『戦争と新居　町民の体験した太平洋戦争』

発行者 静岡県浜名郡新居町教育委員会 発行日 平成９年３月２０日発行 編集 新居町史研究会 頒布価格 １，０００円 ３７９頁 表紙カバー・扉絵 河合　健

目次
はじめに	新居町長	片山茂生
発刊によせて	新居町史研究会会長	金原戒雄
第一部　聞き取り
結婚式が初対面	新居	朝倉福三・朝倉貞代 （聞き取り　加藤洋子）
海兵団の１年２ヶ月　　 　 赴任、魚雷爆発、艦砲の直撃、Ｂ１７撃墜、終戦・解散	新居	安達定雄 （聞き取り　牧野　盾）
統制下の商売・アサリ中毒　　 　 商売、アサリ中毒	新居	飯田栄吉 （聞き書き　朝倉久子）
腹立たしい戦争 　 空襲下の千葉行き、艦砲射撃、戦時中の暮らし、いやな言葉、	中之郷	飯田　絹 （聞き書き　加藤洋子）
三度目の出征	新居	伊藤ふみ (聞き取り　牧野　盾)
結婚と戦争	新居	宇津山政枝 （聞き取り　中村照子）
戦時の暮らし 　 戦争へ行ったこと、アサリ中毒、東南海地震	新居	宇津山連次郎 （聞き取り　中村照子）
軍需工場	中之郷	大野千代江 （聞き取り　杉山房子）
歩行坂の砲台	新居	小笠原辰巳 （聞き取り　朝倉久子）
商品とともに疎開	新居	小笠原ふみ （聞き取り　朝倉久子）
戦時下の郵便局員	新居	尾崎良一 （聞き取り　牧野　茂）
監視哨勤務	中之郷	小原　栄 （聞き取り　石田　明）
兄の戦死と両親	中之郷	小原武晴 （聞き取り　牧野　盾）
神前結婚して満州へ	中之郷	小原　弘 （聞き取り　玉谷せつ子）
戦中の新居弁天で	新居	折原タツ （聞き取り　杉山房子）
戦争と船大工	新居	片山延次郎 （聞き取り　中村照子）
夫の召集と家族の暮らし	浜名	片山かね （聞き取り　堀川恵世）
記憶の中の戦争	新居	片山茂生 （聞き取り　牧野　盾）
戦時下の青春 　 女学生時代、愛国百人一首、女子青年団と勤労報国隊、三浦環の歌、終戦、戦争と青春、	浜名	金子房子 （聞き取り　加藤洋子）
二人の息子	浜名	加納むら （聞き取り　牧野　盾）
二度とやっちゃいかん	新居	小池すみゑ （聞き取り　中村照子）
泣くことも許されぬ時代 　 出征、戦時中の役場の職務分担、国民皆兵、兵事係、徴兵検査、入隊、赤紙を届ける、戦死公報、遺骨伝達、戦後の兵事係	新居	斉藤光夫 （聞き取り　加藤洋子）
連合国軍総司令部へ出頭	新居	柴田倉男 （聞き取り　加藤洋子）
夫の召集と復員	浜名	柴田とみ （聞き取り　堀川恵世）
満州から引き揚げ　　 　 引き揚げ、生活苦、	新居	菅沼康子 （聞き取り　杉山房子）
新居で体験した戦争 　 着物の袖をつめる、竹槍の訓練、艦砲射撃の恐怖、全町立ち退きの話、終戦を迎える、豊橋陸軍病院で面会、我が家の戦争	新居	杉浦萠枝 （聞き取り　杉山房子）
戦争の思い出	浜名	杉浦徳一 （聞き取り　堀川恵世）
戦中戦後のあれこれ 　 戦前・戦中のお産、買出し、疎開、もの不足、艦砲射撃	新居	鈴木きょう （聞き取り　加藤洋子）
敵潜水艦頭上で鰹釣り	浜名	鈴木　進 （聞き取り　石田　明）
少年と戦争	浜名	高橋敏夫 （聞き取り　堀川恵世）
ブインから復員	新居	田村貞三 （聞き取り　牧野　茂）
鰹船銃撃を見る	浜名	徳増次平 （聞き取り　堀川恵世）
ぼたもち	浜名	徳増なか （聞き取り　堀川恵世）
供出米	浜名	中島たきゑ （聞き取り　堀川恵世）
復員後のこと	新居	中野恒雄 （聞き取り　牧野　茂）
最後の言葉	新居	中村マツ （聞き取り　中村照子）
第二国民兵	浜名	中島茂吉 （聞き取り　堀川恵世）
進駐軍の船頭役	新居	西岡昭一 （聞き取り　石田明）
世の中は山と谷 　 泉町・俵町界隈、芝居小屋、お祭り、アサリ中毒事件、艦砲射撃、防空壕、東南海地震、食量のことなど、髪結いのこと	新居	西岡たき （聞き取り　加藤洋子）
海兵団の新兵	中之郷	袴田富夫 （聞き取り　石田明）
兄さんに会いたい	新居	袴田はる子 （聞き取り　後藤佳代子　石牧孝恵）
戦後の静銀新居支店	新居	疋田市郎 （聞き取り　加藤洋子）
戦争末期の幼稚園	新居	疋田きく （聞き取り　杉山房子）
乳飲み子を抱えて	浜名	疋田いづゑ （聞き取り　堀川恵世）
警防団の役員	浜名	疋田　保、疋田福重 （聞き取り　堀川恵世）
戦争も地震もまっぴら	内山	藤田　清 （聞き取り　児島美智子）
戦時下の町内	新居	藤原義治 （聞き取り　牧野　茂）
Ｂ２４の海兵団爆撃	浜名	堀川安一 （聞き取り　堀川恵世）
１９年２月の嫁入り	新居	水谷さか枝 （聞き取り　中村照子）
捕虜の移送	新居	山田吉野 （聞き取り　竹田千江子）
内地も戦争だった	新居	横山ゆき （聞き取り　中村照子）
戦争中の役場	新居	渡辺宗夫 （聞き取り　中村照子）
あんな戦争二度とするもんじゃない 　　（座談会形式） 　 防空壕を追い出されて、つらかった毎日、兵隊に部屋を貸す、戦後の食糧難		松本いと、加藤志ん、松井ため、河野かつ、飯田松代、近藤かよ、尾崎ます、疋田ま□、片山とみ、加藤なみ、疋田まさ、疋田トメ、太田みつ （聞き取り　中村美代子）
第二部　寄稿
子供の見た戦中戦後 　 戦時下の教育（Ｎ市）、学童疎開を逃れ新居町へ、買出し、水兵と遊ぶ、戦死者の霊？、分散授業、艦砲射撃、終戦の日、略奪、二部授業、進駐軍の学校視察、ララ物資、	新居	朝倉久子
戦争末期・中学校時代 　 学徒動員で日楽へ、敵機撃墜を目撃	新居	飯田　稔
戦争と日本舞踊	中之郷	岩見敏雄
五十年を顧みて	浜名	牛田　稔
豊川海軍工廠の思い出	浜名	兼子一郎
学徒動員	中之郷	菊地かね子
出征前後の日記	浜名	木下はな
監視哨で見た戦闘	浜名	斉藤兼保
１９年５月１８日	新居	斎藤吉次
母と妹が横浜空襲で犠牲	新居	斎藤智津子
兄の思い出	新居	柴田まさ子
戦争！！我が体験	新居	柴田政輝
戦中の銀行で	新居	清水美智子
戦争と郵便局 　 空襲警報発令、海兵団と郵便	中之郷	清水　実
戦時下の新居町駅 　 海兵団の設置、軍用列車との接触事故、東南海地震、第３鉄橋の爆破、死傷者の収容、艦砲射撃	豊橋市	白井清一
戦時下の日々 　 召集令状、勤労奉仕、防空壕、大地震、買出し、艦砲射撃、	新居	鈴置久子
地震のこと	新居	鈴木町子
老兵のつぶやき	新居	関谷正隆
艦砲射撃の体験	新居	田代幸枝
戦争は絶対反対	中之郷	田中よね
徴兵検査から入営まで	浜名	田村　勇
我が少年期	新居	野村　進
身近な戦争	新居	服部いく子
鎌田泰道師の偉業	内山	早川重治
大戦前後の食糧情勢	新居	原田正治
私の戦時体験 　 兄の戦死、アサリ中毒・弟の死、海兵団に養魚池などを収用される、徴兵検査、終戦	新居	疋田恭三
残された幸せ	新居	疋田新次
我々の青少年時代 　 子を思う親の執念、戦時下の青少年、	中之郷	疋田忠彦
戦後の思い出	新居	藤原寛侑
二度としてはならない戦争	静岡市	本多光子
私の戦中・戦後	新居	水谷　武
思い出のあれこれ	浜名	村田とし子
艦砲の直撃を受けて	中之郷	森　利宏
戦前・戦中の製糸工場	新居	守田健一
見聞きした戦争 　 面会、私の家、手旗信号、代用食、機銃掃射、艦砲射撃	新居	芳野はるよ
戦前・戦後の体験	浜名	和田教市
あとがき			牧野　盾

