海外旅行 マカオ編 2017年07月
「現地係員がご案内する マカオセレクト マカオ4」 LOOK JTB
「思えば遠くへ来たもんだ。故郷離れて〇年目・・・。」海援隊の歌がありますが、思えば自分も古里離れ社会人20年目・・・。この歌がしみじみと感じる歳となってしまいました(落涙)。永年勤続ということで旅行券を会社から頂くことができました。いろいろ我慢してきた甲斐がありましたね(笑)。実際は会社が我慢してくれたのでしょうけど(苦笑)。 頂いた旅行券、ちょっと贅沢にするか、遠方にするか考え何処です。家族会議の結果、近場の安い旅行内容に決定。頂いた旅行券は飛行機のクラスを上げることに使いましょう。と、いうことで近場の世界遺産「マカオ」に決めました。 今回は「マイセレクト」ということで航空券とホテルの手配のみをお願いしました。観光や食事のオプションもありますが、行き当たりばったりで行ってみましょう。ガイド本でも1日で世界遺産周れるようなこと書いてますし・・・。
2017年07月26日 15:00
マカオ航空ラウンジ 会社のおかげのビジネスクラス。マカオ航空専用のラウンジは羽田空港にはないので、チャイナエアライの「ダイナスティーラウンジ」を利用することになりますが、場所がちょっとわかりにくいかも。また、ここからマカオ航空のボーディングブリッジまで少し遠いので時間に余裕をもって出発してください。
正直、用意されている食事類は、ぎりぎり合格点といった感じでした。タイミングが悪かったのか、食べ物があまり残っていませんでした。ただ、お客も少なく静かでした。ちなみにビールは生ビールです。
NX 861 飛行機内
ビジネス シート ビジネスは2・2席の6列。エコノミークラスの座席配列は3・3席のようです。この日のビジネス利用者は我々入れて5名でした。噂には聞いていましたが、ディスプレイはありませんでした。飛行時間を潰すアイテムが必要ですね。
ウェルカム・ドリンク 成田発のウエルカムドリンク。リンゴジュースとオレンジジュース。シャンパンではないようです(苦笑)。しかしながら、CAの方は常時こちらに注意してくれるので、飲み物は直ぐに用意してくれます。
機内食 ホキのフライXO醤ソース 「ホキ」って何だろう?淡泊な白身の魚と理解できるのだけど・・・。帰ってから調べたらタラに似た魚のようです。某お弁当屋さんでは白身魚のフライは「ホキ」のようです。普通にフライでした。「ホキ」の他は八割蕎麦と茶蕎麦、海苔巻きなどです。
機内食 牛肉の山椒餡かけ 帰国してからですが、GPSで確認すると、食事提供時間は奄美大島付近のようです。さて、甘辛い牛肉なのでビールのつまみには合うと思います。でも、機内食全般にビジネスということで、期待しすぎた感はあります(笑)。
香港上空 飛行機は降下態勢に入りました。窓の外を見ると高層ビル群、香港のようです。今回はマカオ単独の観光で香港に行き予定はありません。今後機会があったら訪れてみたいと思います。
マカオ空港 現地時間 19:10
マカオ空港 日本時間で20:10頃着陸。時差は1時間で現地時間は19:10。これから全て現地時間で記載します。マカオ空港は遠浅の湿地に建設されたようです。いずれこの湿地も埋め立てられて、滑走路やターミナルになるのでしょうかね。煙突は発電所でしょうか。
マカオ空港 ビジネスクラスは優先降機できますが、我々5人でマイクロバス1台とは何と贅沢な・・・。我々のバスが出発してから、他のお客さんが降りてきます。若干申し訳ない感じがしますが、今回は超特別ということで(苦笑)。無人の野を行くが如く空港内を突き進み、入国審査を経てタクシー乗り場まで約15分。今までの旅の中で当然最速。
飛行経路 ちなみに、今回の飛行経路です。
マカオの大きさ マカオ&香港のセットでツアーが組まれていることが多いようですが、両都市の面積はこんなに差があるのですね。そして意外に離れている・・・。地図で確認して初めて知りました。
ホテル・リスボア 現地時間 20:00頃
