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2003 Agora diary
このページではAgora子ども美術工場のこどもたちの様子、周辺の自然、カメパオなどをレポートしていきます。
(渋垂)


PHOTO/
kamepao 南側の山桃に縄梯子を取り付ける。ここをこどもたちはトトロの森(あごらの森)と呼んでい
ます/030621




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- July 7 -




砂絵と木工作/03/07/24/(THU)/曇り



庭で砂絵をする。園芸店で仕入れた砂、薄い黄褐色した砂に透明な砂が少し混
ざったもの。薄水色のボンド液を筆に付け、ボードに描く。砂を振りかけ、余
分な砂を払うと砂の絵が出来る。この後、こどもたちは水彩絵の具で彩色し、
仕上げた。



板や木片をくぎを打って繋げる作りながらイメージが広がっていく。余分な板
は、鋸で切り落とし。思いの形にしていく。はじめての木工作。自分の必要な
長さにペンで記してから鋸で切り落とす。箱を作るようだ。今日は材料の切り
出し。次に組み立てです。最近、音に興味。いろんな音の出る楽器を作ってい
る。先週はボルトや、ナット、ワッシャーを使った楽器、今日はいたに釘を打
ち、輪ゴムの張り具合で音の変化を楽しんでいた。板にくぎを打ったり、輪ゴ
ムを張ったりしししたパチンコ。ビー玉をころがして遊んでいました。

幼虫はどこへ?/03/07/23/(WED)/雨



日曜日、マリータにいた幼虫の姿が見えない。どこに行ったのか?雨の中、マ
リータ周辺の草花を探してみたが見つけることが出来ませんでした。この幼虫
ですが図鑑によるとビロードスズメの幼虫のようです。
※野や庭の昆虫/小学館より

屋台が完成。車輪の切り出しは苦労していましたが、よくやりました。りっぱ
なミニ屋台です。キャンプのときの試運転がたのしみですね。

マリータの幼虫/2003/07/20/(SUN)/曇り



先週、ボロリング場の屋根をペンキで塗ったのですが、乾く前に雨が降り出し
雨模様になって、再度塗り直し。今日は、雨はだいじょうぶそう。 リコー
ダー風の竹笛の制作。音階がふけるよう穴を開け作る。音を出す構造も解った
ようで、笛作りを徐々にマスターしています。



パプアニューギニア生まれの植物マリータに大きな幼虫が2匹。どうも、ガの
幼虫らしい。ガの幼虫は図鑑にはあまり載っていない。何の幼虫かわからな
い。もしかして?ニューギニアのガか?しばらく観察してみます。

スプーン作り/07/19/(SAT)/晴れのち曇り



キャンプの食事に使うカレー用のスプーンをこどもたちは作っている。檜材を
糸鋸でスプーンの形に切り抜き、彫刻刀でスプーンの先を彫ったり、小刀で削
り形を整えていく。あと一週ぐらいこの作業をしてから紙ヤスリで仕上げて完
成。もうすこしですよ。



カメカメランドの新しい段ボールハウス。モグラトンネルを造ったこどもたち
が作り替え建設中。デザインはカメの形にと言っています。大きなカメに小さ
なカメが乗った形です。こどもたちは大きなカメの中。かめきち家族は小さな
カメの中のようです。キャンプ前で今日はカメカメランドの周りを大掃除。廃
材やゴミの片付けや補強をみんなでしました。なにせ、キャンプにはここで寝
るといっていますからね。

セミの羽化/2003/07/18/(FRI)/晴れ



アイリスの葉にニーニーゼミを見つける。まだ、羽の先がピンとしていない。
昨夜、羽化したのでしょう。しばらくして、見に行ったが、もうそこにはいな
かった。今年はじめて見る蝉でした。掛川のアゴラは先週くらいからヒグラシ
がカナカナと鳴き始めている。いよいよ夏本番です。

