海外旅行 カンボジア編 2007年12月
「世界遺産シリーズ アンコール遺跡とハロン湾 ハノイ・ホーチミン」 近畿日本ツーリスト
先にも記載しましたが、アンコールワットの朝焼けを見た後、午前中が周辺遺跡めぐりです(午後がアンコールワット)。12月末で気温はそれほど高いわけではありませんが、水分補給を忘れずに。
アンコール周辺遺跡 2007年12月24日
プラサット・クラバン ヒンドゥー教の三大主神の一つ、ヴィシュヌ神を祭る聖堂。大部分が煉瓦でできています。内部にガルーダに乗ったヴィシュヌ神のレリーフがあります。フランスが改修したらしいのですが、妙に綺麗な煉瓦があってちょっと違和感。
堂宇の内部です。ガルーダに乗っているヴィシュヌ神です。見えますか。ガルーダはインドネシアやタイの国章になっています。インドネシア・ガルーダ航空にも名前が使われています。漢字で迦楼羅。
スラスラン 人造湖。王の沐浴所と説明を受けました。残された石文には象を入れるなとあるそうですが、沐浴のための施設としては非常に大きいので、ほかにも用途があったのでしょう。
プレループ ここの石槽の中で死者を荼毘にし儀式を行ったことから、遺跡名をプレループと呼ぶようになったそうです。
登って見下ろしました。中央の石槽で荼毘にしたのかと妄想します。結構登ります。
プレループの頂上から見たアンコールワット。非常に見難いのですが、中央の堂宇がちょっとだけジャングルに頭を出しています(矢印参照)。
バンテアイ・スレイ フランスの大臣がデヴァター象を盗み出し注目された寺院。非常に小さい寺院ですが、非常に精巧な彫刻が施されています。ちなみに、アンコール遺跡の入場券にはここが描かれています。奥の3つの堂宇がそれです。
東洋のモナリザと呼ばれるデヴァター像や精巧な彫刻ですが、規制線ががあって近寄れませんでした。しかも望遠レンズを忘れてしまい・・・。まぁ、雰囲気はこんな感じです。
別の場所から。
ほぼ真横。
裏に回ってみました。かなり小さいです。壁に彫られた装飾は見事です。ちなみにこの寺院、全般に赤色砂岩がところどころ黒いのは焦げたから。焼き畑にしようとジャングルに火をつけたら焼け跡から出てきたという噂。
プノン・バケン 夕焼けのアンコールワットを見たプノン・バケン山の頂上にある寺院です。須弥山を模した鎮護国家のために造られたと伝えられています。頂上まではかなり歩きます。
アプサラ・ダンス 夕食をいただいたレストランでのショー。首や手、特に指先の動きが東南アジアを意識させます。