海外旅行 中国編 2009年12月
「万里の長城 初日の出鑑賞と世界遺産天壇公園 祈年殿 初詣の旅」 ANAハローツアー
本ツアーのメインである初日の出を万里の長城で見る。想像つきません。八達嶺の駐車場にはたくさんのバスが早朝から停まっていましたが、観光客の大部分は日本人でした。 また、天壇で初詣。この公園は当然中国人が多いです(笑)。その天壇でとある歴史上に縁のある方に合いました。
北京 『八達嶺 万里の長城』 2010年1月1日
このツアーの目的の一つ、長城からの初日の出を見るため『1月1日』早朝ホテルを出発しました。八達嶺は北京から車で移動ですが、中国の高速道路は無料の時間帯(深夜から早朝)があり、これにぶつかりました。年代物のトラックは坂を登れず大渋滞。日が出てしまうと結構焦りました。
八達嶺の入り口に対し、右側が女坂で左が男坂。徒歩で登る場合、足腰に自信がない方は女坂をお勧めします。写真は男坂を登っている途中です。非常に傾斜のきつい坂でしたが、この時は観光客が少なかったので、長城がよく見えました。
かなり登りましたが、初日の出は見えませんでした。実際には一年を通して日の出が見える日が2〜3日しかないそうです。北京市街の煤煙が滞留し常時靄っているそうです。強風で晴天の条件が重ならなければならないそうです。
30分くらい登りましたが、ごらんの通り男坂方面は人がいません。
モンゴル側壁面。
かなり明るくなってきました。女坂方面を撮影。
足元から冷えます。冬季は防寒対策を忘れずに。暗くてよく見えませんでしたが、女坂方面にはこんなに観光客がいました。
北京 『天壇』 2010年1月1日
祈年殿 皇帝が天に対し、五穀豊穣の祭祀を行った場所です。
ガイドブックの中には「祈念殿」と記載されているものもありますが、額には『祈年殿』。瑠璃色の瓦が空に映えて非常に綺麗でした。 ところで、天壇公園内で祈年殿に行く途中に資料室みたいな所に行きました。そのこでラストエンペラー愛新覚羅溥儀の親族(元皇族)にお会いしました。我々のために書や絵を書いてくれました。1枚1,2万位だそうです。世が世なら数百万だそうで、お買い上げされている方もいました。帰国後、鑑定団に出すのでしょう(笑)。
参拝にはルールがあって、何歩でどちらの足から上がるとか、通路のどちら側を歩くとかあるそうです。しかも男女が違うそうです。残念ですが、その作法は全く持って忘れてしまいました。
祈年殿内部です。 内部には玉座があり、装飾された柱にはそれぞれに意味があるそうです。天壇は祈年殿のほかに「皇穹宇」や「圜丘」などの史跡もありますが、今回は行けませんでした。ちなみに、地壇という史跡もあるそうです。 遺跡めぐりはこれで終わりです。その後、お土産屋さんや王府井に行きました。あまり良い記憶はありません。翌早朝吹雪の中、北京を出発しました。