藍の絞り染め2/2003/07/17/(THU)/晴れ



白い綿布に輪ゴムで絞る。幼児にとってこの作業はなかなか大変。布をつま
み、輪ゴムを1回、2回3回とかけ、強く絞めていく。この絞め具合で白のぬ
け具合が変わる。苦労しながらも何とか絞り上げる。早速、絞った綿布を藍が
まで染める。今年の藍は、とても元気で染め上がりがとてもいい。鮮やかな藍
にくっきりと白い柄がぬけていた。

藍の絞り染め/2003/07/16/(WED/晴れ



こどもたちは綿布を輪ゴムや割り箸で締め、藍の絞り染めをしました。輪ゴム
や割り箸を取り除いていくと藍に染まった布から徐々に白くぬけた柄が見えて
くる。こどもたちは「やった!」とばかり喜んでいました。この布を使って何
を作るのかな?出来たら見せてください。

1,藍がまに3分浸す。2,藍がまから取り出し5分空気にさらす。この作業を
4〜5回行う。(色の濃さをみながら回数を決める)3,染まったら丁寧に水
洗いしながら輪ゴム、割り箸を取り外す。(綿布が白くぬけるまで黄色の灰汁
を取り除く。)4,綿布を干して出来上がり。

影絵劇の制作/2003/07/13/(SUN)/雨時々晴れ



日曜日コースのこどもたちが影絵劇の創作に取りくんでいる。彼らは今までに
二作の影絵劇を制作した。企画、台本作りから影絵人形の制作、照明、音響効
果など役割に別れて自主制作してきました。先週までは企画の段階で今回の影
絵劇をまとめてきました。今日からは台本の執筆、影絵人形の制作に入りまし
た。キャンプには間に合いそうもないが、予告編を上演する予定です。

梅雨空の毎日が続き、野外の活動がこのところできません。今日は、日が射し
た合間に、ボロリング場の屋根をペンキで塗りましました。

ゲンゴロウとカミキリムシ/2003/07/12/(SAT)/雨時々晴れ




今、こどもたちは田んぼの水中生物採集を盛んにしています。オタマジャクシ
からはじまって、アメンボウ、ミズカマキリ、ゲンゴロウ、ガムシ、ホウネン
エビ、などたくさんの生き物に夢中です。

今日のこどもたちは、石膏板のレリーフ、キャンプ用スプーンの彫り、ボード
紙に砂絵、小さな家の軸組、虫小屋作りをした。

午後、庭のススキにゴマダラカミキリが飛来。りっぱな触覚にツヤのある羽
根。しばらくして、カメパオの上を超え柿林の方に飛んでいった。

藍の花/2003/07/11/(FRI)/晴れ



ひさしぶりの青空が広がり気持ちのいい日です。部屋の窓も全開し風が部屋を
通り抜けます。玄関脇に座って冷たい物でも飲めば最高。風通しのいい、この
場所が夏のアゴラの特等席です。

桐田さんから今年も藍がまをいただきました。ありがとうございます。みんな
で来週には綿布を藍染めしましょう。楽しみにしていてください。藍が来るの
を待っていたたこどもたち。藍は生きているから、、面倒みてね。今、藍はと
ても元気で、大きな藍の花を咲かせてます。元気な藍で染め上げた綿布をラン
チョンマット?、小袋?何にするかな?

kamepaoの周りに生い茂ったミントは、花のつぼみをいっぱい付けていた。陽
射しをうけて開花はもうすぐ。草花だけでなくトンボも、モンシロチョウも、
黒アゲハも、蜂も、わたしも、みんな気持ちよさそうに飛んでいた。

シルエット/2003/07/10/(THU)/曇りのち雨



恐竜、ロボット、女の子の影絵を演じるこどもたち。演じる子どもたちのシル
エットがユーモラスですね。こどもたちは、キャンプで製作するスリットドラ
ム、笛、ムビラの音に合わせ、即興のセリフが次々に飛び出し、影絵の寸劇を
演じた。