ホテル・リスボア 沢木耕太郎の名著「深夜特急」にも出てくるホテル・リスボア。かなり古いホテルとは知っていますが、記述通りのカジノかどうか体験したく、ここを選びました。また世界遺産はマカオ半島にしかないので、移動には便利でしょう。ちなみにタイパにある空港からマカオ半島にあるこのホテルまで約30分かかりました。
西口 玄関ホール 何か所か入口があるようですが、我々が宿泊したのはタワーウィング。そのため、西口から案内されました。黒と金の基調とした景観の中にある巨大なシャンデリア。ちょっと圧倒されました。天井は天使のモザイク画です。円形の外観が特長的なタワーはイーストウィングで、そちらのシャンデリアの方が有名かもしれません。レセプションは日本で言うところの2階です。
コレクションルーム? レセプション周辺にあるコレクション。翡翠と思われる石に施した彫刻や、巨木の根を利用した仏像などが展示しています。また、エレベーターホールの傍には種々の貴石で作られた印が展示しています。オーナーのコレクションでしょうかね。古いホテルとは聞いていましたが、十分に手入れされているようで、大理石床もピカピカでした。
ホテル内の噴水 24時間のカフェ「不夜天」の前にある噴水。写真奥がカジノになります。一昔前まで回遊魚と呼ばれる職業婦人が多数この辺りを巡回していたそうですが、今回の宿泊ではハッキリと分かる方にはほとんど見かけませんでした。当局の締め付けで激減と聞いていましたが、そのようです。極稀に凄い衣装の方が単独で闊歩していましたが・・・。
不夜天 24時間のカフェ「不夜天」。2回の朝食はここでとりました。約1000部屋あるこのホテルで、この座席数大丈夫か?と思ったのですが、それほど混みませんでした。毎回朝食時は戦場となるのですが、ここでは飲食忘れて博打でしょうか大陸系の皆さん(笑)。料理はそれほど品数が多いとは思いませんが、要点は抑えています。ただ、朝はぶっきらぼうの店員さんが多いのがマイナス点。
カジノ このホテル、増設に次ぐ増設で若干迷宮のようです。カジノはVIP用など数か所(数種類)あるようです。多少参加する気で入場したのですが、札束握りしめた大陸系の方々に圧倒されて、結局意欲を失ってしまいました。ちなみに一番多い卓はサイコロゲーム「大小」のようで、見ている限りでは最低掛け金が300香港ドルと思われます。沢木耕太郎さんの「深夜特急」の時代では数香港ドルと記載されていますが、結構値上がりしていますね。
それと、カジノ内は空調が効きすぎて大変寒いです。本当に上着一枚必要です。興奮を冷ますためでしょうか(笑)。カジノ内は撮影禁止なので画像はありません。m(_ _"m)。
客室 古いホテルですが、清掃面では手入れは十分です。ただ、宿泊中突然ライトが切れたのはご愛敬(苦笑)。ベットも適度な硬さで、ぐっすり寝れました。外の景色ですが、今回利用した部屋が比較的低層階で、かつイーストウイングの陰になりほとんど見えませんでした。
ミニバー ミニバー飲み放題とは太っ腹と思ったのですが、テーブルにお茶はあってもミニチュアボトルが無い・・・。冷蔵庫の缶がフリーということですね(苦笑)。コーラ・ジュースが4本、ビール(なぜかフィリピンのサンミゲル・・・)が1本。普段ジュース類は飲まないのですが、今回たくさん歩いて汗をかいたので、利用させていただきました。有難いサービスで、毎日補充されます。
ただし、空き缶は部屋に残しておかないと、料金を請求されるシステムだそうです。
アメニティ ちょっと古い旅行記ではアメニティが「エルメス」だったそうですが、リスボアオリジナルに変更されたようです。黒字に金でホテル外観を描いたゴージャス感あふれる品々(笑)。
客室 操作方法が面白いと名の知れたバスルーム。いろいろ機能が付いているようですが、十分な水量と温度があればいいので、特に挑戦はしませんでした。
さて、明日から世界遺産巡りです。基本歩いて30ヶ所を観光する予定ですが、世界遺産以外にも歴史的な場所を観光しようと思います。ただ、思った以上に暑いので体力持つでしょうか。