こちらは、私自身が調べた地方公共団体及び地方団体発行の
戦争体験記の紹介です。
表紙写真を追加いたしました。 |
沖縄県遺族の戦争体験記
『想い遥か還らぬ人を』
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発行 |
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財団法人沖縄県遺族連合会婦人部 |
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沖縄県那覇市壺川292−2(発行当時) |
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編集 |
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若夏社 |
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沖縄県那覇市久茂地3−23(発行当時) |
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発行日 |
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昭和57年6月23日 |
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印刷 |
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光文堂印刷株式会社 |
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沖縄県南風原町字兼城577(発行当時) |
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価格 |
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定価1000円(発行当時) |
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頁数 |
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223 |
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目次 |
祝辞 |
沖縄県遺族連合会会長
津嘉山朝信 |
祝辞にかえて |
財団法人日本遺族会副会長
婦人部長 中井澄子 |
発刊のことば |
沖縄県遺族連合会婦人部長
伊野波弘子 |
プロローグ
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沖縄戦の諸相 (嘉陽 安男) |
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太平洋戦争唯一の国内戦闘、しのび寄る沖縄戦の足音、アッツ島玉砕・戦局暗転、児童も動員・島挙げての陣地構築、学童疎開船・対馬丸遭難、史上最大の海戦・沖縄戦開幕、日米両軍上回る住民犠牲者、捕虜収容所で聞く「無条件降伏」 |
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戦争体験記その一(「想い遥か還らぬ人を」より) |
墓の中での避難生活 |
吉本シゲ |
イモを植え首里、那覇に売り歩く |
玉城末 |
突然目の前に米兵が…… |
徳里タケ |
戦時中の厄じらみ |
比嘉栄子 |
栄養失調で歩けなくなった次男 |
伊野前和子 |
奥間部落でマラリアが大流行 |
照屋美代 |
母校辺土名小学校に勤務する |
安里米 |
パラオ群島アンガウル島で戦火にまきこまれる |
津波古豊 |
舅・姑・母と共に戦中戦後の長い道 |
新垣房子 |
長男は戦死、私は防衛召集で捕虜 |
比嘉清昌 |
越来村で幼稚園の先生として再出発 |
仲村ツル |
残された子供六人、姑と苦境をのり越える |
幸地ヨシ |
手榴弾故障で自決失敗 |
赤嶺保信 |
主人の思い出と戦後のこと |
銘苅幸江 |
長男宗慶のこと |
中村亀一 |
熊本から帰り軍作業で一家支える |
島袋ナヘ |
我が子との永遠の別れ |
友寄澄子 |
ギザバンタで夫の魂をまねく |
比嘉ハル子 |
六人の子供かかえ戦後生き抜く |
島添光子 |
小学校六年からアルバイトで生活を助ける |
豊村良功 |
北支で負傷した夫は沖縄で病没 |
兼城シズ |
六人の幼な子と共に墓地で捕虜に |
比嘉ヨシ |
聖書のみ言葉に支えられて |
呉屋峯 |
長男康彦、暗号隊で切り込みに参加 |
上原健明 |
玉城村冨里の収容先で三男を出生 |
新垣艶子 |
久志村三原で命の恩人と出会う |
当銘カメ子 |
金武村古知屋に逃れて |
田本成子 |
家族五人で宮崎県へ強制疎開 |
上原きみ |
親子三人、友軍に壕追い出され |
具志堅ツネ |
いのしし狩りの思い出 |
内原ツル |
姑に励まされ、洋裁で一人息子を育てる |
友利トシ |
切り倒されたキビで酒を造る |
平良タケ |
戦争体験記その二 (「還らぬ人とともに」より) |
三度目の召集、沖縄戦で死んだ夫 |
義田千代 |
半身不随の祖父と赤子抱え山中へ避難 |
河野ノブ |
那覇商業学校通信隊員だった息子 |
川田林栄 |
戦争すんでもマラリアの恐怖 |
瀬名波初 |
戦後子どもたちを心の支えに |
安座間栄子 |
ソテツと野草で命をつなぐ |
島マス |
父と兄の戦死と遺骨収集 |
大城勲 |
テニアン島を追われて北谷へ帰る |
照屋秀 |
金武から久志、羽地を逃げまわって |
赤田サダ |
魚類、海産物の行商を続ける |
嵩原ハツエ |
「戦果」に行き九死に一生を得る |
仲宗根義尚 |
農業と教職の二足のわらじをはく |
新垣曽用 |
摩文仁散った息子と恩納岳での避難生活 |
津嘉山朝信 |
臨月の体で戦場徘徊 |
平安座トシ |
花嫁移民でフィリッピンへ |
小橋川苗 |
島袋部落で牛小屋生活 |
大城ヒデ |
フィリッピンからの一時帰国で戦火にまきこまれる |
嶺井壽昌 |
息子は女装して共に生きのびる |
奥間ツル |
詩歌 |
三十周年記念誌に寄す |
伊野波弘子 |
ひめゆりの乙女たち展・戦争の思ひ出 |
野村ハツ子 |
母心・親父想影 |
平安座トシ |
みるく世 |
具志文 |
戦世ぬ嵐 |
金城善徳 |
戦場を恨む母 |
仲栄真ウシ |
私の戦後 |
山城ミエ |
父よあなたは十字星 |
仲里朝祥 |
肉魂の島 |
大城次雄 |
資料 |
遺言書 |
大城與明 |
日本遺族会徳永事務局長の沖縄訪問記
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沖縄に使いして |
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現地の気魄にまず打たれる、南部戦跡巡拝―悲惨な状況を目のあたりに、凄絶きわめた三和村の戦闘、遅々として進まぬ申請事務、沖縄戦終えんの地を歩く、昔のおもかげない古都首里、目をみはる米軍基地の巨大さ、緑残す国頭―だが戦の跡は消えていない、熱気あふれる北部遺族大会、遺族年金要求訴えた石川市の戦没者慰霊祭、座談会で学徒兵の取扱いについて語る、嗚咽に包まれた全琉戦没者慰霊祭、中南部遺族大会―遺族の声を聞く、「学徒は軍人である」と訴えられる、いよいよ帰京―激励と期待に送られて、戦後はまだ終わっていない―沖縄の運命は日本の運命 |
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意見発表
昭和56年全国戦没者遺族代表者会議 |
沖縄県代表
照屋 秀 |
編集後記 |
沖縄県遺族連合会副会長
照屋 秀 |
*注意
1.
こちらは、地方団体発行の書籍の紹介です。
私が古書店で購入・収集したものです。
2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
通常の出版では無く、関係者に配布する目的で発行されていますのでお求めは難しいと思います。
3.
今後出来る限り上記の資料の本文をご紹介できるようにしていきたいと思います。それには発行者・著者の方の許可が不可欠ですので、すべては無理かもしれませんが可能な限り、許可を頂いたものを載せていこうと思います。
4.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。
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