ハイビスカス/2003/07/09/(WED)/曇りのち小雨



透き通った薄ピンク色の花びらがやわらかなハイビスカス。スクリーンに映る
赤い二星テントウのシルエット。段ボールハウスに懐中電灯のあかり。レモン
イエローのベゴニア。いい気分ですね。

こどもたちは、夏のお楽しみ、影絵を製作。虫眼鏡とテントウムシ。羽の動く
クワガタ。身体が動くトリケラトプス 、ネコと足跡、、、いろんな仕掛けの
影絵ができた。演じ方、ストーリーを作って夏の間楽しみます。キャンプ用の
スプーン製作は、ナイフの使い方も少しづつなれ、スプーンらしくなってきま
した。もう少しだね。

朝の霧 /2003/07/08/(TUE)/霧



今日は、明け方から蒸し暑い。霧がたちこめ、信号機の赤ランプがぼーっと見
える。ただ畑の百合だけがやけに白く浮きだっていた。

ひさしぶりのUPです。まず近況報告から。/2003/07/07/(MON)/雨のち曇り




ひさしぶりの書き込みになります。しばらくHPをお休みしている間もアゴラ
のこどもたちの活動は活発で部屋の中も庭もだいぶ変化しました。まずはその
報告から。室内ではモグラトンネルがなくなりその場所に現在カメハウスを段
ボール箱を積み重ね、カメの形の建物を建設。中は3つの部屋に仕切られてい
る。この建物の上にかめきちの家(子ガメハウス)が乗る。現在建設中。牛乳
パックの家、秘密基地は現在継続。秘密基地は5つの部屋ができ、照明(懐中
電灯、イルミネーション)が付き進化している。最近はここがアゴラホテルと
名付けて水曜日のこどもたちは遊んでいる。利用するためには手製の1000
円券(自分で作ればいい)が必要。受付の箱に入れてはいる。このホテルの南
側(廊下)には細長い段ボール箱の家も出来た。キャンプにはここで寝ると
行っていますが暑いだろうな〜、、。庭はボロリング場(こどもたちがボーリ
ングを捩って付けた名前)ができ空き缶をテニスボールでたおし遊んでいま
す。3年生の女の子が、カメパオ南側の山桃に縄ばしごを掛ける計画をし、そ
の縄ばしごを完成。山桃の木に縄ばしごを設置しました。山桃の木からの眺め
はなかなかです。木に登ると甘酸っぱい香がします。山桃の木の根元まではツ
ツジのトンネルを通って行き、トトロに出てくるメイちゃんが見つけたトンネ
ルみたいですよ。今は少しピークは過ぎましたがことしは実をいっぱい付けま
した。そこで山桃ジャムにしてみました。甘酸っぱく美味しい鮮やかな赤い
ジャムが出来ました。ただ種が大きく食べづらいのですが、梅干しのように
しゃぶってもいけます。SL型の建物は塗装し、出入り口にススキの簾をさげて
完成。カメパオは、周りのミントが生い茂って、近くを通って触れるとミント
の香がします。破損個所はそのままですが色のはげた箇所の塗装をしました。
葉っぱの窓は徐々に窓の機能を失い6月末の豪雨で最後の葉っぱが落ちてしま
いました。今回は手を付けずに起きましたが、補修しながら設置すれば3ヶ月
程度は十分機能すると思われます。こどもたちの要望でカメパオとアゴラの室
内を結ぶネットの通路(カメパオの首)が復活しました。他、小さな家の塗装
補修をしました。まだ庭には家の設置、通路の開口部、カメパオ屋外の梯子な
どの計画がありアゴラ周辺は変化していきます。

7月に入って、こどもたちは夏のキャンプ(8月2〜4日)に向け、木のス
プーンづくり、楽焼きの皿の成形、楽器や椅子作りの準備、影絵の製作をはじ
めました。今年の楽器作りはパンパイプ風の竹笛、ムビラ、スリットドラムを
作ります。さあどんな音がでるか楽しみですね。





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