だいぶ以前の発行ですので、お求めは難しいと思います。
どうしても読んでみたい方は、古書店あるいはお近くの図書館等にお問い合わせください。
3.
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。
4.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。
地方公共団体が発行した戦争関連の本の情報を求めています。
その他の民間団体や個人の方からの情報もお待ちしております。ご連絡ください。
こちらへ bunkokan@ab.thn.ne.jpどうぞ
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