　

＊注意
１．
こちらは、静岡県浜名郡新居町教育委員会スポーツ文化課疋田様の御好意によりご寄贈頂きました冊子の紹介です。有難うございました
なお､こちらの情報及び本の御提供を頂いたのは平成１３年７月になります。掲載まで約５ヶ月かかってしまいましたことを新居町教育委員会スポーツ文化課疋田様はじめ皆様方にお詫びいたします。

　　　　静岡県浜名郡新居町教育委員会
　　　　　〒４３１−
　　　　　静岡県浜名郡新居町浜名５１９−１
　　　　　ＴＥＬ０５３−５９４−８１１７
　　　　　ＦＡＸ０５３−５９４−８１２０

２．
こちらのものは、私の資料として集めた物です。
平成７年に設立された新居町史研究会が、最初の仕事として、後世への継承と平和を祈る指標に役立ちたいとの思いから新居町民と戦争の関わりを記録したものです。
どうしても読んでみたい方は、上記の新居町教育委員会にお問い合わせください。残部があれば購入できます。もし残部が無ければ図書館にお問合せください。蔵書があるかもしれません。

３．
本の内容紹介で本の表紙を掲載しておりますが、これは私が皆様に情報提供する場合に、少しでも詳しく知っていただくために私の所蔵しております本の表紙から写しております。本来なら全ての発行者及び著者の方に許可を頂かなければいけないと思いますが、出来る限り本の詳しい情報をお伝えしたいという私の考えから現在のところ許可を頂かずに掲載をしております。但し、本の発行所・発行者・編集者・著者・印刷所・発行年月・ページ数・表紙題字揮毫者・イラスト作者等その本に関してわかる限りのデーターを掲載するように注意しております。本の表紙写真のみの掲載はしておりません。
もし、著作権等の問題で表紙写真の掲載は不可の作品がございましたら、ご連絡いただければ対応いたします。
自費出版及び地方公共団体発行の本のため、通常情報をなかなか得られない事が多いので、どんなものであるかを視覚的にもお伝えしたいと私は考えております。関係者様各位のご了解・ご協力をいただければ幸いです。

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