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ライン

戦争体験記 内容紹介

ライン

こちらは、地方公共団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。


滋賀県民戦争体験談集シリーズ
『記憶の湖 第4巻 「外地」の県民』
表紙写真
編集・発行       滋賀県総務部総務課
              
〒520−8577
              大津市京町4丁目1−1
              TEL077−528−3114
企画・編集協力    (株)シィー・ディー・アイ   
発行年          平成11年8月
非売品
全263頁
 目次
 はじめに
 編集にあたって
 鍬と銃 竹村国三郎
ソ連国境近くの開拓団、草原を開墾し自給自足、大陸開拓を夢見て、右手に鍬・左手に銃を持った義勇軍、入隊していく団員、「ソ連軍を迎え撃て」の命令、琿春の河にかかる橋がない、河原の混乱、ソ連との戦闘に参加する、義勇隊一人戦死・三人負傷、八月十八日の召集解除、延吉をめざして、開拓の地へ帰ろう、自由を奪われる、服がないので一人が三人分働く、発疹チフスで生死をさまよう、家族の死、帰国の行軍、乗船の順番を待つ、多くの人が死んでいった
 満州吉林の「近江屋」       神戸幸子
アメリカ生まれ、青年学校の教員になる、勉強よりも増産・そして満州へ、三国国境地帯の報国農場、奉仕隊の仕組み、奉仕隊員の教員として、すぐには出港できなかった、満州に戻れなかった北部の隊員、ウラジオストックに近い農場、泣いていた女子隊員、「大豆飯は食べとうない」の歌、授業どころではなかった、荒地の開墾、大切な水、国境の山のお花畑、少なくなっていく男性、間に合わなかった帰国、琿春の橋をめざして、爆破された橋、農場の方で火の手があがる、不安な五日間、終戦の日の夜中に移動、男子隊員に守られて、コミンダント・ゼントルマン、床下暮らしで母の夢、鍋・釜ぶらさげ子どもの手を引いて、つかの間の畳、吉林で納豆売り、「近江屋」開店、中国共産軍で働く、先生逃げられん、必死の脱出、吉林から最後の引き揚げ
 浜千鳥のうた            川島淳子
満州へ行くと言い出した父、家族で満州へ、地平線のかなた、甲賀郷開拓団、満州の大地と長い一日、病気の弟を迎えに、やっと親子がそろった、ソ連の参戦、様変わりした■春の街、無蓋車に揺られて、神風が吹いて日本は勝つ、何でも食べなしょうがない、ロシアの兵隊、再び■春へ、母とはぐれる、母の死、物ごいを始める、冬の■春に毎日通う、お母ちゃんが埋めてあるところ、預けられた妹、あっちゃんを連れ戻す、浜千鳥のうた、やっと日本に帰る、五ヶ月間の平穏、国境
 子どもの目で見た満州      太田月雄
 田んぼの足跡           大久保いと
ついていかなしょうがないでな、あの子の足跡やで、こんなとこへなんで来たんやろう、屯墾病、青溝子開拓団二号部落、土がいつもあったかい、最初はワカメのおつゆくらいしかなかった、兵隊に行かはって、広い広い土地、土地が凍ってしまう冬、終戦・負けたのや言われて、うっとこの人とぱっと出おうたん、村へ帰ってきましたけど、六人家族やのに一人ももんてはらへん、吉林の街へ、昼も晩も肉食、病院に入れてくれはって、うっとこの人の最期、順番に埋めていかはんのや、息子の嫁になってくれ、とっととっとと帰してくれへんの、玄米がおいしかった
 淡海郷の二人           福田宗太・ゆく
 「田桂芝」という名前        上田綾子
 新婚の開拓村            木村ふじ
 満州の平原を夢見て        堀井辰雄
 行きは大勢、帰りは一人      今井和郎
 襲われた開拓村
          
加藤 実・古田四郎・大辻半四郎
 兵隊さん生きてるやないか     吉田正夫
 満州移民と滋賀県民
 南満州鉄道(満鉄)勤務      小谷彌
 朝鮮からの学徒出陣        福永恭三
 北京の女学校            西村仲子
 小指の遺骨             守田厚子
 解説「外地」とは
三百万人の帰還、「外地」というもうひとつの日本、「外地」の人々
 用語解説
愛国機献上、字(あざ)、鞍山製鉄所、慰問文・慰問袋、弥栄村・千振村、インチューホー(迎春花)、内原訓練所、エンピ(円匙)、応召、大津の高等裁縫学校(大津高等裁縫女学校、オンドル、学徒出陣、学徒動員、陰膳、家族招致、カンパン、関釜連絡船、カマス、神風・神国、蚊帳、厠、関東軍、関東大震災、カンラン、紀元二千六百年、機銃掃射、機雷、脚絆、玉音放送、玉砕、勤労学徒動員、近畿開拓団、空襲・空襲警報・警戒警報、国破れて山河あり、クーリー(苦力)、黒パン、軍国主義、軍事教練、軍需産業・軍需工場
あとがき
(敬称略)
編集にあたってより抜粋引用
『この冊子はインタビュー形式で口述された戦争体験を、読者に語りかけるかたちに文章化し編集したものです。中略 この冊子は、「語っていただいた方々の、現在の記憶と感情」を尊重することを編集の基本方針としています。その意味で、この冊子の内容は、「50余年の年月を経た記憶の記録」となっています。

*注意
1.
こちらは、
滋賀県庁総務部総務課のご協力により寄贈頂いたものの紹介です。
  滋賀県庁総務部総務課
  〒520−8577
  大津市京町四丁目1−1
  TEL077−528−3114
  

2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
通常の出版では無く、滋賀県民に配布する目的で発行されています。
非売品です。どうしても読んでみたい方は、上記の滋賀県庁総務部総務課にお問い合わせください。

3.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。


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