こちらは、地方公共団体の御協力を頂いて
収集した戦争体験記集の内容紹介です。
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石狩郷土シリーズ1
『石狩の空襲を語りつぐ』
石狩郷土研究会
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編集 |
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石狩町郷土研究会 空襲調査班 |
発行 |
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石狩町郷土研究会 |
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石狩町花川北4条2丁目150(発行当時) |
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山口福司方 |
発行日 |
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昭和62年2月28日 |
印刷 |
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北海道図書企画 |
価格 |
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実費頒価800円 (発行当時) |
117頁 |
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装丁・本文イラスト |
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佐藤信明 |
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目次 |
写真6葉
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海浜ホテル全景、昭和初期の本町(現漁組冷蔵庫前より役場方向をみる)、昭和初期の本町(能量寺前より役場方向をみる)、機銃の薬きょうと爆弾の破片、罹災者名簿・戦災記録簿、焼夷弾? |
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発刊によせて |
会長 |
山口福司 |
1 石狩空襲の概要 |
石橋孝夫 |
2 石狩空襲の体験を語る |
負傷者の応急処置を手伝って |
石狩町大字本町 |
相原ミキヱ |
今の子供たちに戦争体験をさせたく
ない |
石狩町花川北 |
菅原和彦 |
石狩の空襲を顧みて |
石狩町大字本町 |
塩原ヤス子 |
横町通り23件が全焼する |
石狩町大字横町 |
宮下定治 |
防空ごうのすぐ横に爆弾が破裂 |
石狩町大字親船町 |
三上かよ |
今なお戦禍の苦しみから逃れること
ができなくて |
石狩町大字親船町 |
其田モト |
弟の一家3名を直撃弾で失い |
石狩町大字親船町 |
高橋健太郎 |
役場も派出所も焼夷弾で火災に |
石狩町花川北 |
金田清次郎 |
燃えている役場から重要書類を搬出 |
石狩町大字弁天町 |
真田一郎 |
家の花壇に遺体の一部がとんできて |
石狩町大字新町 |
岸 キヨ |
消火作業のポンプ押しを応援して |
石狩町大字親船町 |
斉藤キミ |
死ぬときはこの家でと覚悟を固め |
石狩町大字弁天町 |
宮森ヒサ |
柏林で二晩野宿し |
石狩町花川北 |
有田キヨ |
我が家の燃えるのを防空ごうからじ
っと見続け |
石狩町花川北 |
川島タツ |
顔などに敵弾を受けて重傷 |
石狩町大字親船町 |
藤井 隆 |
白兎が焼死したのを悲しみ |
石狩町大字八幡町 |
浜岡順治 |
八幡神社もたいへん損傷をうける |
石狩町大字弁天町 |
花田知也 |
病死した夫の遺骨をだいて防空ご
うに |
石狩町花川北六条 |
吉田ミサオ |
祖父母をリヤカーに乗せて避難さ
せる |
石狩町大字親船町 |
神田廣治 |
石狩空襲を憶う |
札幌大谷第二幼稚園長 |
永田桃代 |
愛馬が機銃弾に射たれて |
石狩町大字花畔村 |
内海ヨシノ |
出産の間近い身重なからだで避
難して |
石狩町花川北 |
寺尾 猛
寺尾トキ |
石狩町の空襲を憶う |
札幌市北区太平 |
末沢義行
末沢ハナ |
焼夷弾を窓から外に投げ出す |
石狩町大字横町 |
宮下ミヨ |
いつまでも平和な石狩であってほ
しい |
石狩町大字弁天町 |
渡辺吉昭 |
白い搾乳牛が敵弾に倒れる |
石狩町大字花畔村 |
尾田重雄 |
内閣技術院試験工事と石狩町爆
撃の思い出 |
札幌市中央区南十五条 |
鍋谷鉄雄 |
石狩空襲(吉田武雄談) |
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前川道寛 |
3 戦災記録簿(昭和20年7月15日) |
一、災害の状況
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(一)災害発生の日時 (二)災害の原因及状況 (三)災害の区域 (四)災害戸数 (五)人畜の被害 |
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二、救助の状況
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(一)収容施設 (二)食品給与の状況 (三)被服寝具、其の他生活必需品貸給与 (四)医療及助産の状況 |
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4 罹災者名簿(昭和20年7月15日) |
住所、世帯主氏名、年令、家族数、死亡負傷、住宅、家財、備考を列記 |
編集を終えて |
昭和62年1月 |
石狩町郷土研究会空襲調査班 |
石狩町左岸市街の空襲罹災状況見取り図 |
石狩町右岸市街の空襲罹災状況見取り図 |
*注意
1.
こちらは、石狩市教育委員会文化財・博物館開設準備室様の御好意により冊子の全ページコピーをお送りいただきましたものの紹介です。大変お手数をお掛けしました。有難うございました
なお、こちらの情報及び本の御提供を頂いたのは平成13年7月になります。掲載まで約6ヶ月かかってしまいましたことを石狩市教育委員会文化財・博物館開設準備室様はじめ皆様方にお詫びいたします。
石狩市教育委員会 文化財・博物館開設準備室
〒061−3292
北海道石狩市花川北6条1丁目30番地2
TEL 0133−72−6123
FAX 0133−75−2276
2.
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
昭和20年7月14・15日の北海道大空襲時の石狩町民の空襲体験記録です。町内の石狩郷土研究会が後世に語りつぐ責任として事業を決定し、二年がかりの地道な熱意により多くの空襲体験者の方からの体験記を纏め発刊されたものです。昭和62年に実費800円で頒布されましたが、現在は残部はありません。大変貴重な冊子です。改めて御礼申し上げます。
3.
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。
戦争関連の自費出版、手記の情報を求めています。
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